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ひよきちわーるど

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2011.10.13
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カテゴリ:災害関連
世田谷からも、そして過日は横浜からも放射性物質検出。
おそらくは他の地域も同様なのだろう。


今朝のニュースにて、福島のお米を出荷、とのこと。
風評被害に悩んでいるという農家の方の声を流していた。

この期に及んでまだ「風評被害」などと報道しているのかと
まことに情けなく思った。

もはや 怒りを通り越してしまった。



もしかしたら・・この国は
2つ、もしくは3つに分かれてしまったのではないか。

福島産、もしくは東北産のものを警戒し、消費しない人々。
そのことを非難する人々。
ほとんど関心のない人々。



放射性物質を出来る限り取り込まないよう注意を払う人を
非難する人がいるけれど、どうしてなのだろう、 疑問である。
生物の本能として当然の防衛だと思うのだけれど。

防衛したい人は防衛し、
そう気にならぬ人はそれなりのペースで暮らしていけばいいと思う。

他の人のことまで干渉する必要はない。



また 素人考えかも知れないけれど
どうして市民が自分たちで放射能除染しなければならないのだろう。

「こどものため」とか「故郷を守るため」とか
いろいろ理由はあるのかも知れないけれど
皆が皆、やりたくてやっているわけではないと思う。


「こどものため」というのなら
今すぐ、福島県外に逃げるのが正解だと知っていて、
でも、何らかの理由でその地を離れられない人もいるだろう。

「故郷を守るため」というのなら
故郷を守るより、自分たちの命の方が大事だと思う人もいるだろう。
でも、やはり、どうしてもそこを離れることが出来ないのかも知れない。


・・・考えすぎかも知れないけれど
危険を察知し、一足先に県外に避難した人、
そして今も福島県内に残ってはいるものの
健康上の理由でどうしても除染作業に加われない人、

そういう、本当にいろんな事情を抱えている人もいる中で
除染作業に加わらないということだけで
まわりから非難される人もいるのではないか。

要するに「どうして皆と同じことをしないのか」と
まわりからあれこれ言われている人もいるのではないかと心配になるのだ。



全てはこの国のあまりにお粗末な政策によるものである。
福島の方々を混乱に陥れている。

この国もまた、三流国であったかと更なる不信にも陥っている。


どこぞの者(某大学准教授)は
「放射能はニコニコしてる人には何にもできないけど
クヨクヨしてる人には悪さをする」などと。

ここで精神論(?)をかざしても
他国の物笑いになるだけである。



我が国の放射性物質に対する基準値も
他の国から見ればとんでもなく高い数値であり、 何の保証にもならない。

今も福島原発で作業してくださっている方々は
「今後病気になっても訴えは起こさない」という誓約書を書かされているし

・・・・本当に この国の、というよりも
「この国のトップにいる者」の無能さ、狡猾さ。



ここに来て消費税率アップ、そして年金支給時期もさらに遅れる見通し。
(68歳から70歳になる可能性も)

国民に負担を強いるよりも先に天下り先を潰せ、といいたい。
東電の前社長、清水氏の退職金を取り消せ。


・・・・震災を機に、この国の本当の姿が見えたように思い
一体この国はどこまで漂流してゆくのだろうと
暗澹たる気持ちになっている。




そんな気持ちをつい、メールの友人にこぼしてしまった。

国外からこの日本を見ている友人ならば
私などよりもっと冷静に考えられると思ったから。



友人からは 「つよさこそが、全ての基礎である」と。

私も含め日本人の多くは基準点を見失っていると喝破、
これを取り戻すには長い時間が必要になると。




・・・・自分にとっての「つよさ」とはいったい何だろうと
思いを巡らせつつ

様々な国内のニュースに耳を傾ける日々である。








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Last updated  2015.02.22 11:38:24
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