ひよきちわーるど

先日義父母から電話がありまして
「今夜１０時から辰巳芳子さんの番組がありますよ」と。

正直、驚いてしまいました。
私が辰巳さんのことを敬愛しておりますこと、義父母にはまだ話していなかったのですね。
しかし、義父母は「○○さんなら　辰巳さんのこときっと好きだと思う」と
わざわざ電話をして教えてくれたのでした。

普段テレビをほとんど観ませんので　私自身、新聞のテレビ欄も確認致しません。
ですのでこの時、義父母に教えて頂きましたのはまことに有り難いことでした。
早速義父母にお礼を申しまして　その日の夜の辰巳さんの番組を拝見致しました。

　

そして今月誕生日を迎える私に、と義父母からの贈り物が。
辰巳さんの「あなたのために」という本でした。

実は私、この本を購入したくて
書店に参りましては今日買おうか、明日買おうかと迷っていたのでした（笑）。

義父母とはあらゆる面で価値観が一致しておりまして
今までも様々なことを教えて頂いて参りました。
そしてこれからも人生の大先輩として、
今まで以上に多くのことを吸収させて頂きたいと思っております。






現在、幾分体調は戻って参りましたものの完全ではなく
外出や家事の合間に横になり体調を整えております。

当然のことながら食欲もあまりなく、こんな時に添加物のたくさん入ったものを口にしますと
たちどころに消化不良を起こしてしまうわけです。

消化不良と申しましても「ちょっと胃の調子が悪いな」というものではなく
全身汗びっしょりになって血圧も下がり猛烈な腹痛に襲われます。

その時間、実に４時間余り。
「いっそ気を失った方が楽だ」と何度も思います。

私がそのような状態に陥りますと夫も心得たもので
毛布を身体に掛け、手足や頬をさすり体熱が逃げないようにしてくれるのです。







季節の変わり目には（少し時間はかかりますが）香寺にまで足を運びまして
地元のお野菜をたくさん買って参ります。
１週間分のお野菜ですので、ものすごい量になるわけですね（笑）。

レジを済ませましてお店の方としばしお話を致します。
その時にお野菜に関する多くのことを教えていただきます。



そして向かう場所がもうひとつ。市内にあります安全な食材を扱うお店です。
このお店は義母より教えて頂きました。
その食材のお味を体験しましたらもう、よそのお店には行けなくなってしまいます（笑）。

こ、ここでその食材について書いても良いだろうか・・・と思ったのですが
考えてみましたら　おすすめするのですから書いても良いのですよね♪

今回はお豆腐について。
何しろお豆腐が甘い。大豆の柔らかな甘さがそのまま出ています。
我が家でこのお豆腐が食卓にのぼりますと争奪戦が始まります。


ここに製造元を書いてみましょうか。

（株）おとうふ工房いしかわ　愛知県高浜市豊田町１丁目２０４－２１

http://www.otoufu.co.jp/

特に「究極のきぬ」というお豆腐が美味です。
ホームページを拝見しましたら通販も可能だそうでかなりおすすめです(*^_^*)





体調の思わしくないときというのは、実はあるチャンスでもあるのです。
食欲がないときだけに、本来ならば余り食べ物のことは考えたくないのだけれど
そんな時に敢えて「今、自分は何が食べたいか？」を考えるわけですね。

本来　人の身体というものは常に「良くなろう」としているわけでして
体調の悪いときにはなおのこと、
健全なる身体を目指し全身の細胞が頑張っている時だと思うのです。
そんな時に自分の身体がほしがるもの。それこそが身体にとって最良のものだと思うのですね。

・・・床の中で考えてみました。
「今、ひよきちが食べたいもの」







せり。

そう、何の脈絡もなく「せり」。
何と言っても「せり」。



いえ、頭ではね「もっと他にあるだろう！」と思うのです。
しかし、身体からの応答は「せり」なのです（笑）。

で、体調も整わないまま香寺に車を走らせるわけですね。
そこでたくさんのせりを買いましてその日のうちにさっと調理。
大皿にたくさんのせりを盛りつけましてぱくぱく♪


冬から春へと移り変わる時期、自然界でも大きな変化が訪れるわけではありますが
私たち人間の体内におきましても　
リズムを司る神経が副交感優位から交感優位へと変化するわけです。
その変化を滞りなく行うために
もしかしましたら　季節の旬のものを身体が求めているのかもしれません。






義母から教えて頂きましたそのお店にて　
先日「玄米」「梅干し」「昆布」とを購入して参りました。
そう、辰巳さんのご著作「あなたのために」に掲載されています玄米スープを作るためです。

おそらくは試行錯誤の連続となることでしょう。
失敗も数多くあることと思います。

最も不安な点は
「辰巳さんの求めておられるスープにほんの少しでも近づけるのかどうか」ということ。
何しろ辰巳さんのお作りになるスープのお味を私自身が知らないのですから
おそらくは何度作りましても「本当にこれでよいのだろうか」と不安の連続だと思うのです。

確かに辰巳さんのスープ教室に通うという選択肢もございます。
しかし、教室は神奈川県鎌倉。ここからは余りに遠い。
いえ、今では全国から生徒さんが通っておられるのですから
「遠い」などということは理由にはならないでしょう。
問題はその「順番待ち」なのです。
何年も待たなければその教室に通うことはできないと伺った記憶がございます。





おそらくは今日か明日、初めてのスープ作りに挑戦です。

手を抜かず、愛情込めて。

そして
この本を贈って下さった義父母に感謝しつつ。