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ひよきちわーるど

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2010.06.10
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カテゴリ:故郷

グーグルの地図にて
ここ毎日のように、故郷の町中を散策している。

幼い頃の通学路を辿り
仲良しのお友達の家の前を通り

ひとり川岸に立ち、遠くに広がる山々を望む。



故郷である飫肥の町には
小学校5年生の頃までいたのだけれど
本当に・・・何もかも懐かしい。


・・・あの頃、ランドセルを背負って歩くたびに
ランドセルの中の教科書や筆箱がかたかたと音をたてていた。

帽子のゴム紐があごにくいこんで
少し、痛かった。

お友達と歌を歌いながら、道を歩いていた。





地図の中にて、当時のおぼろな記憶を頼りに通学路を辿り
見覚えのある建物を見かけるたびにちょっと涙腺が緩くなり

そうそう、この坂道を駆け上って堤防に上がれば・・・・
目の前に広がるのは懐かしい山々
そして 幼い頃を過ごした家。





・・・今の私に 決定的に欠けていたのは
この安心感なのだと思った。

幼い頃から見慣れてきた風景。
たくさんの思い出が詰まっている道。


そう、幼い頃というのは
ほとんど自分の足で歩いて移動していたのだから
どんなに小さな道にも思い出が詰まっている。





このグーグルの地図機能のおかげで

(その散策がパソコンの中に限られていたとしても)
どれだけ多くの人々が自分の故郷を訪れ
懐かしい想いにひたることが出来るだろう。

そして どれほど心の支えとなることだろう。





・・・あれほど帰りたい、帰りたいと願い続けてきた飫肥。

その山間の町を散策するときだけは
私は 10歳の小さな女の子に戻っている。










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Last updated  2015.03.12 12:52:20
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