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ひよきちわーるど

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2011.09.12
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カテゴリ:故郷


時間を見つけては日記を書いていこうと思います。


8月25日にこちら関西に戻ってきましたけれども
翌26日からは民生の仕事で大わらわ。

その仕事が昨日まで続いておりました。


ようやっと、その仕事にもめどがつき
こうして・・・落ち着いてパソコンに向かっております。





この夏、妹の4人のこどもたちとの暮らし。

まことに、まことに多くのことを学ばせていただきました。



5年前の日記にも書いたことではありますが

「女性は仕事をしながらも、結婚して子どもを1人産まなきゃだめ。
 人生の感動がどれだけ人間の心に輝きを与えるかは
 子供を産まなきゃわからない。」

との税所百合子さんのお言葉。


・・・このお言葉の意味が 
少しずつでも分かってきたように思ったのです。




宮崎には17日間滞在していたわけではありますが
その間、足を運んだのは近くのコープ、コンビニのみ(笑)。

その他はずっと家にこもりきり、
ひたすらこどもたちのために動いておりました。



こちら関西では家族3人分だけの食事を作っていた自分が
宮崎では、多い時で何と16人分(涙)。

カレーを作るにしましても、ジャガイモやにんじんの皮むきだけで
40分以上かかるわけです。

お皿にしたって、数が多すぎてテーブルに並べきれない。



お布団も 8枚から9枚ほどよたよたと庭まで運び
シーツも所狭しと干しまくり

その間、2歳の姪のトイレトレーニング、
こどもたちの喧嘩の仲裁、宿題の点検、お皿洗い。


もちろん、自分の好きな本を読む時間など一切なく
長い髪はひとつにまとめ、常にTシャツ姿。

余暇って何? お洒落って何?
夏休みって何?の世界ではありました(笑)。





・・・でもね、楽しかったのです。

自分が何とか頑張ることによって
少しでも こどもたちの役に立っているかもしれない、ということが。



ひとまずは自分のことを後回しにし
他者のために動く。

動いたからといって、何かが大きく変わるわけでもありませんし
さほど役には立っていないかもしれません。


けれど、守るべき存在のために自分を使うということが
これほどまでに嬉しいとは。




・・・ふかふかになったお布団を取り込み
これまたパリッとなった水色のシーツを広げるとき

その、広げたシーツの上に
2歳と5歳の姪が「海だー!」と言ってダイブする。

ダイブするだけでは飽きたらず
「見て見てー」とその上でひたすらクロール。



ふと台所を見てみれば
11歳の甥と9歳の姪とがお菓子のことで喧嘩(笑)。

その喧嘩の仲裁をしている最中に
先ほどのダイブ組がお互いに頭をごっちんして泣き泣き。


「痛かったね~」とダイブ組の頭を撫で撫でしている間にも
お菓子組の喧嘩はいよいよ勢いを増し

やがて ダイブ組とお菓子組とが合流、
お菓子合戦は・・・・11歳、9歳、5歳、2歳、総勢4人の闘いに。



彼らの前にあるお菓子の数がこれまた半端(笑)。

ビスコが3個。チョコレートが5個。
飴ちゃんが13個。うまい棒が6本。
その他、小さなお菓子が数多。

これらを4つに分けなければならない。



1人1人の言い分を辛抱強く聞き
(ビスコは要らないから、チョコレートを多めに頂戴とか
 リンゴの飴よりも苺ちゃんの飴が好きだとか
 うまい棒の明太子味は嫌いだとか)

2歳の姪にいたっては
自分のお気に入りのハートチョコレートを固く握りしめ
いや、抱え込み、徹底抗戦の構え(可愛い)。

他の3人のこどもたちも
訳の分からぬことをてんでばらばらに主張し合い





・・・わたくし、気が遠くなりました(笑)。






1時間近くかけて1人1人の言い分を聞き
みんなが納得する方法を話し合い
何とか・・・無事に解決。

私自身も4人兄妹の中で育ち
弟や妹たちの喧嘩の仲裁をしてきましたので
なんだか懐かしく、タイムトリップをした気分になりました^^




・・・2学期も始まり
4人のこどもたちはそれぞれ小学校、幼稚園へ。

今頃は運動会の練習に励んでいることでしょう。




え、いくら私が「○○だ!」と自分の名前を言いましても
4人のこどもたち、伯母である私を
「○○ちゃん!」と生きの良い白身魚の名前で呼んでくれるわけですね。

おそらくは彼らが大人になりましても
そう呼び続けることでしょう。



白身魚だろうが、赤身だろうがいいんですけれども(笑)
ともかくも 妹が少しでも早く回復、退院できますように。

そして 元の暮らしに戻ることが出来ますように。




・・・遠く関西の地から
朝夕、祈り続けるだけです。










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Last updated  2012.07.21 00:35:50
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