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カテゴリ:my friend
現在、2階の大掃除をしており そんな中、大学時代の思い出の詰まる箱を見つけてしまった。 中からは寄せ書き、当時の日記、友人からのお手紙 そのほか、20年以上昔の懐かしい思い出たち。 ・・・・在学当時、私は、我が校を志望する全国の受験生の お世話係をしていた。 担当地域は富山、福井、そして石川。 時にはアルバイトで得た資金を握りしめその3県に赴き ひとりひとりの受験生の近況、悩み事を聴いてもいた。 お世話係をしていた期間は3年ほどであったけれど ある年の秋、大学祭で受験生に配布する新聞の編集責任者となり 何の経験もない私は、不安にかられてしまった。 ・・・多くの方に原稿をお願いし できあがった原稿を大学側に提示するもあえなく却下。 もう少し内容を練り直すように、とのことであり 一体何度、原稿を練り直しては事務局に持ち込んだことだろう。 そんな中、ともすれば弱気になってしまう私を勇気づけてくれたのが 鎌倉在住の友人であった。 2005年2月の日記にも書いているとおりである。 友人は柔らかな笑顔で「大丈夫だよ」と励ましてくれた。 友人の笑顔を目にするたび私は安心し 再び、原稿に取りかかることができたのだった。 20年以上経った今でも 私は その人の笑顔を忘れられないでいる。 ・・・今の自身の体調ではおそらく不可能なことではあるけれど もしも、いつか 鎌倉の地を散策することが出来るのなら その人とともに・・・と願っている。 ここまで書いて、ふと、 この年になってもその人に甘えてしまっている自分に気づく(笑)。 そう、おそらくはこの20年以上 友人は、私の心の支えだったのだと思う。 何かで行き詰まったとき、ああ、もう駄目だなと思う時 友人は遠い思い出の中から逢いに来てくれる。 そのまなざしも 言葉の響きも あの頃のままである。 ・・・・外出したとしても(血圧の関係で)短時間のものとなり 思うように動けない今の状況では無理なのだろうけれど でも、いつか 古都を散策することが出来るのであれば 迷わず友人に連絡を取り たとえ短時間であっても 友人に逢いに行くだろう。 そして、大学時代に励ましてもらったこと 今もずっと支えてくださっていることに対する感謝の気持ちを 自分の言葉で友人に伝えられたら・・・と願っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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