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ひよきちわーるど

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2007.01.21
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カテゴリ:お料理



家族に美味しいお野菜を、と思い
先日もまた香寺にまで車を走らせました。

やはり2時間ほどかかるわけですけれども
それでも、家族の笑顔を見るのが楽しみで頑張って行っております♪

香寺のお店の方も私の顔を覚えて下さって
お店に参りますと「いらっしゃい」と声をかけて下さり
今日のおすすめのお野菜を教えてくださいます。



いつも1週間分のお野菜をまとめ買いするのですね。
ですので、もの凄い量になるわけです(笑)。

今のこの季節ではやはり白菜。そしてお葱。
大根、蕪、そして菜の花。
車にたくさん積んで帰途につきます。


帰り際 本当ならばいろいろな場所に寄り道してみたいのですけれども
(田圃の畦道にちらほらと春の花が咲き始めているのです。)
そして少し遠回りなどして山道をドライブしてみたいのですが

小学校に通っている娘の帰宅時間に間に合わないと大変ですし
田圃の畦道、山の麓の山茶花の林・・・など行きたいところは多くございますが
我慢して家へと急ぎます。





・・・私自身、添加物を受け入れられない体質ですので
素材には殊の外、気を遣います。
夫のように「自分の胃は鉄で出来ている!」と豪語してみたいものです(*^_^*)


白菜、大根、蕪の葉を刻み 
チキンスープで長時間コトコト煮ます。

お野菜も地元でとれたものですし、そしてまたチキンスープも自家製。
他には何の味付けも致しません。

素材がきちんとしてさえいれば
殊更手を加えずとも、美味しいお料理になってくれる(と思う)のです。

ブロッコリーも菜の花もさっと茹でそのままお皿に。
娘が「美味しい、美味しい」と言いながら
大きなお皿に山盛りになったブロッコリーをどんどん平らげていきます。




子どもってね、大人以上に敏感だと思うのですね。

無農薬のお米にかえました途端
「このご飯、お餅みたい!美味しい!」と叫ぶのです(笑)。

スーパーで買ってきたトマトを食卓に並べますと
口のまわりを赤くしながら「何やひりひりするで。」と怒っています。

お味噌をかえますと「お母さん、お味噌かえたやろ?」と実に鋭い。




家族のことを考えましたら
私自身が添加物を受け入れられない体質でよかったと思うのです。
確かに自分自身は不便です。食べたいものも食べられないのですから。

最初はね、添加物を摂ることで引き起こされるあの消化不良の苦しみを避けたいという必死の思いから
素材選びに慎重になっていたのですけれども
・・・やがて 素材をきちんと選ぶからこそお料理も美味しくなっていくということに気付いたのですね。

美味しいと言いましても こちら側のお料理の腕が上手だというわけでは決してなく(笑)
ましてや手が込んでいるわけでもありません。
ただ、素材の本来の味を引きだすことに専念しているだけです。




娘も今は家庭の味に囲まれているわけですが
やがてお友達と一緒にお食事に行く年齢となるでしょう。
成長して独り暮らしを始めましたらなおのこと、家庭の味からは遠ざかってしまいます。

彼女自身、「味」という点で、途中いろいろな寄り道をするでしょうけれど
最終的にはこの家庭の味に戻ってきてほしいと願います。




私にお料理の基本を教えてくれましたのは 今は亡き祖母です。
「手を抜いてはいけない」が口癖でした。

祖母が愛用していましたお茶碗とお湯飲みは
今、我が家の食器棚の一番奥にあります。

何だかね、今でもこの台所に祖母が立っていて
お料理をする私を見守ってくれているように思うのです。








・・・最後に敬愛してやまない辰巳芳子さんのお言葉を。



「何を食べたらいいかわからない、
 食べ物を選ぶことのできない人になっては、決していけません。

 人生には瞬間的な決断を必要とするときが多々あります。
 的確に自分が欲するものを食べられる人であれば、そのようなとき
 概念的にではなく、体験の集積として的確な判断が出来るはずです。

 生きていくときのひらめきを備えることにつながると思うからです。」



















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Last updated  2015.08.03 15:56:36
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