ひよりの建築をお願いして、住宅の構造見学会に何度か伺いました。建築に関して素人のわたしに理解できたのは、この夢ハウス工法がやさしく頑丈な木造建築だということです。
画像左側に写っているのが、親父が地元の大工さんに約1年半をかけて建ててもらった母屋です。この母屋は山から馬で木を切り出し、大工さんが一本一本のこぎりを入れられていたのを覚えています。昨日も話すのですが、もうこの大きさを建てれる大工さんもほとんどいないのでは=と言われていました。
さて、対して先端技術木造工法のひよりでまず目に引くのは、”発泡エチレン”っていう厚さ75mmの断熱材が床から壁、天井まではめ込まれている点です。一見、発泡スチロールに見えるのですが、違うものだそうです。確かにちょっとやそっとでは折れません。大工さんも電動のこぎりで切って折られます。これをはめ込むことによって夏、屋根や壁からの熱を防ぎ、冬、逆に熱を逃がさないのだそうです。水道の工事を叔父にやってもらってるのですが、”こんなのが埋め込まれている壁の作業したことがない”って言ってました。それとこれから貼られるそうですが、無垢の杉や桐が木、本来の働きをしてくれるそうです。合板や集合材では湿気を取ったり木の中の空気が暖かさを保ったりはしてくれないとのことでした。やさしい空間ができそうです。
次に頑丈な木造ですが、わたしの中では木造は弱いのでは・・・と思っていましたが、確かに福祉住環境コーディネーターの勉強をした時、筋交を補強のために入れるとありしたがこの夢ハウスには筋交が全くありません。その代わり先ほどの発泡エチレンが入れられた枠組みがブロックのようにはめ込まれています。ひよりの内部はほとんどオープンスペースですので、柱が異常にありません。しかし壁の大きな柱とこの枠組みで強度が筋交工法より高いのだそうです。
って営業の方が言われていました(ほんとにあってるかなァ~)