ひよきちわーるど

え・・・たまには、こう、何と申しましょうか

敬虔な気持ちで懺悔することも大切なことではないかと思い至りまして
ここにつらつらと書かせていただくわけでございます。




ごめんなさい。

デパ地下で和菓子のコーナーに行き
ウインドゥの上に置かれてあった和菓子の見本に触りましたところ、
見本と思っていたものが実は本物で、指にいっぱいあんこが付いてしまって
ちょっと狼狽したことがありました。





お正月にこれまたデパ地下に行きましたところ
「おどるサンタ」よろしく「おどる獅子舞」がウインドゥにありましてね。

その獅子舞がカタカタと口を開けて動くものですから
その、つい、出来心で、そのカタカタと鳴る口の中に自分の指を入れてしまったわけなのです。
そしたら思いの外痛く、そしてまたいつまでも私の指を噛んで離してくれなかったので
これまたかなり狼狽してしまいました。





忘れもしません、今から２９年も昔のこと　お正月に寺院に参りましたその帰り道、
遙か上空を数羽の鳥が飛んでおりましてね。
当時７歳だったちいさな妹が「お姉ちゃん、あの鳥は何て言うの？」と訊いてくるのです。

そんな、私自身、鳥の名前など知りませんからちょっと困ってしまったのですね。
で、当時クラスで流行っておりました「しらけ鳥」の歌が頭の中をぐるぐると駆けめぐりまして
とっさに「あれはね、しらけ鳥だよ。」と妹に教えてしまったわけです。

妹よ、ごめんなさい。
貴女は、自分の姉が教えてくれた「しらけ鳥」なるものが本当に存在すると
随分長い間信じていたのだよね。






幼い頃、冷蔵庫に入っていた妹の炭酸飲料を間違って飲んでしまい
妹に随分泣かれたことがありましてね。
罪悪感にさいなまれた私は「お姉ちゃんが作ってあげる！」と豪語してしまったわけです。

台所に行き　私が手にしたものはまず、お砂糖。そしてお水（まあ妥当な線でしょう）。
あの炭酸の「ピリッ」とした感じは　おそらく「お塩」だろうと判断し
そしてまた「シュワシュワ感」はおそらく「胡椒」だろう、との怖ろしい判断のもと作業開始。

お水の中にお砂糖やお塩、果てには胡椒も入れてかき混ぜるのですが
炭酸飲料など出来上がるはずもなく。

母が買い物から帰ってきたとき、台所はお砂糖やお塩が散乱し
妹はえんえん泣き、私はお水を見つめて何やらぶつぶつ怒っていたそうで（笑）。

母上。台所を散らかしてごめんなさい。
そして妹よ。こんな姉を許してください。







１１歳の頃　学校から帰ってきたとき
近所のお友達が「○○ちゃん、あそぼ～！」と迎えに来てくれましてね。
私、「お友達を待たせちゃ悪いな。」と律儀にも思ったわけなんです。

で、何をしたか。

玄関にまわるのももどかしく、
「おお！そうだ！玄関に回らずにこのままベランダから一気に飛び出そう！」と思いつきまして
何てナイスな思いつきだろうとますます機嫌を良くし
（よし、今度からいつもベランダから飛び降りよう！）と１階のベランダから勢いよくジャンプ！！

・・・そうなんです。
１１歳だというのに、当時の私は体重が２８キロしかなく
身体そのものが非常に軽かったわけですね。
ですからいろんな所から飛び降りましても大丈夫だったのです。



ベランダから一気に飛び降りたのはよかったのですが
ベランダ上方に設置してあった太い竹の棒にて額をしたたかに打ち付け　そのまま地面に不時着。

一緒に遊ぼうと待っていてくれたお友達が冷蔵庫の中の氷で冷やしてくれ
私の母が帰宅するまでずっと一緒にいてくれました。



お友達に。
あの時は本当にありがとう。
そばにいてくれて本当に嬉しかった。

３０年近く経ったというのに　今でも「ベランダ」とか「竹の棒」とか禁句なんですよね～(^^;)
お互い吹き出して大笑いしてしまうのです。






２０歳の頃　ケーキ屋さんでバイトしていて
プラスチックの見本を売り飛ばしてごめんなさい。

確かどら焼き１０個入りでしたか？
見本を丁寧に包装してリボンなんかかけちゃって売ってしまいました。

・・・数時間後、私がどんな目にあったか言わない方が宜しいでしょう。
ごめんなさい。私が悪うございました。






もう宜しいですかね。
懺悔の時間が長くなればなるほど自己嫌悪に陥ってしまいますのでね。

え・・・ついでに、と言ってはなんですが。





お互いさま

隠された魅力

タイプ１　タイプ２

そっとしといてください。