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ひよきちわーるど

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2011.04.27
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昨日は腹部エコーとCT検査。

どちらも苦痛を伴うものではない故
少々リラックスして病院へ。


とは言うものの やがて出る結果のことを考えれば
つい考えは暗い方、深刻な方へと向かってしまう。

それを、いや、きっと大丈夫、
あとで「何でもなかったね」と笑えるはずだと自分に言い聞かせ
病院のソファに座っている。





・・・・いつも思うのだけれど
病院はいろんな意味において、ぎりぎりの場所なんだと思う。

つい先ほどまで同じ待合室のソファに座り
「この待ち時間が長いんですよね」などと一緒にお話ししていた人が
やがて診察を終え 部屋から出てくるなり泣き出される。

そばでは看護師の方が「大丈夫ですか」と声をかけ
これからの検査日程について説明をしていた。



こちらのソファでは、抗癌剤について
おじいちゃんがあれこれと話していた。

どんな薬をどれだけ使っても
もう、ようならへんのや、と。




会計を待つ明るいロビーでは
生まれて間もない赤ちゃんを抱っこするお母さん

「こんどの風邪、いっこもなおらへんなあ」と
飴ちゃんを食べながら話しているおばあちゃん方。



・・・・本当にたくさんの、いろんな人がいるんだ・・・と。





皮膚科の前を通り過ぎれば
4年前の 娘のほくろの手術を思い出す。

娘が3歳の時に、偶然見つけた頭皮のほくろ。

それから9年間、定期的に皮膚科に通い様子を見ていたけれど
4年前の夏に切除手術を決心。

手術室では、娘の好きな曲をかけていただき
先生、看護師の方々に大変、お世話になった。





整形外科では
当時2歳だった娘の左膝にしこりを見つけ、検査。

検査の結果、何の心配もないと言っていただいたときの安堵感。
思わず、娘をきゅっと抱きしめた。 




放射線科では 今から13年前の注腸検査。
初めての検査に戸惑う私を看護師さんが励ましてくださった。




耳鼻科では、娘の鼻血が止まらず処置していただくも
その処置がまた大変で・・・・・。

泣き叫ぶ娘に、私自身何もしてやれず
ただただ一刻もはやく処置が終わりますように・・・と祈るしかなかった。

見ず知らずの女性が一緒に心配してくださり
「わかるで。 私も息子が小さい時そうやった。
 こんな時、母親はほんまに辛いな・・・」と。





思えば・・・病院は
人の温かみ溢れる場所でもあると思う。

住む場所も、名前さえも知らない者同士が
支え合い、励まし合う。




ひとたび、診察を終えれば
そしてまた退院してしまえば
おそらくは二度と会うことのない人々。


なのに そのあたたかさだけが
ふわり、と心に残る。






・・・今日、かかりつけの個人病院にも行き
そこでも内視鏡検査の必要性を諭され、
ようやく、検査を受ける決心がついた。

2ヶ月続いた体調不良の原因も
おそらくこの検査によって、はっきりと分かることと思う。


検査自体も怖ろしいけれど
結果をきくことは また別の意味において怖ろしい。

でも、きっと大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせ
検査に向けて自分を律していこうと思う。









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Last updated  2015.02.28 09:55:33
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