797357 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ひよきちわーるど

ひよきちわーるど

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2016.06.22
XML
カテゴリ:
乳腺外科の組織検査より4日後、6月3日には大阪へ。

甥が九州から単身、大阪の高校に通っているため
私自身、高校の参観日や保護者会には
妹夫婦のかわりに出来る限り出席するよう心掛けている。


検査のあとがまだ痛むものの
甥を淋しがらせてはいけないと思い、自分に気合いを入れて大阪へ。

いつものことだけれど、高校の最寄りの駅にはタクシー待ちの行列がずらり。
そのほとんどが中学・高校の保護者である。

この炎天下、確かに駅から高校まで歩くのはしんどいよなあ・・・と思いつつ
それでも、同じくこの暑い中、じっとタクシーを待ち続けるのもしんどい。

どちらかといえば、じりじりと照りつける中じっと立ち続けているより
歩いている方がまだ辛くないと判断し、とことこと歩き始めることにする。

左手には自分のバッグ、右手には日傘、背中には少し大きめのリュック。
リュックの中には、甥の役に立ちそうなものをたくさん詰めて。

駅から高校まで続く上り坂を歩き続けること40分。
ようやく学校の正門が見えてきた。

授業はすでに始まっており、慌てて教室に入ったところ
甥が私の姿を見つけ、とたんにパァッと表情が明るくなる。
その様子を見て・・・やはり無理をしてでも来て良かったと思う。


万一乳癌だったら、こうやって甥の学校に来ることもできなくなってしまうだろう。
そうすれば、甥にどんなに淋しい思いをさせてしまうことか。
男の子とはいえ、まだ高校生。両親は遠い九州である。


病気になることで自分自身いろんなことができなくなる、ということなど
なんでもない。
以前の日記にも書いたことではあるけれど、
今さら行きたいところもやりたいことも、何もない。

ただ、自分が大切に思う家族親族に迷惑を掛けたくない。
それだけである。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2016.06.22 08:45:57
コメント(0) | コメントを書く
[病] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X