ひよきちわーるど

現在、内科と外科とで「結論」が分かれている。

内科では、開腹し、中の腫瘤を取り出して
組織を検査にまわすべきだと言われており

外科では、今は開腹するデメリットの方が大きい、
もう少し様子を見るべき、との見解。


・・・患者としてはどちらに従うべきなのか、困惑している。


腫瘤そのものは大きいものではなく
幸い、腫瘍マーカーもさほど高くはない。



開腹するデメリットの方が大きいと言われれば
そうなのだろうかと思ったりもするし

しかし、このまま様子を見るだけで本当によいのか？という不安も強い。




腹痛に耐えながらの毎日は
当然のことながら楽しいものではなく

例えば草引き、床磨きなどの家事もほとんど出来ない上に
万事、そろり、そろりと動かねばならず、非常にもどかしい。

腫瘤の破裂のことも不安だし
心身ともに非常に不愉快な毎日ではある。





・・・そんな時にも、花壇や、道端に咲く初夏の花々を目にし
心なぐさめられることもしばしば。


今日の夕刻、学校帰りの娘を誘い
山懐に抱かれた公園にて
２人静かに　風の音を聴いていた。