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ひよきちわーるど

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2012.04.03
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痛みと不安とを抱えながら
文章を書き続けることの難しさを痛感している。

気分はどうしても暗くなってしまうし
無理に明るくしたとて その反動はあとで必ず来る。

どうしてしんどい思いをしてまで日記を書くのだろうと自問自答するのだけれど
やはり、書くことによって自分の心を整理し
知らぬ間にストレスを解消できているのだろう。





「暗いよ!元気出して!」と
どんどん言ってくる人たちとの付き合い方にも慣れてきた。

「私は若い頃から元気なのよ!」という言葉にも
適切に対処できるようになってきた。

(申し訳のないことだけれど)
こちらの精神を不安定にさせる人とは距離を置くほかない。

これもまた身体の免疫力を高めるために
もっと言えば、自分が長生きしていくための防衛手段である。





このたびのことで思ったこと。

人間、自分が本当に経験したことでなければ
何かを言うことなど難しい。


これを自身に置き換えれば
私はまだ、親を亡くすという悲しみを経験していない。

だから、お父様、お母様を亡くされた方々に対し
何かを申し上げる・・ということは差し控えている。

ただ、案じることしかできない。

将来、自分が同じ悲しみに遭遇したとき
その悲しみを乗り越えた先輩の方々に
いろいろとご相談させていただけたら・・と思っている。




そしてまた私には息子がいない。

なので、息子さんのいらっしゃる方々の言葉を、
そしてお姑さんとして他家からお嫁さんを迎える気持ちを
そのまま受け止めるようにしている。

いずれも、私の分からない世界だからだ。




また、私自身、嫁姑のことで苦労していない。

これはひとえに夫の両親のおかげである。

夫の両親や親族に娘のように可愛がっていただき
この19年間、本当に感謝し続けている。

苦労をしていない自分は何も話す資格はないと重々肝に銘じ、
友人や知人が嫁姑問題のことで私に何か話してきてくれたとしても
そのまま、丸ごと受け止めることしかできない。





逆に、故郷を遠く離れた土地で
育児に奮闘する若いお母さんたちには
もしかしたらほんの少しお話しできるかも知れない。

実家が離れていると
「1時間でもいいから子どもを見てもらえたら・・・」というときにさえ
誰にも頼ることができない。

そういう時って、本当にどうしようもなくなる。

いざというときにどこにも頼れない辛さ、心細さ。



でもそこで「頑張り!」と肩を抱き励ましてあげられるのは
同じ辛さを味わい、乗り越えた人だけだと思う。

私にできたのだから、あなたにも必ずできる、と
安心を贈ることができるのだと思う。



・・・15年前 自分自身入院を勧められても
子どもを預けられぬ故、入院できず

絶対安静と言われ
娘のおしめを何とかかえることまではできるものの
そのおしめをゴミ箱にまで持っていくことができず
部屋の中はおしめが散乱。

娘にまんまをあげても
(そのまんまもレトルトだけ)
スプーンやお椀を片付けることもできず、そのまま。

情けなさに 何度泣いてしまったことだろう。


・・・それを思うと、今も育児に孤軍奮闘している
若いお母さんたちのことが思われ、
自分にできることがあれば何でもさせてもらいたいと切に思う。





(私の経験など苦労のうちに入らないけれど)やはり、苦労は財産なのだなあ・・・と実感する。

人の辛さを理屈抜きに理解することができる。
一緒に励ましあえる。

自分自身、拙いなら拙いなりに
他の人のお役に立てるかも知れないというのは嬉しいこと。



今、不安に眠れぬ夜を過ごしていることも
身体の痛み、不調に困り果てていることさえも
いつか、どなたかのお役に立てるのかも知れない。

それを思えば、この一日一日が
大切なものに思えてくる。


・・・・頑張ろう。



















 

 

 



ということは、学生時代、あれほどまでに理系科目ができなかったこと、
赤点ばかりとっていたこと、
これもまた何かの役に立っているのでしょうか(笑)。

以前、家庭教師をしておりましたとき
同じく理系科目の苦手なお子さまに
数学がでけへん○○先生に教えてもらうとものすごく分かる!」
「やっぱ、できない人の気持ちが分かんねんな!」
「先生、ずっとでけへんままでおってな!」と言われまして
喜んでいいのか、悲しむべきなのか(笑)。

でけへんが故に、こどもたちのお役に立っていたわけやね。



できないが故の数々の苦労についても
わたくし、十分に語る資格があるわけで。


夜を徹して語るよ、あたしゃ。   (*`□´) うわーん

 

 






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Last updated  2015.02.18 12:48:54
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