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ひよきちわーるど

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2011.10.24
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腹部腫瘍によってもたらされる痛み。
この痛みと闘い続けて早くも8ヶ月目となる。

どういう体勢を取れば痛みが軽減するのか
最近では何となくコツらしきものも掴めてきた。


とはいうものの、殊に睡眠中の痛みだけはどうしようもない。
腹部、背中、腰と一晩中痛み通し
寝返りさえ打つことは出来ない。

最近ではお布団に眠ることも出来ず
もっぱらマッサージチェアのお世話になっている。



今年4月の時点では内科の診察を受けていたのだけれど
(以前の日記にも書いているとおり)
炎症性の高い腫瘍だの、破裂の危険性があるだの

診察室のパソコンの画面・・・自分のカルテをそっと見てみたらば
膵臓癌、大腸癌の疑い(至急)などと書いてあり
ずいぶんと面食らったものである。



けれど 外科の先生が診察に加わってきた頃から
怖ろしげな話は少なくなり

とにかく今は 手術で腫瘍を取り去るよりも
開腹によってもたらされる腸重積、腸閉塞の危険性の方が高く
このまま様子を見てみましょうということに。


様子見とは言うものの痛みがひいているわけではなく
むしろ痛みそのものはつよくなってきているのだけれど
仕方ない、プロにお任せするしかないのだと思う。

もちろんセカンドとして
かかりつけの別の信頼できる先生にもデータを全てお見せし
様子見で本当にいいのかどうか伺ってもいる。




痛みのためしゃがむことも走ることも出来ない。
また 先月の右足怪我によって正座も出来ない。

もっと言えば 昨年1月の口内の火傷によって
熱いものも頂けなくなった(散々だ)。

年齢とともに制限されることが多くなり
これもまた老化の一面でもあるのだろうな、と。



本来ならば ここでしょげてしまうのかも知れないけれど
でもこういう状況であるからこそ、発想の転換は必要なのだと思う。


もし腹部腫瘍がどんどん大きくなっているにも関わらず
痛みが全くなかったならば、私のことだ、大いに動き回っていたことだろう。

動き回り身体に負担をかけすぎて、腫瘍が破裂し、
その時になって(ようやっと)腫瘍の存在に気付いたかもしれない。

そう、おおごとになってはじめて
事の重大さに気付くというパターン。


・・・痛みがあるからこそ
身体に負担をかけまいと気をつけることも出来るのだと思う。





正座についても同様。

幼い頃から運動やバレエで膝を酷使してきた。
おまけに仏壇の前にて日に2時間以上座っている。
茶道でも同様。

こんな暮らしをしていれば
老年期に入ったとたん、まず真っ先に膝が駄目になり
歩けなくなること必定、

今の まだ40代という時期に怪我をしたということは
膝について、また正座について考え直す良い機会であるのだと思う。


いくつになっても自分で歩き、豊かな晩年を過ごすための
天のはからいではなかったかと。





口内の火傷にしてもそう。

もともと熱いものが好きである(笑)。
ふぅふぅと言いながら、熱いお茶を頂くのはまさしく至福。

辛いものも(秘かに)好き。


けれど こんな食生活を長年続けていれば
もしかしたら食道、もしくは口内をひどく傷めていたかも知れない。

幸か不幸か、昨年1月の口内火傷により
熱いもの、刺激のつよいものはほとんど摂れなくなってしまった。


好きなものを頂けなくなることは悲しいけれど
これもまた、意味のあることなのかも知れない。




凡夫のかなしさゆえ
自身にとって不利益ともとれる出来事の起こった時には
どうしてだろう・・・と思いがちだけど

仏の眼から見れば
全ては意味のあることであると。

幸せの方向に向かわぬはずがない、と
自分自身がどこまで祈りを深めていけるか、なのだと思う。









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Last updated  2015.02.20 09:01:37
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