ひよきちわーるど

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話は少しそれますが、終活につきまして。

現在、夫婦ともども50代前半ではありますが
少しずつ終活を始めています。

こんな年齢で終活するのか？・・・という考え方もありますが
よくよく考えてみれば、50代はまさに経済的に四苦八苦（笑）、
子供の教育費、家のローンと、全力で仕事に取り組むべき時期。

そして60代は　おそらくは孫の世話。
70代は自身の健康問題で終活どころではないのではないか、と。

実は上記の考えは（特に60代、70代についてですが）
自分たちの両親を見て感じたことなのです。


殊に私の実家の両親は、自分たちのことより孫のことで東奔西走。

長女である私の家は娘が１人、
長男である私の弟の家では息子１人、娘１人。
私も弟も九州の実家からは遠く離れておりますので、
孫のことで大きな負担をかけるということもほとんどなく。

ですが　次女である私の妹の家では息子１人、娘2人。
妹は看護師をしておりますので、夜勤その他の時に子供が発熱しますと
母に緊急の連絡が来るわけです。

妹も、本当は母に負担をかけたくなく
いつもぎりぎりのところまで懸命に頑張るのですが
それでもどうしようもなくなり・・母のところに連絡が入るわけですね。


次いで三女である妹の家では息子1人、娘3人。
妹は夫婦して建設会社を経営しており、県内外を駆け回っております。
殊に大きな仕事が入りますと・・どうしても家を空けざるを得なく
子どもたちの世話、塾への送迎等々、父の出番となるわけです。


上記の通り、次女宅では子ども3人、三女宅では子ども4人。
そして・・そのそれぞれに運動会や音楽会があるわけです　b(＊`◇´) ​​



もう、孫が10人ともなりますと誰が誰やら、何が何やら（笑）。

今年は一体、誰が受験で、誰が入学で、卒業で・・と
両親も、さすがに混乱している模様。


・・・けれど、そんな混乱も　本当に有難いことだと思うのです。

孫たちが大勢で「じじちゃん！　ばばちゃん！」と慕ってくれる。

本当は両親も、もっとゆっくり身体を休めたいはずなのです。
けれど自分たちのことよりも、ひたすら孫のために頑張っている姿を見ていますと
自分も・・・斯くありたいと思うのです。


自己犠牲というものでは決してなく
誰かほかの人のために頑張ることが嬉しい、という気持ち。

その両親の背中から、温かなもの、まっすぐなものを感じるのです。


両親の様子を見るたびに思うのですが
おそらく私たち夫婦も、60代を迎える頃には孫のことで忙しくなるのでしょう。
また、そういう日が来るのを心待ちにしていたいと思います。


・・・次いで70代。少々の元気は残っているかもしれませんが
それでも、健康問題が浮上してくることと思います。
そうなりますと終活どころではありません。

仮に70代前半から終活を始めたとしましても
おそらくは途中でできなくなってしまうのではないでしょうか。
ましてや　体力気力ともに減退してくる時期でもあります。


やはり終活は、「え？　早すぎるでしょう？」と思うくらいの時期に始めて、
それでちょうどよいのかもしれません。


我が家では、まず、写真の整理から始めてみました。

・・・結婚して25年分の写真です。
それに加えて夫の幼い頃からの写真、私の幼い頃からの写真、
そして、夫の仕事関係のもの。

もう、もう、どんだけあんねん！と
何かに向かって文句を言いたいくらいです（笑）。

無印良品にて　黒のアルバムを数十冊購入。
そこに時系列に従って写真を入れていくわけですが
・・・おそらくは　この作業だけで1か月かかることでしょう。

現在、すべての写真を和室に広げておりますが、足の踏み場もありません。


そして１枚１枚、夫の小さい頃の写真を眺めては「ふふふ」と笑ったり、
夫と娘の写真を並べて「双子だ！」と叫んだり（笑）
さっさと整理すればよいのでしょうが、どうしても手が止まってしまいます。



・・これはかなり昔の「ひよわーるど」にて掲載したものではありますが
ここに再度載せてみたいと思います。

ちなみに右が夫、そして左が娘であります。
眉毛や耳、お鼻のかたちが驚くほど似通っています　*^_^






こうやって、家族の思い出をひとつひとつ確かめながら
作業を進めております。






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