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ひよきちわーるど

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2008.11.03
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カテゴリ:生きていくこと

今日は炉開きでしたので
午前中からずっと、お茶の先生のお宅に伺っておりました。

このところ体力もかなり落ちてきていますので
長時間、袷の着物姿でいるのは・・さすがに辛いものが。

夏の間は絽や紗のお着物で通していまして
その軽い感覚に身体が慣れていたものでしょう、
10月の声を聞き、袷の季節になりましてからは
身に纏う着物がかなり重たく、苦しく感じられます。

それでも、深まりゆく秋の風情を楽しみたくて
今日は深紫の地色に金の菊の帯に致しました。



本日の炉開きには娘も連れて行きまして
(確かに長時間のお茶事ではあったのですが)
何事も経験・・・という点から考えますと
やはり娘を伴ってよかったと思います。

娘も、初めて頂く濃茶に驚き(笑)、席入りなどの作法に戸惑いながらも
一生懸命にお茶事に取り組んでいました。







・・・今日11月3日は、私にとりましてまさに原点の日であります。
35年前の今日午後4時55分、自宅近くの道路で交通事故に遭い
九死に一生を得た日でもあります。

事故現場を検分した警察の方は
「可哀想に、この事故の被害者は即死だったろうな」とお思いになったそうで
そういう中で何とか命拾いをし、42歳の今、夫や娘とともに幸せに
生きていられることに対し・・心から感謝したいと思うのです。


数年前までは、すぐに体調を崩し床につく日の多い自分を責めておりましたが
とにかく今は、42歳という年齢まで生きてこられたことに対し
素直に感謝したいと思います。

・・・なるほど、上を見ればきりはありません。
私と同年代の女性で毎日アクティブに生き、体力も十二分に備えており
病気知らずの方もたくさんいらっしゃることと思うのです。

そして立派に子どもを育て上げ、家庭の中を見事に切り盛りし
もちろん仕事もバリバリこなし・・・・

・・・そういう女性に憧れないのか?と問われれば
それこそ「憧れるに決まっているではないですか!」と
「何をそんな、当然のことをわざわざ訊いてくるのだ!」と
うーん、(ちょっと怒りながら)答えるのかも知れません。





でも、このところ、少しずつではありますが
自分の考えも変わってきているのですね。

もちろん、もっと丈夫になりたいとか
もっと活動的になりたいとか、そんな理想をもつことも大切だと思うのです。

けれどその前に
これまで生きてこられたことに対する感謝の気持ちを持とう、と。




・・・生きられて当たり前、ではないのですから。













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Last updated  2015.03.23 10:27:17
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