夫婦二人三脚

これまで、正月休みは子供たちが帰省するので
それを楽しみに１２月の仕事に没頭してたような気がします。

もちろん、今年もそうでしたが、父が亡くなり、意外と
不安感が心のどこかに出てきたのを感じます。

父は家族で正月の挨拶がすみ、朝の食事が終わると
居間のこたつにすわって、直ぐに帳面を開いて
そろばんをもってきて、帳簿とにらめっこをしていました。

私が若いときは、マアマアマアアそんなに早くから仕事を
やられなくても、のんびりゆっくりされたらと少々非難の
目で見ていましたが、

この年になると、わかってきました。
なるほど、正月三が日、家族でわあーわあー言って楽しい
ひと時は過ごしたものの、気持ちのどこかに
仕事は大丈夫かなと、常にありました。

子供たちが帰り、1月４日には、頭の中で段取りして、あれを
しなきゃ、その次はあの仕事じゃ、なんて考えて気が休まり
ませんでした。

夕方暗くなっても、あの仕事をまだし残してるなんて一寸
イライラしながら夕飯の準備をやりました。

１２月は大忙しで感謝感謝だったのですが、新年になったら
仕事の量が減ってくるので、どうなるのやらなんて、いらん
心配しても仕方がないことだけど、脳裏を巡る。

主人は新しいお得意さまをめざし、また新製品を企画し
始動始めました。さすが社長やね、全然弱音ははかず
与えられた仕事が食べ物でよかったと喜び、おもしろい
商いができるしいたけでよかったと言ってました。

私が社長だったら、新年から暗くなりそうですが
主人が社長なので、未来は明るく、希望に燃えています。

明日は、会社の新年会です。ゲームあり、おごちそうありと
みんなに大いに喜んでいただければと願っています。

美味しい椎茸食べましょう