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ひよきちわーるど

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2013.12.20
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カテゴリ:温熱化学療法

12月6日~7日にかけて


痛みの増すのは術後8時間から10時間後と伺っていたけれど
まさにその通りだった。

腹部の痛みのため、なかなか寝付けない。

痛み止めをお願いするも、ある程度の時間が経たなければ
投与できないことを伺い、ひたすら我慢を重ねる。



今、何時だろう・・・と手元の時計で確認するけれど
「この時計、壊れているのでは?」と思うほど、時間の流れが遅い。

前回の手術の折にも時間の経つのが遅く感じられたけれど
今回は、前回を上回るほどの遅さだった(涙)。


そして、もうひとつ、腹部以上に辛かったのが背中の痛み。
焼け付くような痛みで、これにはほとほと参ってしまった。

右腕には点滴の針が刺さっているので動かすことも出来ず
唯一、自由になる左手で 頭のそばにあったタオルやパジャマを
(クッション代わりに)背中の下に差し入れるようにした。


腹腔鏡手術の特徴なのだろうか、肋骨と鎖骨が痛い。
呼吸するたび痛むので、深呼吸が出来ない。
浅く「はっ、はっ」と呼吸するのみ。

首にも、まるで寝違えたときのような痛みがある。


ベッドは電動式なので、ボタンひとつで上体を起こすことが出来る。
こういうときにはフラットではなく、ほんの少しでも頭を高くするべき。
そうすると腸の動きが格段に良くなり、お腹がグルグルと動いてくれる。


(これは個人差があるかもしれないけれど)
脚をまっすぐに伸ばして眠るのではなく、
膝を曲げるかたちで眠ると(膝を立てた状態)腹部の痛みはかなり軽減される。
なので今回、私は大きな固めのぬいぐるみを持参し、膝の下に置くようにした。

本当はクッションを使おうと思っていたのだけれど
クッションって思いのほか柔らかい。
その柔らかさが徒となり、膝を乗っけるとくにゃんとなってしまう。

他に何か代用できる物はないか・・と考え、
今回は「だいまるちゃん」という名のぬいぐるみに活躍してもらった。
効果はばっちりでした^^



翌7日の午後にも、痛み止めをお願いする。

当然のことながら、絶飲食。
6,7,8日と3日間にわたり絶飲食は続くこととなる。

けれど、点滴のおかげで喉も渇くことはなく
お腹の空くようなこともなかったので、全く問題なし。

両太腿に蕁麻疹・・・? 
赤い発疹があらわれ、それは退院後も続いている。


看護師さんが身体を拭いてくださるのだけれど
カテーテルや点滴などが身体にまとわりつき、なかなか難しい。


手術2時間ほど前に、個室から大部屋に移ってきたのだけれど、これは正解!
何と言っても淋しくない^^

いろんな人の声がする。足音も聞こえる。

他の患者さんと看護師さんの会話も聞こえ、何だか安心できる。



回診で、たくさんの先生が回ってこられる。

「ぎりぎりのところで間に合って良かったな!」と
「危なかったで!」と、今回のことを喜んでくださった。

「ほんまに良かったな!」との先生のお言葉に、心から安堵する。








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Last updated  2013.12.21 08:45:08
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