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ひよきちわーるど

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2010.05.03
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カテゴリ:徒然に
先日4月29日、寺社にて春のお茶会が開かれ
私はその裏方としてお手伝いに上がりました。

その時に起きた出来事、感じたこと、
その他さまざまなことどもを書き綴って参りたいと思います。


何百人という多くの方々がお見えになるお茶会のお手伝いに上がりましたことは
このたびが初めてだったわけではありますが

朝7時より夕刻の5時過ぎまで奥に詰めておりまして
いろいろな方とお知り合いになれましたし
また、実際に自分がお手伝いに上がらぬことには知り得なかったこともあり
まことに有意義な1日ではありました。



・・・ただ、お茶の世界というものは精進の世界であるはずなのに
このたび、このお茶会を運営し取り仕切っていた○○会の
その会長の言動には・・・・・首をかしげざるをえませんでした。

お茶会の裏方では・・・上の立場にある人が目下の人々を怒鳴りつけたり
凄い勢いで押しのけたり、扇子でたたいたり・・。

初心者である私には信じ難いことばかりでして
これが「和敬清寂」を掲げるお茶の姿なのか・・?と。

裏では弟子を怒鳴りつけ罵っているにもかかわらず
ひとたび、お客様のいらっしゃる大広間に出ると
大層にこやかなお顔で「ようこそおいで下さいました」と。



お昼時にも「手の空いた人からさっさとお弁当を食べなさい」と言われ
ぐずぐずしていてはいけないと、私も同じ社中の先輩方も
手の空いた時を見計らってお弁当をいただいたのだけれど

お弁当をいただいているときにも 何やかやと言われ
(いや、正確に言うとたっぷりと嫌みを言われ(^_^;))

私の隣に座っていらした方など
「なんであんたが弁当食べよんねん」などと言われ
その方は真っ赤な顔をして 自分の仕事の場所に戻られました。

当然のことながら 周りの私どももお弁当をゆっくりといただくわけにはいきませんから
食べかけのお弁当をそのままに 急いで蓋を閉める始末。



・・・私、その方のことが気になって
何度も「大丈夫ですか?」とお声がけをしたのだけれど
(だってほとんど召し上がっておられず こんなハードな1日では倒れてしまう)

もしも、自分のバッグの中にお菓子や飴ちゃんをしのばせていたなら
その方に「せめてこれだけでも・・・」とお渡しできたのに・・・。




なんだか、納得できないことばかりが心に残り
お茶の世界って一体何なのだろう・・・と思いました。

大広間に飾られていた棚も お茶碗も お釜も
それがどんなに由緒正しいものであったとしましても
・・・どんなに色褪せて見えたことか。




娘も数年後には、このお茶会のお手伝いに上がることでしょう。

その前に、私が先に(少しでも)経験し
さまざまなことを見聞きしておいてよかったと思いました。

親子ともども、何も知らずに飛び込んだのでは
娘がどんなに心細い思いをしたことでしょう。




・・・・なんだか、お茶会が終わりましてから数日しか経っておりませんため
未だ、心の中は鎮まってはおりません。


周りのことに翻弄されず 染まらず
自分の足で頑張っていく他ありません。













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Last updated  2015.03.13 21:26:19
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