徒然に
つい今しがた仕事を終え、ほっとしているところです。この仕事を始めてもうすぐ10年目を迎えますがやはり今でも右往左往しております(涙)。辞書を引っ張り出し、参考書を広げ呻吟し数時間にわたり格闘、頭はすでに飽和状態であります・・・。で、飽和状態のまま車で出かけ「ラーメン屋」を「ブーメラン屋」と読み間違え「ブーメラン販売だけで商売は成り立つのか?」などと在りもしない店舗の経営状況まで心配している b(*`◇´)今の家に移り住みましてから、早くも17年が経過いたしました。ガスコンロも17年使い続け、そろそろ IH にかえようと見積もりをしていただき、あとは工事の日程を決めるだけとなりました。ついでに洗面所の照明も新しいものに。ガス給湯器もそろそろ怪しいですし、冷蔵庫もかれこれ25年使っております。気づけば リビングのエアコンは20年、電子レンジは28年使い続けていた・・・ぼーっとしているにも限度というものがあるだろう!と今、自身にカツを入れているところでございます。 これらの電化製品、全く壊れず、何の問題もないのですがやはり 新しいものにそろそろ替えていかなければならないのでしょう。・・・このところ、兄弟・親族というものについて考えます。やはり、兄弟・親族は似通ってくるものなのかな、と。性格やものの考え方は全く違っているのですが、ふと気づけば、似たような人生を歩んでいる。さらに言えば、似たような職業を選んでいる、ということでしょうか。父の背中を見て育った私も弟も、気付けば教育の道に進みふと隣を見れば夫も教職、そしてこの春大学4年生となる甥も同じ道を目指しています。姪もまた幼児教育への道を進んでいるとのこと。我が家の娘も、全くの偶然ながら私の弟のお嫁さんと同じ仕事に就きました。建築科で教えていた父の建築への夢を、現在 私の妹(三女)夫婦が継いでいます。妹夫婦は建設会社を営み、父はそこで建築士として頑張っています。( 思えば妹はもともと銀行員だったのですが、夫となる人が建築への夢を持っていました )皆それぞれ 誰かから「こうしなさい」と言われたわけではないのに気付けば、同じような仕事に就いている。皆がばらばらの職業についてもいいはずなのに親族ってなんだかおもしろい存在だな・・と思いました。そしてさらに思いましたことは 同じような仕事に就くことによってお互いに情報を交換し合い、助け合っていける。これは本当に有難いことでした。その現場での大変なことを お互い理屈抜きに共感し合い、助け合ってさらに前に進むことができる。これは本当に大きな支えとなることと思います。そしてまた逆に、自分とは違う職種についている親族からのアドバイスは何より有難い。看護師をしている妹(次女)からは親の不注意から命を落とす子どもさんの多くいることをききとにかく状況が許すのであれば、子どもの小さいうちは親が家にいるように、とつよく言われました。そしてまた患者としての心構え、もっと言いますとこういうことをしたら病院側に迷惑をかけるからやめた方がいい、という様々なパターンも教えてもらい、私自身、入院する時にとても助かりました。現在、我が家の娘が 大怪我をすることも病気で入院することもなくいられますのもこのときの妹のアドバイスによるもの、と深く感謝しております。前述の 建設会社を営む妹夫婦からは子どもの進学費用についてのアドバイスも。妹夫婦には4人の子どもがおりますが、4人とも 私ども夫婦の母校である大学に進学する予定。既に4人の内、2人がこの学校に進学しております。そこで頭を悩ませるのが「家賃」。学費はどうしても致し方ないのかもしれませんが・・せめて この家賃だけでもどうにかしたいもの。簡単にざっと計算しましたところ、1人にかかる家賃がA 最初の1年間は寮に入りますので 600,000円 ( 寮費 ) 。B 次の2年生から4年生までは独り暮らしですので 1ヶ月 60,000円のハイツに入った場合、 60,000円×12か月= 720,000円。 それが3年間ですので 720,000円× 3年 = 2,160,000円。 よって、上述の寮費 600,000円と合わせまして、1人にかかる4年間の家賃は 2,160,000円 + 60,0000円 = しめて 2,760,000円。C その4人分ですので 2,760,000円 × 4人 = 11,040,000円。 ・・・・・・・。 無理。到底無理。その他学費、食費、そのほか諸々。もう無理。b(T-T) 当然のことながら 妹夫婦にとりましても非常に厳しいものがある。しかも、払い続けた家賃、かえっては来ない。11,040,000円・・・・(涙)そこで妹夫婦が考えついた案は、中古住宅を購入すること。そこに 進学した子どもたちを住まわせる。そして4人の子どもたちが無事卒業した後にその家を売却すれば住宅購入に使った金額のうち大部分が戻ってくる。よって、前述の11,040,000円もの大金を失うこともない、とのこと。・・・私などには考えもつかぬことでした。やはり建設・不動産業を生業としている場合、こういうことをぱっと思いつき実際に行動に移すのだ・・と驚きました。しかし、こういうことをアドバイスしてもらったところで我が家ではおよそ実行不可能 b(*`◇´)現在、その家には甥っ子が住んでおりこの春、大学の女子寮退寮予定の姪もまた、この家に移り住む予定。4月からは甥、姪、お互いに力を合わせ頑張っていくことでしょう *^ ^我が家の娘も、仕事のことで弟のお嫁さんに連絡を取り様々なアドバイスをいただいた様子。私もいずれ、姪っ子に幼児教育の現場での様々なアドバイスを伝える時が来るのでしょう。そして前述の4年生となる甥っ子、もう進むべき道は決まっているようでして実は現在の私と同じ職種、考えようによりましてはライバル関係ともなります(笑)。そしてまた彼とはFXという共通の話題もありますのでそれにつきましても様々な情報を共有していくのでしょう。・・・幼いころ、我が家によく来ていた父の生徒さんたち。涙ながらに父に相談し、父も一生懸命に励ましていた姿。その様子を見ていた弟と私。気が付けば、弟も私も父と同じ道を歩んでいました。2人の妹を守らなければ!とあつくるしかったあの頃の自分。ある時は 妹(次女)が近所の男の子に泣かされたと聞き、そのお宅に怒鳴り込み、そしてある時は もう1人の妹(三女)が溝にはまってしまう!と彼女をかばい自分が溝に落ち全身びしょぬれ、あちこち強打(笑)。彼女のおしめを替え、子守唄を歌って寝かしつけいつも抱っこしていました。その彼女たちに、今では多くのことを教えてもらっているのです。( 正確に言いますと、お姉ちゃん、しっかりして!と叱られております )そしてほんの20年ほど前、生まれたばかりの甥や姪。夜泣きを続ける彼らを一晩中抱っこし続け一緒にご飯を食べたりお風呂に入ったりご飯を食べればお魚の骨がのどに刺さり大騒ぎ。スーパーに行けば彼らはいっせいにばらばらの方向に走り去り私は声を嗄らして彼らの後を追う。甥が朝、がばっと起床、傍で寝ている私の顔を踏んづけて歩き「○○ちゃん、かくれんぼしよう!」と爽やかにのたまう。今、何時だと思っておるのだ。朝の5時だぞ。腰を傷め寝がえりさえ打てない私に「 踊れ 」と言う。曲は Queen の We will rock you ! 台所から生の玉ねぎを持ってきて「一緒に食べよう」と言う。涙を流してまで食べ方を実演してくれた彼には申し訳ないが、そんな勇気は・・私にはなかった。・・・本当に過ぎてしまえば、あっという間のことでした。あの頃、おしめをし、ハイハイをし、泣き泣きしていた彼らもいつの間にか大きく成長し、私の知らぬ世界へと飛び立ってゆくのでしょう。そんな彼らの、そして今はまだ見ぬ子孫のためにもお互いに力を合わせながら助け合い、これからも ともに前に進んでゆきたいと願います。