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ひよきちわーるど

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2011.05.21
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ここしばらくの物思いについて
記録を残すつもりで書き綴っていこうと思う。



まず病院側の、患者に対する態度について。

今に始まったことではないけれど
大病院であるほど、医者の態度は横柄。

誤解を防ぐ意味で書くけれど
もちろん、全員がというわけではない。



検査を怖れる人の気持ち、検査結果を聞くまでの心の揺れ
もしも入院となった場合のさまざまな不安。

そういう人の気持ちを
病院側は少しでも理解しようとしているのだろうか。



検査ひとつとってみても、そう。

医者の対応ひとつで
検査は楽なものにもなるし、逆に苦痛を伴うものにもなるはず。

苦痛を伴う検査については
(もしも可能であるならば)麻酔を使うべきではないだろうか。



かつて、悪性リンパ腫を患ったお医者のブログを拝見していたけれど
その方は「骨髄穿刺」について「あれほど痛いものだったとは・・・」と
患者としての大変さ、苦痛を体験なさり

今度、自分が医者として患者さんに骨髄穿刺を行うときには
必ず麻酔を使い、
患者さん達が苦痛を感じないですむようにしたい、と書いておられた。



検査が苦痛を伴わないものであれば
人は進んで検査を受けるようになるのではないか、とも思う。

もしくは、(何らかの理由でどうしても麻酔が無理だという場合には)
せめて精神的にリラックスできる薬を使えないものか。



このたびの内視鏡検査で思ったことなのだけれど
最初何の前触れもなく、いきなり
「○○日に内視鏡を受けてください。」と言われ
正直戸惑ってしまった。

第一、心の準備が出来ていない。
それに(子どもみたいだけれど)そんな怖ろしい検査、受けたくない。

それをまるで問答無用とばかりに、
そしてまた、まるでベルトコンベアーに乗せるように
患者の気持ちを無視し、次々に検査業務をこなす・・・
そのやり方にすんなりついていけなかった、というのもある。


そこで、自分の気持ちを正直に話し
内視鏡検査を受けるかどうかについては一度じっくりと考えてみたい、
何も絶対に受けないと言っているわけではない、
せめて、心の準備をする時間を持たせてほしいと願い出た。

2,3日の猶予をいただき、
自分に「頑張れ」と言い聞かせ(笑)
近所のかかりつけの先生にも内視鏡検査の大切さを諭され
それでようやく、決心がついた。



内視鏡検査の折の麻酔については
「痛みがなくなるわけではない」と聞かされていたので
そう期待もせず、確かにかなり痛いものではあったけれど
それでもほんの少し頭がぼーっとなる状態で
それだけでも有り難かったと思う。




・・・・このたびの検査で思ったこと。

病院側が患者の気持ちを聞くことが先決。
そして検査の途中にあっても、患者の「ストップ」という声に
耳を傾けてくれること。

苦痛がいつ終わるか分からないからこそ患者はパニックになるのであって
例えば、どんな痛さも5秒しか続かないと知れば
患者側も、もっと落ち着けるのではないだろうか。

5秒だったら簡単に我慢できる。
考えてみれば・・・35秒の苦痛に耐えるのと
5秒ごとの苦痛を7回繰り返すのと、一体どちらがよいだろうか。

個人差もあって一概には言えないだろうけれど
(自身の好みを書くとすれば)5秒ごとを7回、だろうか。



完全な麻酔は無理だとしても
それが気休めにしかならないものであったとしても
患者の心情を理解し、リラックスできるような薬剤を使用してほしい。

そう、気休めにしかならない薬の場合、
痛みはほとんどと言ってよいほど無くならない(/_;)
痛さはそのまま。

だけど、検査を受ける患者の気持ちはかなり違ってくる。


かなりの痛みが襲ってきても
精神的にリラックスさえしていれば
それらは充分耐えられるものがほとんど。

殊に、出産を経験している私たち女性の場合
十数時間続くあの陣痛に比べれば
検査に付随するほとんどの痛みは我慢できるものではないだろうか。





・・・病院内で、お互いに励まし合った方々のことを忘れられないでいる。


昨年内視鏡検査を受けた方は、今年も受けるのだと仰り
「痛いけど大丈夫、頑張って。」と励ましてくださった。

またある人は 癌の検査結果を聞くまではノイローゼみたいになるよね・・と
病院の待合室で話されていた。

私の持っていた梅仕事関連の本を一緒に読み
お互い、今年も梅仕事が出来るといいね、と笑顔で仰った方。




・・おそらく二度とお会いすることもないのだろうけれど
不安で一杯になっていた私をあたたかく励ましてくださった。

わたしもいつか、他の方々を
励ますことの出来る人になっていたい、と思う。










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Last updated  2015.02.26 07:43:55
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