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ひよきちわーるど

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2012.02.17
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今日、3回目の日記。

今回の検査では何とかセーフだったのだけれど
これがいつ、セーフでなくなるのかを考えたら
やはり精神的に辛くなる。

生きている限り、これが続くのだろうなあ・・・と。

他の癌のように
5年間再発がなかったらOKです、とならないものか。



他の元気な方々は(主に60~70代の方々か) 
再発のことばかり考えてたらいけないと仰るのだけれど
患者にとってみたら・・・考えないわけにはいけない。


それに同じ「大丈夫」という言葉にしても
こちらの心に寄り添ってくださる方の場合には
本当に有り難く思えるのだけれど

「暗いよ」とか「たいしたことない」とか仰る方の「大丈夫」は
(申し訳のないことだけれど)全く心に響かない。



中には「私はずっと元気だったのよ!」と
若い頃からの武勇伝をずっと話し続ける人だっている。

おそらく「私みたいに明るかったらこんな風に元気でいられる」と
仰って下さっているのだけれど、お気持ちはよく分かるのだけれど
少し方向が違うかも・・・と。




再発したときに(本当の意味において)強くあるために
今、私は未熟ながら準備をしている。

右往左往し、精神的にパニックになり慌てているわけではない。



なのに 再発のことを踏まえ
準備を始めている私は「暗い」のだそうだ。

はっきり言って、放っていてほしい。


娘も独り立ちし、介護するべき親もこの世の人ではなく
あとは我が身と夫のことだけ心配していればいい状況だったら
もう少し、今の私の行動も違っていただろう。

けれど、まだ40代の私には育てるべき子どももいる。
介護するべき親もいる。

自分のことだけを考えているわけにはいかない。

だからこそ今のうちに、
身体が元気なうちに手を打っておかなければならない。

手を打って、準備して、そのことごとくが無駄に終われば
それが1番幸せなことではないのか。




・・・バンジ-ジャンプを考えれば一番いいのかも知れない。

100メートルの高さから飛び降りなければならなくなったとき
しかも、その100メートルという高さは絶対に変えられず
とにもかくにも飛び降りないといけないとなったとき

かねてから「大丈夫、大丈夫」と思っていて
ほとんど何の準備も無しに
いきなり100メートルの高みから下を見下ろせば
たいがいの人は怖れをなし平常心を失ってしまうだろう。
(特に私はそうだ)

けれど、常に200メートルほどの高さから下を見下ろしていれば
いざ100メートルから飛び降りるとなったとき
「ああ、こんなの軽いじゃん。想定内だ」と
(少しは怖いだろうけれど)十分対処することも出来る。



私は・・・・自分が弱いことを知っている。
本当に、弱い。

だから強くなろうと努力している。

その、強くなろうとする努力のあらわれが
このたびの 再発に備えての様々な準備なのである。



つよくあろうとして必死になっているところへ
「暗い」だの「考えすぎ」だの
言いたい人は言えばいい。

私はまだいい。
十分耐えていける。

けれど私に「暗い」と言ってくるその人々が、その余計な干渉を 
今度は他の患者にも向けているかもしれないと思ったら腹が立つ。

私よりも繊細な人、傷つきやすい人に
同じく無神経な言葉を言っているかも知れないと思ったら、腹が立つのである。






・・・・今日は、思っていることをそのまま正直に書いてみました。

自分自身、今、置かれている状況になってみて 初めて知ることばかり。

嬉しいことも嫌なことも、悲しいこと、悔しいこと
本当にいろんな事が起きてきます。


今まで病気と闘ってきたひとたちも
こんな風にいろんな事を考えて来られたんだろうなあ・・・と。
本当に大変だったろうなあ・・・と思いました。


自分が経験しないことには本当に分からぬことばかり。

今、改めて学ばせていただいています。








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Last updated  2015.02.19 09:37:39
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