ひよきちわーるど

・・・こんな夜更けに起きています。

今夜は徒然なるままに書き綴りたいと思います。
心に浮かぶことを少しずつ。




先程ベランダに出ていましたとき　時鳥の声を耳に致しました。
今年初めての声です。

早速友人に、スカイプにて知らせました。

時鳥の声は佳いですね。
実家の母は「弟、恋しや」と聞こえるそうです。





今日はお茶のお稽古でした。
あまりの暑さに身体が参ってしまい
とても着物を着ることなどできませず、洋服で。

熱も少し出ておりましたので
お点前の途中で手順がわからなくなることも多々。


・・・お茶を点てていますときに
ふと　昨年夏のお茶会のことを思い出しました。

あの時、私が点てたお茶を
「美味しい」と言って微笑んで下さった方。

その方は同じ短歌の会に所属しておられ、
「貴女の歌を見るのが楽しみなのよ。」と
未熟な私を励まして下さいました。


・・・その方も　昨年の秋、突然お亡くなりに。

その方のためにお茶を点てましたことも
そしてそのお茶を「美味しい」と言ってくださったことも
生涯にただ一度きりのこととなってしまいました。






先日、自分が幼い頃を過ごした家が取り壊される夢を見ましたが
そのことが正夢に。

まだ全て取り壊されたわけではないとのことでしたが
・・・これで、本当に　私の帰るべきところが失くなりました。

父の作ったベランダも
まだ幼かった私の落書きも　何もかも。






今日、白い花を買ってきまして　花壇に。
金木犀の枝を剪定したり　花がらを摘んだり
そして　ホースを使ってお水をたっぷりと。

瑞々しい草花を見ておりますうちに
ようやく　私の心も柔らかに。






仕事は順調です。
今、定期テストの最中ではありますが
子ども達、今回はどのくらい伸びていることでしょう。

教育という仕事は　まことにやりがいのあるものだと実感致します。

過去において一度でも教育の現場に立った者は
再び、子ども達のそばに帰ってくる・・・そんなふうに思います。


教育の場を離れて早くも１８年。
そんな私が現在、再び仕事に就こうとしましたときに
真っ先に心に浮かべましたのが教育関連の仕事でした。

可愛い子ども達のそばに　もう一度、いたくなったのです。





「染司よしおか」の紫根染めの古袱紗。

他にも多くの作品が店内にならんでおりましたが
どうしても　自分の眼で紫根染めを確かめたかったのです。

まことに深い、そして決して自己主張などしない色。
・・・その美しさに　圧倒されました。



お店の方が紫根染めについて　
詳しく、長い時間をかけてお話してくださいました。

まことに貴重なお話を伺うことができ
感謝の気持ちでいっぱいになりました。


これからは、京都に参りますたびに
必ずこのお店に伺おうと思っております。