つれづれ日記

[お仕事] カテゴリの記事

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• 言えばよかった

  うちの職場では大学生や介護の学校の『実習』を受け入れています。 大抵は1週間。 まぁ、1週間で出来ることはそう多くはないし、 身体に触れることはほぼしてもらえないので、雰囲気を学ぶという感じでしょうか。 先日の大学生？（聴講生？）の男子学生さんが、あり得ないことを言いました。 認知症があって、ちょっと混乱していて、おやつが食べられなかったので介助してもらったのですが、なかなか食べられない。 その方に 「ちゃんと食べて下さい。 食べないと僕の成果が出ないじゃないですか。」 はぁぁ⁈ 何言ってんの⁈ 耳を疑いました。 成果⁇ 誰の⁇ 何の⁇ 結局ね、レポートで今日何をしたかって書くのに『出来た』ことを書きたい訳で。 彼には『出来ない』ことはあってはいけない訳ですね。 いろんな実習生さんがいるけど、こんなにあからさまな人は初めてかも。 他にも利用者さん、特に認知症の人を子供扱いしたり、タメ口だったり・・・ そういうの許せないのです！ 何回か注意はしたけど直らない。 職場長とか介護士さん達も聞いてたけど、諦めてるのか何も言わないし、 そこを一看護師の私が、あれこれ言うのもどうかと思ったり・・・ 結局、忙しすぎていちいち学生の言動まで指導はしてられないのもあるようです。 1週間だけだしというのもあるのか・・・ モヤモヤしながら帰ったのですが、 やっぱり言えばよかった。 自分の思い通りにしてもらおうと思ってはいけない。 尊重するとはどういうことか。 認知症でも尊厳は守らなくてはいけない。 「あなたの成果なんて、はっきり言えばどうでもいい。 大事なのは利用者さんの気持ち。 相手を一番に考えて！」 と。 あ〜‼︎ ホントに言えばよかった‼︎ うるさいオバハンと思われてもいいや。 次からそんな人がいたら言おう。 分かってくれるかどうかは本人次第だけど。 言わずにいたら許してることと一緒だ。 大事な人達が傷つけられて黙ってるのはいけないことだ。 そして、若い人が成長する機会を奪ってはいけないですね。 気づいていない、知らないだけかもしれないのだから。

  2015.08.12

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• 憂い

  今週は5連勤。 まだまだ折り返し地点ですが、 すでにエネルギー切れです(*_*) 完全なる人手不足で、全然仕事が終わらず、 利用者さんを待たせる事も多くて、とても心が痛みます。 今日、ある利用者さんと少しお話をしていました。 「この頃眠れなくて・・・。夜中も何度もおきてしまう」 と言われるので 「夜中に起きていると、いい事は考えないですものねぇ。辛いですね」 と答えると 「あなたならバタンキューで朝までぐっすりでしょう？」 と言われて 「いえいえ、元々不眠症で夜中に何度も起きては考えこんで眠れないんですよー」 と話しました。 すると、すごく驚かれて 「ええっ？あなたにそんな憂いがあるの？」 と。 いやいや、私ほどネガティブの塊はいないですよ（苦笑） と思いつつ。 どうやら、とっても明るい屈託のない人と思われているようです(^^;; 憂いがない と思ってもらえるのは有難い事だなぁと、今なら思えます。 『本当の私を誰も分かってくれない！』 と、前なら思ったんだろうけど、 今は『仕事の自分』と『本当の自分』は分けるようにしているので、うまく出来てるってことだろうから^_^ 憂いはこういう所で出しまくっているのでねf^_^; 今日は、家の敷地でとある生物が変死しておりまして、 どえらい惨状になってました。 ホラーだ。 もう嫌。 こんな田舎は嫌だ〜‼︎

  2015.08.05

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• みんなで共有

  気づけば7月も明日で終わり。 アッという間の7月でした。 月末になるとケアマネさんへのFAX書きに追われるので、妙に焦ります。 この数日、お仕事で嬉しい事がありました。 あちこちの痛みで何をするのも辛そうだったご利用者さんが、新人の男の子に 「散歩に連れて行ってくれない？」 と言われたそうで 「行ってもいいですか？」 と聞いてきたので、車椅子で近くを散歩しに行ってもらいました。 するととってもいい笑顔で戻られて 「出来たら毎回連れて行ってもらえない？」 とおっしゃったのです(*^_^*) そして新人君が 「散歩の間、ずっと泣いてはりました。 家の人にもつれていもらえない。ひ孫みたいで嬉しいって。」 と教えてくれて、彼も感動していました。 「そうやで！それは君やから頼みやすかったんやで。また連れて行ってあげてね。」 と私が言うと 「はい！行きたいです！」 と元気に言ってくれました。 もう一つは、別の方で週1回のご利用の方。 私に 「あなただったかしら？先週、喫茶店に連れてもらって。 『また行きましょう』 って言われたのが嬉しくて、ずっと1週間思い続けてたの。 今日も連れて行ってもらえる？」 とおっしゃいました。 私ではなかったので、女性介護士さんに聞いてみると1人の女の子で、 「私です！そんなに喜んでもらえたなんて嬉しい！」 と彼女もとても喜んでいました。 介護の仕事は、キツイです。 肉体も神経も使うし、その割に低賃金で大変だと思います。 看護師とはまた違う大変さがあって、いつも尊敬しています。 だから、嬉しいこと、幸せなこと、楽しいことを共有したいのです。 利用者さんとも、職員みんなとも。 小さいことでも伝えたい。 特に若い子には 「あなただから」 という特別な想いは必ず伝えるようにしています。 1人、2年目の女の子が今、メンタルの病でお休みしています。 自信をなくして参ってしまったみたいなのです。 そりゃね、四十を過ぎたおばさんだって日々凹むんだもの。 二十歳やそこらではキツイよね。 でも、彼女も前に 「散歩先で『花がキレイやなぁ』って喜んでもらえました！」 と嬉しそうに話してくれたこともあったので、 いつかまた復帰してくれるといいなと思います。 しんどいことは分担で。 嬉しいことはみんなで。 そんな職場がいいですね。

  2015.07.30

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• 私も⁇

  職場の若い女の子。 半月程前からメンタルの不調で休んでいます。 我が子と近い世代なので、何かと気にかけていたのですが、来月いっぱいは休職するようです。 最初は『鬱』と言われていて、最近になって『発達障害』と診断されたとの事。 で、気になって少し調べていたのですが・・・ うーん・・・ それって私も当てはまるんだけど⁇ というか、誰にでもあることもあるし、診断は難しいなぁという感想。 だからこそ理解されにくくて、しんどいんだろうな。 病院では「治る」と言われたそうで、 元気になって戻ってきてくれたらいいなぁ と思う反面、人と深く接したり生命に関わる緊張感のある仕事を続けていくことが、彼女にとっていいことなのか、どうなのかも心配で。 という私も、ドクターには 「看護師の仕事は辞めた方がいい」 と言われ続けての今だから、他人がどうこう言えないけれど。 私も細々とでも続けていけたらいいのだけども・・・。

  2015.07.26

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• 意外な能力発見！

  私に意外な能力があるのを発見しました。 どうやら とても 鼻が効くようです！ 大した能力でもないけど（笑） 今日、職場でご利用者さんが入浴の時に使ったタオルを間違って返却してしまって、 「うちのではないんですけど」 とご家族から電話がありました。 大体30人程入浴されるので、名前が書いてないものは時間帯とか記憶を辿っても誰と間違えたのか分からなくなってしまいます。 一人での介護士さんがそのタオルのにおいをかいで 「うーん・・・何か覚えがあるんだけど」 と悩んでいたので、私も失礼してにおいをクンクンと・・・ このお香のような香りは⚪︎⚪︎さんな気がする！ と⚪︎⚪︎さんは、まだ残っておられたのでお荷物を拝見すると、 間違えて返却した方のタオルが記名して入っていました！ 独居の方やご高齢のご家族のお家に持って帰られてしまうと分からなくなるので危機一髪！ 「すごーい！何でにおいで分かるの⁉︎」 と驚かれました。 強いにおいではないけど、何となくその人やそのお家のにおいってありますよね。 自分でも何十人の中から一回で当てられたのに、ちょっと驚きました。 この能力を何かに活かせないかしら？

  2015.05.02

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• 勉強

  今日は職場で研修がありました。 前から色々あったけど、夜だし行きにくくて行けてませんでした。 でも去年あたりから、ちょっとずつ出始めたのですが、とーっても勉強になります。 今日も講師の先生を招いての研修で、今まで普通にしていたケアの間違いとか、 ちゃんと理論と体験で理解出来て、まさに目からウロコでした。 私、割と勉強するのが好きみたいです^_^ 知らない事を知るのは面白い。 それを実践して成功すれば尚嬉しい。 特に仕事では、空白の時期が長いので学んでも学んでも、まだまだ追いつかない。 もう一度、学生に戻ってみたいな。 知りたい事、やりたい事を色んな人から学んでみたい。 まだこれからでも間に合うかしら？

  2015.03.07

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• 目からうろこ

  今日は『目からうろこ』な気づきがありました。 職場のご利用者さんで、お食事も排泄もご自分では出来ない、 脳梗塞での片麻痺の男性がおられます。 ケアも多いし、ミスが許されないのでついつい医療や看護処置の面ばかりを考えてしまいがちでした。 でも回数を重ねるごとに段々と慣れてこられて、冗談を言ったりよく笑って下さるようになりました。 時々つねってみたり、セクハラまがいのことをしたりもされるのですが、いたずらっ子のような笑顔で、ついつい職員もつられて 「ダメですよ〜」 と笑ってしまいます。 今日、その方の担当だったのですが、 注入に2時間ちょっとかかるので近くで仕事をしてると呼び止められて 「君名前は？」 と聞き取りにくいながらも聞いてこられて苗字を答えると 「ちゃうちゃう、下の名前」 と聞いてこられました。 すっごく嬉しそうな顔で。 私もつられて嬉しくなってお話したり、ベッド横にCDプレーヤーを置いて音楽をかけて過ごしてもらいました。 午後からは、お天気が良かったので近場を介護士さんとお散歩に出かけてもらったのですが、 道中、すれ違う女性に片手を挙げて 「よう！」 と挨拶されていたとのこと。 年齢層関係なく。 でも男性には知らん顔だったんですって。 なんてチャーミングなんでしょう！ いくつになっても人との関わりを楽しんで、女性との交流を楽しんで、 管が繋がってるとか、動けないとか、そんな事は別にして、ちゃんと『今』を楽しく生きておられるんだなぁと感動しました。 不自由なんだろうな。とか 辛いんだろうな。とか そんな風に思ってしまいがちだけれど、それってすごく失礼なことだったんだなぁと思いました。 生きてる限り、その人らしく楽しみがあって、 出来る限り沢山の楽しみを感じてもらいたい としみじみ思いました。 もちろん命を預かる以上、医療処置は大事だけど、そこだけを見てもっと大事な『その人本人』を見失わないようにしなくては、と思います。

  2015.02.21

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• もう少し

  昨夜、ネガティブが止まらず夜中に何度も目が覚めて寝不足のまま出勤しました。 先週、低体温と努力呼吸で相当しんどそう・・・と心配していた100歳を超えた方がお亡くなりになっていました。 お誕生日会をして、カードとお花を渡して話しかけたら、そんな中でポロリと涙をこぼされていました。 絶対に分かっておられる！ とその場にいた者みんなが思っていました。 とってもとっても頑張っておられたので、これ以上「頑張って」とは言えませんでした。 そして、去年お亡くなりになった方と同じで、 きっと大変な状態だから、他の方に場を譲って逝かれたような気もします。 去年、とても悔やんだので今回は絶対に「大変」とは言わないでおこうと思っていたのに、そっと身を引かれたのかもしれません。 私が出会った時は、もうお話もされなくて寝たきりだったけれど、きっと優しい優しい方だったんだなぁと思います。 そして、もうお一人容体の良くない方がいて、 そのまま弱ってしまわれるんじゃないかと心配していたのですが、 少しずつ元気を取り戻されて、今日は食事も完食されていました。 点滴はあと数日で終わりみたいです。 「ここの旅館のお陰で元気になりました」 と言って下さって、きっとご飯を食べてお風呂に入って、ベッドで寝て・・・ と、居心地のいい旅館だと思って下さったようです。 亡くなられる方とのお別れは本当に辛いけれど、最期の時期をご一緒させてもらえるのは、とても尊い事なのかもしれません。 そして体調が悪い方が回復されるお手伝いが出来るなら、それは有難いことなんだと思います。 まだまだ不安と怖い気持ちが大きいけれど、もう少し頑張ってみようかと思います。 と言いながら、明日になったらまた「無理だーーと泣いてるかもしれませんが。 長い間、本当にお疲れ様でした。 ご冥福を心よりお祈りいたします。

  2015.01.20

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• ネガティブ

  やって来てます。 ネガティブの大波が。 先週辺りから職場で、かなり状態の悪い方が何人かおられて・・・ ホントは通所施設なので体調の悪い人は了解出来ないという体にはなっているのですが、 訪問診療や訪問看護を母体としているので、体調が悪い時ほど了解してもらうという、おかしな施設なのです。 それは必要なんだとは思うけれど、私の知識や技術がどうしてもついていけない。 点滴、サーフロー（血管内にプラスチックの管を入れるタイプ）が入れられない。 ここがネックになってくる。 何度かトライしてみても、高齢者で容体が悪いとなると血管に余計に入らない。 明日にも命が危ない方が数名。 今は入院しておられる方も数名。 私、今の施設で仕事をしていく自信がないのです。 職場自体は嫌いじゃないし、職員さんも嫌な人は一人もいないけど、自分に自信がないのと、 あまりに忙しすぎて心身がついていけなくて・・・ 明日からどうしよう。 転職も考えてしまう。 けど、結局何をしていいのか分からない。 怖い。 うーん・・・ ネガティブが止まらない。

  2015.01.19

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• 優しさとは

  「あんたのものの言い方は優しすぎて、何も言えんようになる」 と、利用者さんに泣かれてしまった。 前から時々違う人から 「優しすぎる」 と言われてはいたけれど、ショックだった。 優しい人になりたくて、ただひたすらに受容と優しさを目指していたけれど、 それがかえって相手を苦しませることもあるんだと知った。 「家に帰りたい」 と言われる方に 「ごめんなさい。必ず送りますので、もうしばらく待ってもらえますか？」 と話しかけたら、最初の言葉を言われてハッとした。 その方は『帰りたい』って言いたかったんだ。 泣いたり怒ったりしたかったんだ。 でも私がお願いごとをしてしまったから言えなくなってしまった。 残酷だな・・・ と思ったら話せなくなってしまった。 帰宅願望の強い方が、私が声かけをすると待って下さる事がちょくちょくあって、それがいいことだと思ってた。 でもそれは私や職員にとって いい事 であって、利用者さんにとっては 我慢して、言いたい事が言えない状態だったんだ。 優しさって何なんだろう？ かと言って全部言われる事を聞いて、お家に帰ってもらったら、ご家族の要望もあるし、必要性があることが出来なくなってしまう。 難しいな。 気持ちをうまく表現してもらいながら、協力しもらえる方法はないものだろうか。 私はどこを目指していけばいいんだろ。

  2015.01.12

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• 仕事始め

  今日から仕事始めです。 5日間のお休みの間に、利用者さん四人ほどがインフルエンザにかかっていたり、 脳梗塞で倒れて入院している人がいたり、 と、たった数日で色々と大変な事になっていました。 インフルエンザはすごく流行しているみたい。 かからない！かからせない！ で、気をつけなくては。 今月から重度な方のご利用が始まる予定。 また勉強し直さないと。 日々綱渡りです。 怖い怖い。 でもやっぱり、皆さんとお話したり、触れ合うととても癒されます。 仕事が好きなんだろうね。 きっと。 大変だけど、なるべく続けていきたいものです。

  2015.01.05

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• 言わなきゃよかった

  職場で百歳の方がいらして、最小限の延命で持続点滴をされてる方がおられます。 Aさんと呼ばせて頂きます。 そこが詰まったらもうルートはとれないので、とっても気をつけなくちゃいけなくて、 危険だから送迎にナースも同行して、 すごくケアの大変な方で。 週に一度、入浴とルート交換のためのご利用でした。 たまたま長期にお休みされていた別の百歳の方は胃瘻で、もう一人胃瘻の方もいらして、 今日から3人、ケアの大変な方が来られる事になるから、どうしようとナースや介護主任さんと思案していました。 3人になるのは今日から。 でも何となく今朝から 嫌な予感 がしていました。 もしかして今日来られないんじゃないかな・・・ と。 職場に着いてすぐ、Aさんのご家族から 「今朝から容体が良くないので利用は相談してからにしたい」 と電話がありました。 とにかく行ってみないと分からないから、と1人のナースがお家に向かう途中、再度電話があり、 「今、呼吸が止まりました」 と。 間に合わなかった。 お風呂に入れてあげたかった。 でも一番に思ったのは、気を遣って他の方に譲ってあげようとされたのかな、でした。 自分のケアの分を他の人にしてあげてね。 そんな風におっしゃってる気がしました。 ご家族に看取られて、とても安らかな亡くなり方だったそうです。 大往生。 そう言ってしまえばそうなんでしょうけど もう少し生きていて欲しかった。 最後にもう一度、お風呂に入れてあげたかった。 そして、 「大変になる。どうしよう？」 なんて言わなきゃよかった。 ごめんなさい。 「大丈夫！何人でも頑張って看ます！」 と言っていたら、もう少し一緒にいて下さったかもしれない。 色んな勉強をさせてもらいました。 嚥下訓練、持続点滴の管理、自動ポンプの管理・・・ 私が習って使ってた時代と全然違っていて、一から勉強して、習って、とても学ばせてもらいました。 優しい笑顔をありがとうございました。 温もりをありがとうございました。 長い間、お疲れ様でした。 どうぞ安らかに。 ご冥福を心よりお祈りいたします。

  2014.11.28

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• あと1日

  あと1日でお休みだ〜。 長い！ 週に4日と5日は大違い。 やっと残り1日か。 さすがに疲れがピークになってきて、不正脈やら耳鳴りやら💦 明日は何ヶ月ぶりかの入浴介助。 しかも人数がめっちゃ多いのと、持続点滴の方もいてドキドキ。緊張するなぁ。 でも段々と思考がうまく働かなくなってきて、もう日々のやらなきゃいけない事をこなすだけで精一杯。 それでいいのかもしれないけどね。 色んな事を考えると不安で潰れそうだから。 でも今日は久々に、いいなぁと思える仕事が出来たから幸せ。 利用者さんの介護度とか時間的なものにも割と余裕があって、お帰り前に30分程の余裕が出来ました。 で、いつもは職員があまりいられないけど、たまたま4人も職員がいて、利用者さんと雑談をしたり歌を歌ったりしました。 みんな笑顔で、認知症と鬱っぽいのを併発してる方も今日はすごく楽しそうで、歌を手振りつきで歌ってくれました。 こういう楽しい時間、穏やかな時間を一緒に作っていけたらなぁと思います。 ここに来て良かったな。 今日は楽しかったな。 また行きたいな。 そう思ってもらえる場を作れるようになるのが目標。 そして今の職場は、そういう気持ちの職員さんばかりなのが有難いところ。 頑張ろう。 とりあえず、あと1日。

  2014.11.06

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• 心配性でいこう

  昨日、書いていた体調不良のご利用者さん。 今日、ケアマネさんから連絡があって、昨日の救急病院受診後、肺炎で入院されたとの事。 レントゲンで肺が真っ白で、あと半日病院に行くのが遅かったら命が危なかったそうです。 よかった〜。 肺炎なのはよくないけど、手遅れにならなくてホッとしました。 今日、他のナースさんに報告したけれど、やはり病院に行ってもらった方がいいという話になりました。 高齢者の方で特に認知症の方は症状が分かりにくいし、うまく口で言えないので、かなり悪化しないと分からないという怖さがあります。 なので、少しでもおかしいと思ったら、ちゃんと検査や治療が出来るようにしてあげなくてはいけないのですよね。 自分に自信がないけれど、いつもと違うとか、ここがおかしいとかをちゃんと判断しなくちゃと改めて思いました。 そんな程度で？と、もし責められたら私が謝ればいい。 いくらでも謝れるし。 でも命の替えはきかない。 やはり心配性なくらいがいいのかもしれませんね。 早く良くなられますように。

  2014.11.04

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• 自信がない

  5連勤初日、何とか無事終了。 今日は問題発生でした。 来られたご利用者さんが、朝から微熱があり、咳もひどくグッタリされていました。 明らかにいつもとは違う状態。 でも祝日なので、かかりつけの診療所もケアマネさんもお休みで連絡つかない。 どうするか？ 1.このまま夕方までいてもらって状態観察をする。 2.急病指定の病院に受け入れを要請する。 3.職場の母体の医師に指示を仰ぐ。 職場長とも相談しましたが、容体を判断して依頼するのは私しかいない。 困った・・・ 朝はバタバタと何十人もの方が次々来られる。 血中酸素濃度も落ちてる、肺の音を聴くと雑音が聴こえる（と私は感じた）反応が悪い 結局、急病指定の病院に電話して受け入れ交渉をして、何とか受け入れてもらえたので、お家に送ってご家族に連れて行ってもらいました。 でも、ずっとモヤモヤするのです。 これで良かったのかなと。 もしかしたら微熱程度で、水分とご飯を食べて安静にしてたら落ち着いたかも？ 忙しい救急病院へ押し付けたみたいになって申し訳ない。 ご家族の負担をかけてしまって申し訳ない。 こんな程度で他所に頼むの？と非難されるんじゃないか。 と。 でもこうも思うのです。 私一人の判断には、私は自信がない。 そう、私の『自信』には自信が持てないのです。 ご高齢者であっという間に容体が悪化する事が多々あります。 大げさでもいいじゃない。 万一を考えて設備の整った病院に依頼するのは、非難されても手遅れになるよりは、ずっといい。 と。 でも本当は、そういう判断を自分がして、責任を持ってみられるようにならないといけないんだろうな。 自分に自信をつけるには勉強と経験、でしょうか。 長い道のりですね。 でも現場は待ってくれない。 厳しいな。 どうか今日のご利用者さんが元気に次回来られますように。

  2014.11.03

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• 優しさに涙

  今日は改めて自分の知識と技術のなさに凹みました。 CVPからの持続点滴の方をヘパリンロックして入浴してもらうのですが、 私のヘパロックの知識&技術が20年以上前のものという・・・ 改めて本とか動画で勉強したけど、思うように出来ず、常勤ナースさんにめっちゃダメ出しされてしまった（涙） 危ないから、しばらく一緒にして慣れてもらいます！ と言われ、シューン・・・ でも知ったかぶりは怖いので恥も捨てて、徹底的に教えを請いますが・・・ それでもやっぱり悲しいよね。 自分の出来なさ加減に。 そんな時、失語症のある元大学教授の男性利用者さんが一生懸命私に話しかけてくれていました。 よくよく聞き取ると 「えらいね〜。君はホントによく頑張ってる。先生は知ってるよ。」 ですって‼︎ もう涙が出ましたよ。 嬉し涙が。 いつもは アホんだら！ って怒ってられる事が多いのに、すっごく優しく言って下さってビックリ！ 認知症の方って相手の気持ちをすごく敏感に感じ取っておられる気がします。 こちらが弱ってる時には必ず何か優しい言葉をかけてくれる事が多くって。 言葉が不自由だったり、お世辞や適当な事を言えない方なだけに、その優しさに感動するのでしょうね。 まだまだ未熟でダメなとこだらけな私だけど、こういう優しさを頂くと 有難いし、また頑張ろうって思う。 感謝です。

  2014.10.24

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• 明日から嘱託

  今日、正式に明日からの勤務時間延長と嘱託職員に変更の許可をもらいました。 が、週32時間以上が望ましいと言われて 1日の時間を延ばすか、半日でももう1日働くか考えてとの事。 毎週5日なら常勤と一緒だしなぁ・・・ そしてパートから嘱託という響きにずっしりと責任感が。 明日からkunさん残れるから と言われると何か不安。 とんでもないこと言い出してるんじゃないだろうか、私。 昨日から鬱々の大波が来て、今朝も4時前から目が覚めてしまい、こんなんでやっていけるのかと自信がなくなってます。 いやいや。 頑張ろう。 大丈夫！ きっと出来る！ 自分の気持ちひとつで、きっと出来るはず。

  2014.10.15

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• 素直

  さびしがり屋はいつも 僕に笑ってくれた 自分よりさびしい人が これ以上増えないように マッキーの 素直 って歌の歌詞。 いつも私を支えてくれる。 職場の利用者さんの息子さんが亡くなられたんだそうです。 一人の家に帰りたくないって その気持ち、同じ子を持つ身としてたまらない。 その方は私と同じようにメンタルの病を持ってらっしゃるから想像出来てしまう。 きっと自分を責めるでしょう。 なんで代わってやれなかったと責めるでしょう。 それが誰に 違う と言われても。 その方の爪を切らせてもらいました。 「私の事を見ててくれたの？ありがとう。ありがとう 。」 たったそれだけの事に涙を流して喜んで下さいました。 そして息子さんのお話を少しされました。 黙って聞いて一緒に泣きました。 「私にはもうここしかないの。ここから一人の家には帰りたくない」 ってお帰りの前に言われた言葉は辛いけど、 「またここに来て下さいね。待ってます」 と笑顔で送りました。 どうかその方の希望の場所となれますように。 その日一日が少しでも楽しかったと思ってもらえるように。 そのために私の病の経験があるのだとすれば、乗り越えたいと思う。 一緒に笑って一緒に泣いて、それしか出来ないけれど、 いつか私を支えてくれた、あの人のように私もなれるでしょうか。

  2014.10.09

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• 前進

  今月の契約から勤務時間を延長してもらうことにしました。 国民年金と国民健康保険の支払いが高すぎるので、せめてその足しにと思って。 でもちょっと時間を増やした位では大差もなく、今は週4日勤務なのを隔週で週5日にしてもらう事にもしました。 職場長は喜んでくれて、その計算でいくと週30時間勤務を超えるからパートから嘱託職員になれると思うよと言ってくれました。 人事に話して下さるとの事。 嘱託職員になれれば会社の年金と保険に入れて、健康診断も無料で受けられる。 願ってもないお話！ プレッシャーもあるけど、いつか常勤になりたいという目標があるから、やるしかない。 夫の仕事が見つかるまでは、とにかく何とか繋がねば。 こうなれば前進あるのみ。

  2014.10.08

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• 玉子焼き

  今日は嬉しい事が一つありました。 片麻痺と失語症の男性利用者さん。 感情失禁もあってとにかくずっと怒鳴ってる方なのですが、 今日のお昼、見守りをしつつお弁当を食べていたら、その方が車椅子で私の隣に来られて何かを訴えておられる。 よくよく聞くと 玉子焼きちょうだい って事で（笑） 食べます？ と一切れ差し上げたら おお〜。おうおう。 と満面の笑み。 いけます？ と聞くと おうおう。 とうなづいて下さいました。 わ〜い！ やった〜！ 私の玉子焼きごときで笑ってもらえるなんて、とっても有難い♪ よかった〜。 ホントは決まったお食事以外はNGなんだろうけど、ちょっとくらいはね。許されるよね。

  2014.09.30

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• 悔しい〜

  昨日夜から勉強し直して今日の仕事に臨みました。 結局、スペース的な問題とかでもう一人の常勤看護師Aさんに鼻腔注入をお願いする事になりました。 今後について職場長と看護師二人の三人で話していて、私は他に注入栄養とか処置のある利用者さんが重なる曜日は避けて欲しいと言いました。 というより、今日自体注入以外でいっぱいいっぱいの仕事だったから。 車椅子全介助の方五人と帰宅願望の強い転倒しやすい方三人と合わせて13人を介護士さん二人で見なくちゃいけなくて、ギリギリだったのに。 Aさんが職場長に 「別に看護師一人の時でも全然問題ないですよ。 私なら一人でも出来ますけどね。私ならね。」 「前にkunさんも⚪︎⚪︎しようとして、どうかなって思ったし」 と言い続けていて、職場長も 「Aさんなら出来るけど、Bさん一人なら絶対無理やし」 ともう一人のパート看護師さんの事を悪く言い始めて・・・ いやいや、Bさんも出来ますよ絶対。 少なくとも私よりも。 と言いましたけどね。 というより、一人で出来る出来ないというのは別の話でないかい？と思ったり。 処置だけに入ればいいってものではないと思うんだけど。 でもAさんには技術も知識も全て敵わないし、前のミスとかをもってこられると何も言えないとこもあるけど。 何かね言い方とか考え方が、めっちゃ悔しい〜！って思った。 出来ない私が悪いんだけど、自分なりに頑張ってるのにな・・・ くぅ〜無能な自分がヤダ！

  2014.09.06

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• プレッシャー

  明日か新規のご利用者さまが来られる事になったと今日聞きました。 経鼻栄養とバルーンカテーテルを入れておられる方だそう。 経鼻栄養、怖いんです〜。 もし抜けたまま注入したら命に関わるし、抜けやすいし・・・ 胃瘻が作れない方だそうで・・・ ううっ プレッシャー とにかく今から勉強しなおさなくては（;￣O￣）

  2014.09.05

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• 感謝

  毎日がいっぱいいっぱいで、つぶれそうになってしまう。 そんな中、職場の方々には本当に感謝でいっぱい。 母の具合が悪いのを心配してくれて、明日も無理な勤務変更をお願いしたら、色んな人が休みを調整してくれました。 私の腰痛も気にかけてくれて、移乗や入浴介助も快く交代してくれました。 申し訳ないけど、本当に有難い。 悪い事ばかりじゃないな、と人の優しさに救われる。 いつか返していきたいと思う。 とりあえず今日一日乗り切れた。 明日も一日だけ、頑張ってみよう。

  2014.08.20

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• 二次面接へ・・・

  予想以上に早く、仮面接をしてもらった施設から、二次面接のお話をいただきました。有難いことに採用の方向で・・・ということで。まさかこんなに早くとは思ってなかったのと、主人が今、海外出張中で相談できていないので、一旦、お断りをさせていただきました。転職に100％の気持ちがまだないのに、時間を割いて二次面接をしてもらうのは失礼だと思ったので・・・でも受けるだけ受けた方が良かったのかなぁ・・・ちょっと気分を害されてたみたいなので、申し訳ないことをしてしまったな。どうも私は『こうしたいな』と思うと、話が進んでいくようなタイプな気がします。それは、とてもありがたいけれど、あまりにスピードが速いのでついていけなくて不安になります。誰かに相談したいけれど、今の職場の人には言えないし、家族に言えば「変わった方がいい」と言うだろうし・・・困ったな・・・どうしたいのかな、私。どうすべきかな、私。

  2013.10.14

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• 転職もあり

  あれれ？と思う間もなく、仕事の面接を受けてしまってました。先日の『転倒かもしれない』事件(私の中では事件)から、今の職場とかスタッフに不信感を抱いてしまって、そこから一気にモチベーションが下がってしまいました。自分でもびっくりするくらい、スーッと引いていくのが分かった。うまく笑えない。利用者さんに、こめかみを殴られて泣きそうになった。帰宅願望を繰り返す利用者さんに優しく出来なかった。こんなんで仕事してるのは失礼だと思う。それに休憩時間も契約では45分なのに、いつも2.30分しか取れなかったり、サービス残業1時間とかの日々にも身体がついてかないし。医療処置と介護とレクと・・・何でも屋は私には務まらない。でも、やっぱり『気持ち』かな。頑張ろうって気持ちが持てなくなって、自分に自信もない状況では働けない。 「ちょっと他も考えようかな」と思って求人を調べてたら、ちょうど来春新設の施設の説明会があって、行って話を聞くだけ・・・と思って履歴書も持たずに行ってみました。どっちかというと健康増進タイプの施設で、雰囲気が良かったので、終わってから個別でお話を聞かせてもらえますか？と言ってたら、それが結構本格的な一次面接になってました。担当して下さった女性の方と話が盛り上がってしまって、「認知症の方って、そういう優しい心をもってはるんですよねー」とか「来てもらったらやっぱり楽しんでもらいたいですよね！」と色々話したり、「夢は何ですか？」って聞かれて、熱く語ってる自分がいたりして、楽しい時間でした。私は何も出来ないと思ってたけど、今の職場で色々経験させてもらって、「これは出来ますか？これは経験されてますか？」と聞かれたことは一応、全部出来るようになってた。自分でもびっくりした。ああ、他でもやれるのかな？って思うと気持ちが楽になった。勤務時間とか、送迎したりとか、ワードエクセルを使わなくちゃいけないとか、ちょっと迷うとこもあるし、第一二次面接までどうなのかも分からないので、そこに転職となるかは分からないけど、ゆくゆくは転職もありかな。勤務時間を減らす。勤務日数を減らす。仕事へのウェイトを変える。色んな選択肢を考えてみようと思います。

  2013.10.14

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• もういいかな

  どうしても納得いかない。 悔しいし、悲しいし、頑張る気が消えかけてる。 もういいかな。もう無理してやる意味わかんないや。 

  2013.10.08

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• 疲れてしまった

  「お前はアカン。何もせんとボーッと突っ立ってるだけやないか！」って言われてしまった。お迎えに行った、利用者さんのご主人に、だけど。誰にでも言うんだそうです。でも、めっちゃ刺さったな・・・だって何もすることないんだから、手出し口出ししないじゃん。って思う。何で初対面で、そこまで言われなアカンねんってキレそうになる自分もいる。でも、エネルギーないや。 今日から、重度認知症の方、専属の仕事が始まりました。明日からは入浴介助も。一年いるけど、なーんにも出来ないんだな・・・と思い知らされる。処置の多い利用者さんが増えて、何やってるのか分からない忙しさ、昨日から、産休明けの正社員看護師さんが復帰されて、ますます自分の出来なさを思い知って、哀しくなった。そして、疲れた。何のためにやってるんだろう？一生懸命やったって、全否定されて、それでも尽くして疲れ果てて・・・主人も、家事に対して手伝おうという意識はないし、現実、手伝ってもらえる状況でもないし・・・「しんどいんやったら辞めたら？」って、そんな問題かい？って思うけど、いつもそんな繰り返し。続けていけるのかな、この生活。

  2013.09.18

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• だめじゃん、私

  あんなに憤慨していた私ですが、負けてしまいました(><)いや、勝ち負けじゃないんですけど、無断欠勤の18歳ちゃん、翌日に出勤してました。私は『厳しく接するぞ』と決めていたのだけれど、彼女が、おずおずと私の隣に来て「一週間ご迷惑おかけしました」と言ってきた時に、思わず肩を抱いて「も～、心配したよ！頑張ってね」と言ってました。だめじゃん私。甘々じゃん。でも無断で休んで、辞めようと思ってたところに来るのに勇気がいっただろうな、とか声掛けにくかっただろうなぁとか思うと、なんだか愛しく思えてきて・・・きっとまだまだ彼女自身不安定なんだと思います。家庭の事情もあるみたいだし、でも、やり直そうと思って頑張る彼女を応援してあげたいと思っています。でも、これからが、もっと大変だからなぁ。まだ排泄介助も、移乗もしてないから、3Kはこれから。乗り越えてくれるといいのだけれど・・・

  2013.08.08

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• 納得いかない！

  私の器がちっちゃいだけなんですけどね、どうしても納得いかないんです。4月から採用になった、高卒18歳の女子社職員。先週月曜日、無断欠勤しました。電話もメールも留守電か、返信なし。自宅は「友達のところへ行ってるみたいですが、私もどこにいるのか知りません」との彼女のお母さん。みんな心配しまくりました。事故かな、犯罪に巻き込まれてない？翌日も電話とメールをし続けてもなしのつぶて。何とか本人のお姉さんとは連絡をとっているらしく、元気ではいるらしい・・・と。結局、3日目に先輩の女の子に「今、違う土地にいます。仕事やめたいです」とメールがあったらしい。はぁぁぁ？ですよね。みんなが、どんなに心配してたか。今までも気にかけて、センター長なんて責任感じて、食欲なくしちゃうし・・・先週一週間と今日、休んでました。結局、家庭の事情もあるとやらで、今日、センター長と話をするために職場に来てました。で、結局続けるんですと！うちの職場の職員さん、みんなめっちゃ優しいので、みんな「よかったねー」「あったかく迎えてあげないと」と喜んでますが、私はどうしても認められない。なめてんじゃないよ！って思う。18だろうと高卒だろうと、仕事してたら社会人なんだよ。辞めたくなるかもしれない、つらいかもしれない、それなら、ちゃんと話をしなさいよ。部活休む時でも連絡いるでしょ。で、戻る条件提示をセンター長が出したんだって。「愚痴とか不満が話せない子だから、若い女の子を相談役につける」「遅くまで働くのが嫌だから、早あがりさせてあげる」そんなんでいいんですか？甘やかしすぎてない？若い子の未来を応援したいし、出来れば頑張って欲しい。でもね、無断欠勤と連絡無視の、お咎めなしで挙句の果てにワガママを通してあげるってどうよ？うちの息子だって19で働いてますよ。同期もいないし、毎日怒られてばっかりで、休みも不定休。残業もあるし、きつそうです。でも、踏ん張ってるんだよ。息子の友達は、もっと厳しいところで働いてる子もいるし。っていうか、私も今だってそうだし、みんなみんなギリギリで頑張ってるんだよ。『生きる』ってそういうことでしょ？ここで彼女を甘やかしていいのかな？って思う。腫れものに触るようにして、それで通用すると思わせてこれからのためになる？ でも、私は上司ではないので何の権利もないし、決まった以上、一緒に働くことになるんだろうけど、笑顔で迎えてあげられる自信ないです。誰かのせいにして、何かのせいにして、面倒くさいことから逃げて、楽になりたいって、それは違うと思う。「18だからね」って、それで片付けていいもんですかね・・・

  2013.08.05

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• 同僚とのお別れ

  今日で、親しくしてもらっていた職場の介護士さんが退職しました。同い年で、子供が同世代なこともあって話が合いました。彼女とは一緒に仕事をする機会は少なかったけれど、私が初めて職場に行った時から、気軽に話しかけてくれて、大らかな笑顔と、たくましさと優しさが大好きでした。センター長とどうしても意見が合わなくて、辞める道を選んだ彼女。もう会えないと思うと、とても悲しい。淋しい。前の職場でもそう、私はとても人に恵まれています。尊敬できる、好きな人が沢山いました。でも短期間で別れてしまう・・・でも、また違うところで介護士を続けると言っていたので、そこでの活躍を心から願っています。素敵な笑顔を沢山の人に見せてあげて欲しいから。彼女が私に言ってくれました。「私はkunさんに教えてもらったよ。優しい話しかけと、誰に対しても同じように接してること。すごいよ」と。全然出来てないけど、彼女のその言葉に恥じないように、頑張っていくね。本部の方との面談は終了しました。「こちらから退職をお願いするようなことは絶対にしません」って。でも、今の現場に看護師４人は、やはり置けないということで、話し合って、配置換えはあるかもしれないとのこと。「今の通所施設がが好きなので」と言ったと主人に話したら、「それは弱みを握らせてしもたな」と言われてしまいました。やめてほしいと思われれば、あえて配置換えを指示すると『依願退職』という方法を私から取ってくれるという・・・そうすると『解雇』ではないので何の問題もない。う～ん・・・ミスったかな？でも、ゃっぱりかけひきとか、計算とか無理です。このまんまで、いらないと言われたらしょうがない。

  2013.07.11

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• 面談

  今日は職場で、初めての試みとして『流しそうめん』をしました。トユをつなげて、ホースで水を流して・・・と即席でしたが、かなり本格的！でもまぁ忙しい忙しい。職員はじめ、厨房の方総動員で、怒涛の流しそうめん。大変でしたが、皆さんが喜んで下さったので、とても嬉しい一日でした。どういうタイミングなのか、今月、本部の方と面談をすることになりました。常勤だけでなく、パートもということで私もするみたいです。ちょうどいい機会なので、今後についてハッキリ聞いてみようと思います。産休明けの看護師さんが復帰したら、私は辞めていく方向なのか、どうか。多分はっきりとは言ってくれない気がするけれど、ちょっと最近、産休看護師さんに対して、ちょっと思う所もあって、腹づもりをしておきたいなぁと思っています。生活もかかってるし、何よりモチベーションがねぇ・・・

  2013.07.08

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• もしかしてクビに？

  何か私、クビになります？たまたまなのか、聞かせるつもりか、、事務の上の人と、職場の長が話してたんですよね。産休の常勤看護師さんが、復帰してきたら、看護師4人は置けないって…順番でいくと新参モノの私が余るってことよね。やっぱり常勤さんが欲しいんだって。パートだしなあ。契約は半年更新だし。めっちゃ頑張ってるんだけど、結局パートって切りやすいんだもんね。でも今は私は常勤にはなれないよ。いつ退職勧告されてもいいように、また新職場を探しといたほうがいいかも。でも昨日、このままでいいのかなと思った途端、この流れ…私、こういうの多い気がする。怖いな～。

  2013.06.13

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• 難しすぎて

  毎日毎日、新しいことを勉強しなくちゃいけなくて、頭パンクしそうです。容体の良くない利用者さんがいらして、完全、訪看さんと同じことしなくちゃいけない状態。空白のこの２０年。全然昔の知識も技術も通用しません。アルブミン投与って・・・どうなんでしょう、それ。それ、通所施設でやります？自信も資質もなんもないです。難しすぎ。出来るのかな、私。 不安ありすぎて混乱してきた・・・

  2013.06.03

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• 何とか成功

  今日は『当たり日』でした(涙)ナース一人の日に限って、骨折疑い&高血圧、吐き気の二人の異変が…。そういう方を放っておかないのが、うちのいい所だけど、対応するのは、私にはツラい。ドクターに報告して、整外受診依頼して、至急採血して…そう!採血ダメなんです。私。経験なさすぎて、うまくなくて。でも仕方ないからやりました。血管がしっかりしてたおかげで、なんとか一回で出来て、ホッとしてたら、吐き気で飲食出来ないから、点滴して。とドクター指示が!点滴、もっと出来ません～(涙)ホントはサーフローがいいんだろうと思ったけど、確実性をとって、翼状針でしてしまった。でも出来たよ～。採血6本、点滴500ミリリットル。良かった～。次のハードルは、サーフローだな…。高いなー。

  2013.05.16

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• 看取り

  やっと時間が出来たので、最近あったお仕事の事。気持ちを書き残しておきたいと思います。 ちょうど２週間前になりましたが、看護師として初めて『看取り』を経験させて頂きました。通所施設なので、本来は状態が悪くなると来られないし、急変時は、基本は救急車を呼ぶことになっています。でも、何度も言うように今の職場は全て受け入れています。それでも『看取り』は今回が初のケースだったそうです。その方は、ほぼ寝たきりの独居の男性。ご家族は行方不明で身寄りがないので、ご本人の意思が尊重されます。頬に大きな腫瘍が出来ていて、悪性ではないものの手術をして取らないと、破裂するか食事が摂れなくなると診断されましたが、ご本人は「手術は絶対に嫌」と拒否されました。認知症はあるのかないのか微妙ですが、暴言暴力がなかなかひどくて、ずーっと「アホ！バカ！」と言われ続けたり、唾を吐かれたり、つねられたりとなかなか大変な方でした。私が勤めだした時はまだ食事が出来ていたのですが、段々食べられなくなって、少しずつ弱っていかれました。そして吐血下血があり、意識障害が急に現れたと聞きました。どう対応していくかカンファレンスがあり、『住み慣れた環境で看取ろう。延命処置はしない』という結論になりました。処置は抹消点滴だけ。デイ利用は通常通りしてもらい、もし急変時は救急車は呼ばない。心マだけしてドクター到着を待つということになったのです。 『その日』はもう意識がなく、喘ぐような呼吸で、血圧も上が60あるかないかでした。運悪く看護師は私一人だけ。でも本来は休みだったセンター長が出勤してくれて、「連絡関係は私が全部やるからkunさんはNさんの対応だけしてくれたらいいし」と言って下さり、他のスタッフも全部、他の業務を分担してくれました。私は怖くて怖くて、不安で不安で逃げ出したくてたまりませんでした。でも不思議に「看取りたい」という想いが私の中に出てきました。点滴の指示がありましたが、血管すら出てこない。それでも点滴がなくなれば２日以内に亡くなると言われ、どうしても500mlいれなくてはいけないと・・・何度かチャレンジしたものの、未熟な経験の私には当然入る訳もなく、頼み込んで、訪問看護部の方に来て頂き、お願いしました。それでもなかなか入らなくて、合計４人の看護師が合計１０数回トライして何とか300ml程だけ入りました。１日中、１時間ごとにバイタルチェックをして、吸引をして、体位変換をして、そしてずっとずっと話しかけていました。その間に色んな職員が入れ代わり立ち代わりベッド脇に来て、手を握り話しかけました。「Nさん、またアホって言うてくれな淋しいやん」「しんどい？元気出してや」「もう点滴嫌やろ？私のお弁当あげるし起きや」「今日はホワイトデーなんやから、おごったげたココアのお礼言うてくれんと」意識はないけれど、トータルで２０人近くが、ずっとずっと話しかけていました。その時、何度か涙を流されて、私にはそれが「ありがとう」と言ってくれているように感じました。いつ急変してもおかしくなくて血圧も40まで下がったものの、何とかデイ利用時間は持ちこたえて下さいました。私は結局、ずっと離れられなくて、お昼ご飯を食べる１０分だけ傍を離れたけれど、残業３時間しつつ、お部屋まで一緒に送って行きました。４人のスタッフで歩いて送りながら「ほらNさん、空見えてる？もう春やで、お花見にも行くんやで」とセンター長が声をかけてくれていました。みんな泣いていました。部屋へ着き、ベッドに寝てもらってから、みんなで手を握って「また来週ね」と言って帰りました。でも心配だからと、ケアマネさんがヘルパーさんが来るまで残ってくれることになり、私達は通常業務もあったので戻りました。私も気になりつつ帰りましたが、何となくもう数日はもってくれるのかな・・・と思ったりしていました。でもその夜遅く、リーダーさんから「Nさん亡くなったよ」とメールをもらいました。私達が部屋に送り届けた３０分程後だったそうです。きっと知らせると私がまた戻ってしまうから、知らせずにいて下さったようです。そのメールを見て号泣しました。「看取れなかった」と・・・でも看取りたいと思ったのは、独りで逝かせたくなかったから。それが自宅で、ケアマネさんとヘルパーさん、駆け付けたセンター長、訪看さんに看取られて亡くなったんだと聞きました。家に帰りたかったんですよね。なんて幸せな亡くなり方なんだろう。と少しホッとしました。そしてとても気を遣って下さっていたのかなぁ・・・と思ってまた泣きました。デイに来てくれたこと、でも迷惑かけないようにいる間は小康状態を保ってくれたこと、もしかしたら私が勤務してる日を選んで最期の日に来てくれたのかな・・・なんて。まだしっかりされていた時期に、ずっと暴言と嫌な事もされたけど、どこかにNさんの淋しさやもどかしさを感じていました。たった一度だけだったけど「おーい、kun」と私の名前を呼んでくれたことが、私には何より嬉しかった。背中を撫でながら、うとうと眠ってくれたのが嬉しかった。「ここにいますよ」と声をかけると「うん」と言ってくれたことも嬉しかった。そして亡くなるまでの数時間、多くの人達と共にNさんに寄り添えたこと、本当に幸せでした。そこにはものすごい愛が満たされていたのを、全員が感じていたと思います。こんなに多くの人に愛をもって見送ってもらえる人は、そうそういないと思います。そしてそんな時間を家族でもない者が共に過ごせることも、そうないと思います。ありがとうございました。色んな事を教えてもらいました。そして、その数日後にたまたま以前から受講予定だった研修会に行ったのですが、テーマが『在宅での看取り』でした。出来ればNさんが亡くなる前に勉強しておけば良かったと思える、本当に勉強になる研修でした。あんなに点滴の針を刺さないでドクターに「もうやめてもらえませんか？」って言えればよかった。もっともっといっぱい触れて、もっともっと声をかけてあげればよかった。と少し後悔も出てきたけれど、一つの想いが私の中で芽生えました。いつか、いつの日か、もっともっと勉強して知識と技術が身につけられたら、看取りの出来る看護師になりたいと思います。いつになるのか、そんな自分になれるのか、まったく見えないけれど・・・ Nさん、お疲れ様でした。どうぞ安らかに。

  2013.03.28

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• みんなの力

  どん底の日々を送っていましたが、やっと抜け出しつつある感じです。仕事で利用者さんの急変やら、処置やらで対応がうまく出来なくて、介護士さん、他部署のヘルパーの主任さん、訪問看護の方、色んな方々に迷惑をかけてしまって、申し訳ないのと情けないのとで落ち込みまくりました。あまりの落ち込みようが伝わったのか、翌日介護士主任さんに「よかったー。kunさん来ないかと思ってた。辞めちゃうんじゃないかって心配してた。」と言われてしまいました。そうでした。ホントは辞表を持って行こうと思ってました。私は看護師をやっている資格はない。と思って。 でも、そんなことを言ってられないくらい毎日毎日アクシデントや急変があって、しかも私以外、看護師はいなかったので、やらざるをえませんでした。採血も点滴も、ドクターやケアマネさん、ご家族との連絡などなど。そして初めて点滴に成功しました。本とＤＶＤでしか勉強出来なかったけど、何とか出来ました。そしたら主任さんが「よかったな~！成功したやん」と自分の事のように喜んでくれて、有難かったです。 最近『試されてるな』と感じることの連続です。「これでもあなたは看護師をしたいですか？」と次から次へと試練が来て、試されているんだなと思いました。 事業所は在宅支援をしていて、訪問診療や介護全般を請け負っているのですが、高齢者だけではなく、末期癌の方の看取りもしています。看護部の部長とたまたま祝日に休憩室で出会ったら、いつもきれいにお化粧されてスーツをビシッと着ている方なのに、スッピンでジーンズ姿だったのですが、40代の乳がん末期の方のが在宅支援をしていて、その方が危なくて、夜中から行っていたとのこと。「私達と同年代で、小学生の子供さんもいて、本当につらい。でも安らかに送ってあげたいから。」と話されていました。でも、きちんとご家族で受け入れられいるとのこと。すごいなぁ~と心から思いました。１人の患者さん、利用者さんに何人もの人間が関わっていて、色んな職種の人が一人のために昼夜通して想ったり、動いている。自分が在宅で終末期を迎えるとして、こういう人達がいてくれたら本人も家族も、どんなに心強いか。勤務先の通所施設も、本当なら医療処置はしないことになっているので、熱発や体調不良の方は受け入れないのが普通です。でも、うちは『１人にしておけないから来てもらおう』という考えで、来てもらってから往診を頼んだり、薬を出したり、場合によっては入院手続きまでして送り出す。すごいことだと思います。在宅医療、介護とはこうあるべきなんだと思います。そして思いました。私もその一員になりたい。と。なれるかどうか分かりません。でも、チャンスをもらったのに諦めるのは悔しいのです。もうちょっと頑張ってみます。そして「看護師を辞めようと思う」と言った私のために、何日も答えを探し出そうとしてくれた親友や、指導してくれたり、一緒に喜んでくれるスタッフさん、見守ってくれる家族、感謝しています。みんなの力で、また歩き出せそうです。 

  2013.02.16

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• 苦手

  採血、うまく出来ませ~ん（涙）前回は2回目で何とか採れたものの、今回は2回やっても採れず、たまたまもう一人看護師さんがいらしたので、お願いして代わってもらいました。ちょっと分かりにくいというか、逃げやすい血管だったので、その方が2回目で採れました。合計4回。本当に申し訳ない。「どうしたら採血が出来るようになりますか？！」と先輩に聞いたり、本を読んでも、やっぱり『慣れる』のが一番とのこと・・・でも採血は、あっても月に一人くらいで、慣れる程もないし、こればっかりは家で練習も出来ないし・・・。とりあえず駆血帯だけでも買って、血管探しの練習でもしてみようかと考えてますが、完全に苦手意識がついてます。学生の時に先生に言われたんですよね。技術がうまくて冷たい看護師か、技術が下手でも優しい看護師か、どちらがいいか。結論『技術がうまくて優しい看護師であれ』そりゃそうですよね（涙）私も患者なら、そういう看護師さんがいいです。それがずっと重石のように乗っかってます。そして、経験豊富な介護士さんとか、先輩看護師さんを見ていて思うのですが、やっぱり私は『引き出し』が圧倒的に足りません。介護、看護の経験だけじゃなく、人としても経験としての引き出しが。細かい気配りとか、トラブルが起きた時の対処法とか、会話の一つ一つとか・・・まだまだ勉強不足だらけです。日々落ち込むことばかり・・・主人も仕事で発注ミスがあり、どうしても自腹で数万円の損失補てんをしなくてはいけなくて、年明け早々、金運だだ下がりです~。でもケガをしたり、事故を起こしたり、遭ったりした訳ではなく、ある意味、金銭で済んだのはラッキーだったんだと思います。ホントに。何があるか分かりませんものね。せめて笑顔で！と思っているの手ですが、悩んだり、落ち込んだりで、うっかりするとつい難しい顔になってるみたいで、利用者さんに「看護師さん、笑って。」と言われてしまいました。今はノロ&インフル対策で全員マスクをつけて仕事をしているので、特に表情が見えにくくて、気をつけなくてはいけませんね。今週は4連勤。あと2日、未熟な分、せめて笑顔でいないとね。

  2013.01.16

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• 嬉しいこと

  この連休は家の周辺が混雑するので(観光地なので)無理を言ってお休みにしてもらいました。主人が会社の旅行で台湾に行っているので淋しくもあり、のんびりでもありです。昨日から12時間近く寝てしまい、もったいないなぁと思いつつ、身体が随分と楽になりました。食事も手をかける余裕があるので、煮物とかケーキとか作って、久々にちゃんとしたものを子供達に食べさせられました 仕事の方で、最近嬉しいことがありました。今の職場でのメインの仕事が『記録』で、20数名分の連絡ノートとかカルテ記入に何時間もかかってしまいます。2日でボールペン1本のインクがなくなるくらい最初はそれが嫌で嫌で・・・こんなことをするために転職したんかなぁ？と何度も後悔しました。最近になってある介護士さんから「どう仕事慣れた？記録ばっかりで嫌ちゃう？前の看護師さんもそれが嫌で辞めたんやで」と言われるようになって私は内心『悪魔の囁き』と呼んでます(苦笑)痛いところをついてくるよねぇって。でもとにかく3か月は頑張ろう！と思っているので、私なりに頑張ってノートを書いたりしつつ、隙をみては利用者さんの近くに行って触れ合えるようにしています。そしたら最近、ちょっと変化が見えてきました。何人かの利用者さんから「ノート書いてくれてるの、あなたやんねぇ？楽しみにしてるの。いつもありがとう。」と言われたり「あなたに話したいことがあって」と言って下さる利用者さんが出来ました。ノートを書くならちゃんと心をこめて書きたいと思っていて、一人一人の方の様子をずっと見ながら書くようにしています。でもそうすると、すごく時間もかかるし文字数も増えてしんどいのですが、お返事をくれる方もいて、交換日記のようになってきました。『書く』ということにも、ちゃんと意味があるのかなぁと嬉しくなりました。そして、そんな様子を見ているセンター長さんが「ノート書くの大変やろ？」と聞いて下さって、「看護師さんやし本当は利用者さんともっと関わりたいやんなぁ？話をしてあげて欲しい利用者さんもいるし、これからノートの分担を変えていこうかと思ってるんよ。」と言って下さいました。ちゃんと見ててくれたんだなぁと嬉しくなりました。あとは、認知症が重かったり、攻撃性のある利用者さんとの関係が、少しずつ良くなってきているのを感じられるようになったのも嬉しいです。いつもつばを吐きかけたり、つねったり、暴言を言う、ほぼ寝たきりの男性利用者さんが「おい！手！」と言われることが多くて、ずっと呼ばれるたびに行って話したり、さすったりしていたら「なんでやろ？」とか「どうしたらいいんやろ？」と穏やかな目と口調で言われました。痛いんですね、きっと。でもどうしていいか分からなくて攻撃するしかないんですよね。若い間に家族をないがしろにして、身寄りがなくて・・・という独居の方なので、お淋しいんだと思います。何だかどうしても気の毒になってしまって・・・手をさすったり、背中をなでていると眠られるようになって、少しずつ落ち着いて時間を過ごされるようになってきました。もちろんそれは私だけじゃなくて、介護士さんがつきっきりでお世話をしてることが大きいんだと思います。やっぱりすぐに気持ちが通じるなんてことは無理なんですね。特に認知症の方は難しいので慣れてもらうまで時間がかかるんだと思います。でもこうやって少しずつ変化を感じられるのは、とてもありがたいです。目に見える変化なんてないのが普通だろうから。でもまだまだ不安ばかりで、心身とにヘトヘトになるのですが、もうちょっと頑張ってみようと思います。介護士さんが本当に一生懸命なので、見習いたい人が何人もいてくれるのが本当に恵まれています。コミュニケーションとか介助の仕方を真似ながら身につけられたらいいのですが・・・その中で私らしい『看護師』になれるように。

  2012.11.24

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• 『ホーム』と『アウェー』

  昨日、必要書類があって、前職場に行ってきました。たった1か月だけど、もう何年も行ってないような、気がしました。今の職場でずっと『アウェー』感があったけど、少しずつ慣れてきて、それと共に、やっぱり前職場は完全『アウェー』でした（苦笑）その分今の職場が『ホーム』になっていくのかもしれないけれど・・・少し時間があったので施設にも寄ってきました。私を忘れてる人もいたけれど、辞める時泣いてくれた方は、まだ覚えて下さっていて、「懐かしい」と泣いて下さいました。やっぱり辞めた者が顔を見せるのは良くないのかもしれません。お互いに・・・。職員さんとも、やはり微妙な気まずさがあったりして・・・。前職場の雰囲気は、やっぱり暗くて、活気がなくて胸がキュッと痛くなりました。今の職場に移って、楽しい雰囲気作りとか、レクとか色々と知って、「もっとこうしてあげたかった」「こんなことを一緒にしたかった」と、やっぱり思い出してしまいます。仕方のないことだけど・・・また、今の職場でのことも書き残していきたいと思います。誰かに喜んでもらいたたい。元気になってもらいたい。そう思うなら、自分の持てる全力を出して向き合わなくてはいけないんだと知りました。まだまだだけど、ちょっとずつ進んでいけたらいいな。あ～っ。今週、利用者さんのインフルエンザワクチン接種があります～。「手伝ってもらいますので」とは言われたけれど、何すればいいんでしょう～（泣）

  2012.11.07

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• ゼロからの

  仕事の時間が増えたことと、母の手術と入院で病院へ行くことが多くて、毎日の自由時間がほとんどなくなってしまってます。今日は、ちょっと余裕が出来たので、久しぶりの更新です。まず母は、心配していた術後の合併症も今の所なく、シーネからギプスに変わりました。さすがに今回は痛いようで、食事も食べたくないと言っていて心配しましたが、やっとご飯も食べられるようになり、車椅子で一人でトイレに行けるようになりました。「洗濯出来なくて困るんやけど」とか「前の仕事は病院に近かったし、一時までで来てもらいやすかったのになんで辞めたん。辞めん方が良かったって思ってるんやろ？」と、チクチク言ってきますが、週三日行くのが今の所、精一杯です。申し訳ないけど、動いてしまったものは仕方ないし・・・まぁ嫌味を言える程元気になったってことですね。きっと。仕事は、もう３週間経ちますが、全然慣れてません（涙）自分に余裕がないから視野が狭くなって、抜けてるとことがあったり、気配りが出来てなくて、看護師さんや介護士さんから色々注意されてばかりです。先日、利用者さんの急変があり、たまたま看護師が３人いたので、何とか対応できましたが、私って本当に使い物にならないなぁと情けないのと、これからどうしよう・・・と半泣き状態です。結局一時的なものだったのですが、意識がなく、施設併設の医院のドクター指示で「ルート取って、採血と心電図取っといて」と言われ、ええ～っ！？確かに勉強はしましたが、自分で心電図取ったことないです。サーフローの点滴なんてしたことないです。ましてやショック状態の高齢者なんて無理～！歳はうんと下だけれど、外科あがりバリバリの看護師さんが、テキパキと全部やってくれましたが、私はもっぱらバイタル計測と補助にまわるだけで精いっぱいでした。「すみません。私、ここで務まりません」と言ってしまいそうになりました。色んな施設があるけれど、今の所は在宅やショートもあるのでかなりの医療処置もするようです。確かに『勉強したい』と思って転職したけれど、ここまで高度とは・・・でも今更逃げるわけにはいかないし・・・前の職場みたいなところはもうご遠慮したいし・・・来週からその頼りになる看護師さんが産休と育休に入られるので、私一人体勢になってしまいます。いつ起こっても不思議でない状況。やるしかないです。怖いけど。急いで大型書店で採血・注射の本と、緊急時対応と心電図の取り方読み方の本を買いにいきました。ゼロから勉強です。そんな中、ちょこちょこと利用者さんに罵倒されることがあり、心底参りました。認知症で仕方ないこと・・・と分かっていても、私も人間です。「お前なんか殺したる！」「いい気になってんな！自分で立派やと思ってるんやろ！」とののしられたり、爪を立てて腕を全力でつねられると、悲しくなります。そういう状態の方って相手がどうすれば心身が傷つくのか、すごくよく分かっておられるんじゃないかなと思いました。前の職場にもそういう方はおられたけれど、人数が違って・・・大体20パーセントくらいはトラブルを抱えた方だという気がするのですが、５人なら１人。１０人なら２人・・・今職場の３０数人なら6、7人はおられる・・・１人２人なら何とか対応に持ちこたえられても何人か固まってしまうと対応するための気力体力がもちません。なんのためにやってるんだろう？って悲しくなることも多々あるのですが、とにかく続けられるだけやってみます。でも、お元気な利用者さんは皆さんとても楽しそうにされていて、「ここに来ることだけが楽しみ」と言って下さるので、少しでもそのお手伝いが出来るようになりたいと思います。もう少しして、仕事と家事の時間の取り方や、仕事の仕方が見えてきたら、ちょっとは楽になるのかな？

  2012.10.23

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• 転職　第一日目

  本日、転職一日目終えました。顔も名前も分からない方20数人のバイタル測定とか記録とかで一日中アタフタしてました。お元気な高齢女性って皆さん同じに見えてしまって（汗）今日は先輩ナースさんが二人いてくれて教えてもらったのですが、明日はいきなり看護師私一人きり。不安・・・かなり不安です～。でも来月にはお一人、産休で休まれるので何とか一か月でめどがつくといいのですが・・・まだ一日目なのでこれからはどうなのか分かりませんが、今日の感想としては『何か物足りない』『淋しい』という感じでした。看護師の仕事のメインが連絡帳とカルテ記入という『記録』で、朝のバイタルチェックも自動血圧計で測るし、お話する間もなく、次々に測定して入浴に行ってもらって・・・ちょっとした処置とか、胃ろう処置とかもあるのはあるのですが、ほとんど利用者さんと関わる時間がありません。前の職場はバイタル、入浴、排泄、食事介助、体操、計画書作成・・・と介護の仕事も全部していたので、「え？これだけでいいの？」と戸惑いました。貧乏性とでもいうのでしょうか、忙しければ忙しいほど、きつかったり、汚い仕事だったりすればするほど『何かやってる』という気持ちがあってやりがいを感じていました。介護と看護の道を学びたくて転職したので、拍子抜けした感じで・・・「もしかして失敗？」と思ったりして・・・でも、今の職場のいい所は、安心してすべてを介護士さんにお任せ出来ること。レクとかも盛り上げ上手で、皆さんがすごく楽しそうにされていること。これはすごくいいなぁと思いました。そして私自身の心身ともの疲れ方が全然違ってます。楽というと語弊がありますが、割と元気が残ってます。今まで、かなりイライラピリピリしてたんだなぁと改めて実感しました。（ただ娘に「ママすごく淋しそうな顔してるよ」と言われましたが・・・）まだ前の仕事で深く（深すぎる程）利用者さんと関わり過ぎたので、まだまだ引きずってしまうところもあるけれど、とにかくまずは1か月、ちょっとでも利用者さんと職員さんの顔と名前を覚えられるように頑張ってみます。その次は3か月。そして6か月。1年・・・と続けていければいいなぁと思います。それが出来るようになったら、時間を作って利用者さんと直接関われたらいいのですが・・・ガンバロー！  

  2012.10.01

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• 果報者

  最後の勤務終えました。お別れを言うのがつらくて言わずにおこうかと思ったのですが、うやむやにして消えていくのは申し訳ない気がして、きちんとお話しました。「なんで辞めるん？淋しいやんか。辞めんといて。」と何人も言って下さって、泣いて下さいました。私も泣いて、皆さんにハグして泣きました。「この歳になって別れが一番つらい」とおっしゃって下さったＮさんとは私が勤務し始めた３年半からのずっとのお付き合い。９５歳の女性です。そうだよね。高齢になるということは、段々と家族や友人、知人と永久の別れが増えて、取り残される淋しさは、たまらないと聞いたことがあります。この優しい方たちを、こんなに悲しませてまで、私がしたいと思うこと、しようと思うことは間違っているんじゃないかと思ったりしました。ここで「やっぱり退職やめます」って言っちゃおうかと何度も思いました。でも、このまま流されていてはいけないと思ったから、やっぱりちゃんともう一度勉強しなくてはと思う気持ちは間違いではないと思います。こんなにつらい別れをした分、悲しませてしまった分、もう少し今よりいい看護師になれるように頑張ります。新しい看護師さんも２人決まって、引き継ぎも出来たので、今度はその方とまた新しいご縁を結んでいって下さると思います。それがひとつ安心です。３年半。事故も急変もなく、無事勤められたことに感謝です。そして素敵な方々と出会えたことに感謝。私は本当に利用者の方々が大好きでした。今もこれからもずっと大好きです。愛していた私の想いは認知症の方であっても、ちゃんと伝わっていました。皆さんも『看護師のお姉ちゃん』として私を愛して下さっていました。社長はじめ一緒に働いていた職員さんも名残を惜しんで下さり、こんな忙しい時に抜けていく私に恨み言一つ言われず、快く送り出して下さったことにも感謝です。もったいないことです。私は果報者です。この３年半に悔いなし。皆さんに出会えて本当に幸せでした。ありがとうございました。お元気で長生きして下さいね。いつかまた出会えることを信じています。 

  2012.09.28

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• カウントダウン

  あと二日。「お元気でね」と利用者の方とお別れをする。認知度の重い方は、いつもと同じように笑って下さる。お元気な方は、不安にさせてしまいそうで、なかなか言えない。でも言わなくちゃ。「ありがとうございました。とても楽しい3年半でした。」別れがこんなに辛いとは・・・いってきます。

  2012.09.26

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• ラスト一週

  退職まで一週間を切ってしまいました。ものすご～く緊張してきて、ホントは逃げ出したい気持ちでいっぱいです今は10人定員の小規模施設だけど、次の所は30人定員だし、スタッフも多いので名前覚えられるかな～（そこ？）今の職場でのご利用者さんとも日に日にお別れが近づいてきて、淋しいです。でも、もう今のまま『慣れ』で仕事をしているのはダメなんだと思ってます。そりゃ慣れた所の方がいいし、少人数の方が私には合ってるけど、自分が「看護師になりたい！」と思った時の気持ちから段々と遠ざかっていくのが悲しいから・・・次の所は、点滴もする可能性があるんだそうです。実は・・・私は一度も点滴をしたことがないんです厳密にいうと点滴は医師がするものだそうで（今も？）大学病院ではお医者様がいっぱいいらしたので看護師は補助だけ。勤務したのも新生児の集中治療室という特殊なところだったり、その後も何となく逃れてきたもので・・・採血自体も学生時代の実習での数回だけ。そこがどうしても私の自信のなさになっていて、『ペーパーナース』だなと思ってました。（今も）頑張ってその辺も教えてもらいながら、やっていかなくちゃと思います。そしたら、ちょっとは自信がつくかもしれないし。紆余曲折があったものの、新しく勤務される看護師さんも決まったそうで、心置きなく移れそうです。悔いの残らないように、あと4日。心をこめて利用者さんと向き合いたいと思います。

  2012.09.22

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• 卒業そして・・・　その2

  前回の続きをちょっとだけ。今の職場はホントに職員の出入りが激しくて、大体半年から1年で入れ替わってしまうんです。そして退職の時は必ず、社長と事務長と怒鳴りあいになり、お互いがすごいけなし合いで嫌な空気で終わっていました。それを10数人見送ってきました。なので、私も退職を言い出すにはかなり覚悟が要りました。何を言われても、私のわがままだからひたすら謝ろうと決めて。社長に「お話したいことがあるので明日、お時間をいただけませんか？」と電話をすると「なーに？何か大事な事？」と実に明るく言われてしまい(女性社長なのですが)退職したい旨を告げました。どうしてなのか、正直に一通り話しました。「kunさんが勉強したいという気持ちを止めることは出来ないし、本当に感謝しているから頑張って」と言って下さいました。翌日、社長と事務長に仕事終わりに会いました。一応白カッターシャツと紺のスカートに着替えて・・・二人ともずっと笑顔で「今まで本当にありがとう。もっともっといい看護師さんになって、世の中のためになって」と言って下さいました。そして色々と思い出話をして、社長から「kunさんは入社の面接の日から今日まで3年半、全然変わらないわね。最初もきちんとスーツを着てた。そして今もちゃんとした格好できてくれた。あなたがいてくれて安心でした」と言われて、号泣してしまいました。思わず「本当は辞めたくないです。でも今、動かなかったら、きっとこの先も何となくで行ってしまう気がして・・・」と言うと、社長と事務長から「これから巣立って行くおめでたいことなんだから、涙はアカンよ」と言われました。「ここは小さな施設で、大きな所では働けなかったり、うまく生きていけない人が働きに来ることが多いの。でも、うちをステップに広い世界に羽ばたいてくれるのは嬉しい。世の中には、こういう所も必要なんじゃないかと思う」という言葉に、じーんときました。私は結局、PDのことも鬱のことも隠して就職して、退職します。でももしかしたら気づいてたのかな？何かやっていけない面のある人間だって・・・もしかすると実は、みんなが悪く言っている社長や事務長は、そんな悪い人じゃないのかな・・・って。少なくとも私は最初から今まで嫌いじゃなかったです。自分なりに誠意を尽くしてやってきた3年半。ちゃんと分かってもらえて本当に嬉しかったです。嫌な思い出は何もないと言えるから。 あとは1か月で、これから先、利用者さんが困らないように、きちんと引き継いでいくこと。次の看護師さんにもケアが伝わるように記録を残すこと。置き土産を置いていけるように頑張ります。卒業します。そしてまた勉強です。<追記>何かず～っと熱くなったり、感傷に浸ったりとしすきました(苦笑)ひとまずは、ここで一区切り。また楽しいことみつけていきます♪

  2012.08.27

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• 卒業そして・・・　その1

  転職、決まりました。何だかとても不思議なタイミングですべてが流れるように動いていきました。不意にかかってきた人材バンクの方と何気なく話をして、何となく気になって、見学と面接を受けて、そこの看護師長さんが私と同じ出身看護学校で、元々NICU希望されていて、グループ長のドクターが看護学校の元の医大出で・・・面接では思い出話を話した雑談でした（笑）とても不思議な縁を感じました。医院からグループホームまで、地域の高齢者とご家族の要望に合わせて、どんどんと施設や訪問ステーションを拡大しておられるみたいです。地域で高齢者の方が自分らしい暮らしを送りながら、介護しているご家族の負担を減らして、最期まで看取りたいという理念でした。研修を重視されていて、希望すればパートでも受けてくれたらいいとの事。「もっと看護と介護の勉強がしたい！」と思っていた私にとって、理想的な施設でした。素直に「ここで働いてみたい！」と思いました。間に斡旋会社が入るので、内定をいただくまで数日間あり、ドキドキしましたが、内定をいただきました。ただ希望が扶養枠だったので、提示された条件が『一日6時間。週2日』少し迷いました。今、一日4時間だからやれているのかもしれない・・・でも週に2日間だけなら、淋しくなるんじゃないか・・・色々と試算してもらって、自分で健康保険と年金を支払っても損が出ないのが『一日6時間。週4日』となりました。今の1.5倍の時間。でも収入も1.5倍子供達も大きくなってきて、学費をどうしようと思っていた時期でもあったので、思い切って6時間勤務で働くことにしました。シフト制みたいなので、母の手術や通院、子供の行事に合わせて休み希望が出せるようなのも魅力的でした。私に勤まるのか・・・すごく不安です。でも今、動かなければ、45歳50歳になっからではもう動けない気がしました。そして今、42歳の私。看護師になって21年。人生のちょうど半分。残りの人生を『看護師』として生きたいと強く思うようになりました。もちろん家族が一番大事。でも、たった一度の人生、後悔せずに精一杯生きたいと思いました。『誰かの笑顔が見たい』『苦しむ人の小さな力になりたい』そう思った小学生の私の夢は、今も失せてはいませんでした。パニック障害と鬱で暗闇の中でもがいていた日々。私は自分の存在が申し訳なくて、自分を消したいとそればかり考えていました。看護師という仕事が出来なくなり、それは想像以上に絶望感を与えました。「もっと他にやりたいことを見つけないと治らない」とお医者さんに言われ続けて、そうなんだと思いながら諦めきれなかった。長い長いどん底の日々を越えて、今の職場でまた看護師として働くことが出来ました。10人定員の小さな小さな民家を改造した施設。設備もスタッフも大きな施設に比べると何もかもがありませんでした。重度認知症の方とちやんと向き合うのは初めてで、怒鳴られたり、殴られたり、排泄物にまみれたり・・・壮絶な出来事も山のようにありました。でもこちらが誠意を尽くせば、どんなひどい認知症の方でも、必ず穏やかに微笑んで下さる瞬間がありました。それは作り笑顔でもなく、お世辞でもなく、純粋な心からの笑顔でした。怒鳴って暴れていた方が日々段々と穏やかになって、笑顔を見せて下さって、「ありがとう」と言って下さった。それは私に生きる力を与えて下さいました。来てもらっている間だけでも、痛いことがなくなるように、苦しいことが減るように、淋しい気持ちがなくなるように、楽しい気持ちになってもらえるように、生きていてよかったと思ってもらえるように・・・ただそれだけの想いでがむしゃらにやってきました。でも、そう想えば想う程、自分の技量のなさを痛感しました。周囲のスタッフに通じない想い、伝えきれない知識や技術、それは私の未熟さゆえだと思うようになりました。妥協して、パートだからと割り切って今の仕事を続ける方がきっと楽だと思います。でも、次男のオープンキャンパスで模擬授業を聞いて、「もっと何かが出来るかもしれない」と思ってしまいました。今の職場の利用者さんにも、スタッフにも迷惑をかけることが分かるので、本当に迷ったし、悩みました。でも、私がもう少しマシな看護師になって、誰かのために生きられたら、それが大きな意味での世の中のためになるのかな・・・と思いました。私にそう思わせてくれたのは、今の職場の利用者の方々です。どんな認知症がひどい方であれ、寝たきりの方であれ、私という弱い、ダメダメな人間を元気づけ、新しく生きる希望を与えて下さるんです。人は生きているだけで十分意味があり、尊いのです。そんな方々とお別れするは本当につらいです。今も号泣しながら書いています。でも卒業して、次の世界で学ばなくては。生きながら死んでいた私を救って下さった方々への恩返しは私がどうやって生きていくかでしか返せないから。<続く>

  2012.08.25

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• キツい自分

  このもやもや感・・・どうにかしたいのですが、なかなか立て直しが出来ません。最近、有難いことに勤務先の施設を利用して下さる方が増えてきて、定員いっぱいの日が出てきました。といっても、うちは重度の方対象なので、定員はそんなに多くないのですが、職員不足で、全然満足のいくケアが出来ていません。二人男性介護士さんがいるのですが、二人とも全然周りが見えない人で、同時に色々なことを考えて動いたり、先を読んで動くということが出来ないようです。その上、声が小さかったり、何を言っているのか、何をしたいのかが分からず、利用者さんにも伝わらない。『男性は同時に色んなことをしたり、見たりするのが苦手なんじゃない？』ということを聞いたりもしますが、『運転って男性がまわりを見られるから女性よりうまい』とも言うんじゃなかったっけ・・・そしてその結果、利用者さんが不穏になったり、怒りだしたり・・・猫の手も借りたい時に、気の利くことを期待するのが無理だとしても、せめて怒らせないで欲しい。そして小さい声と暗い会話で利用者さんを落ちこませないで欲しい。悲しませないで欲しい。「お風呂用意出来ましたので、どうぞ」と声をかけて「はいよー」と気持ちよく言ってもらって浴室に送り出して、男性職員に引き継いだ途端「風呂なんか絶対に入らない！わしゃもう死んだ方がいいんや！」と激怒されるのは何故？！男性職員に聞いても「さあ？急に怒り出したし分かりません」ってなんでやねんっ！「あんな言い方されて行く気なくなった！」って、どんな言いかたしたの？？その方は認知症があるとはいえ、ちゃんとコミュニケーションの取れる方です。なのに、どうして相手が『怒った』と思うんだろう？『怒らせてしまった』のは自分なのに。その後、他の方も影響を受けて不穏状態になられてしまい、ひたすら罵倒されつつ、ひたすら謝り、その後にお好きそうな話題とか歌を歌って気分を変えてもらう・・・その役目は私。「怒ってはるんでそばに行くのはちょっと・・・」と遠くで知らん顔してるのが張本人。そりゃ、いくら仕事とはいえ罵倒されると私も凹みます。そして申し訳なくていたたまれなくなります。年金の中から高い介護保険料と利用料を払って、わざわざ来てもらっているのに、お風呂に入って保清して、おしゃべりしたりレクリエーションをして楽しんで帰ってもらう場なのに、それを提供するが私達の仕事なのに、怒らせてしまったり、嫌な気持ちにさせてしまうのは本当に申し訳ないことです。食事介助をしても、移乗しても、レクリエーションをしても万事がその調子。介護の仕事をどう思ってるんだか・・・何度も注意したり、指導してもどうしても理解してもらえない。「はぁ・・・」「でも・・・」疲れました。今の仕事は好き。女性職員も好き。利用者の方も皆さん大好き。でも男性二人と一緒に働く事がすごいストレスです。男性二人とも介護福祉士の資格を持っておられるんですよ。なのに、これって・・・最近の私は4時間の仕事で1時間半のサービス残業して、でも全然満足いく仕事が出来なくて、心身ともに疲弊して・・・でも一番嫌なのは注意したり、キツイことを言ってしまう自分。仕事だから仕方ない。出来ないものは仕方ない。そう思って頑張ろうと思うのに、つい口調がキツくなってしまう自分。それが嫌で嫌で・・・自己嫌悪。転職も何度も考えるけど、なかなか踏ん切りつかずです。でもストレスで心身不調になってしまってる今のままで、いい訳ではないですね。いや、というより自分の考え方を変えるしかないか・・・

  2012.07.04

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• 落ち着いてきました

  久々の発作の日々に悩まされていましたが、予防的に安定剤を定時に飲むようになって、随分と落ち着いてきました。大きな落ち込みにも至らず、助かっています。お蔭でGWに、8年ぶりに高校の友人と会ったり、夫と娘と水族館や美術展に行ったり、お寺参りなど、普段できないことが色々と出来ました。仕事もちょうど、ショートステイの利用者さんがいらして、少しゆとりがあったのも助かりました。最近、たまたまのタイミングでか、新規利用希望の方が続いています。増回希望もあって、定員いっぱいになりつつある日もあります。平均要介護度が4.3という、ほぼ施設並なので、通所としては、かなの厳しい状態なのですが、つい断りきれずにいます。「kunさん、受け入れどうしましょう？」と聞かれると、「これ以上は無理ですよね」とは言えなくて・・・うちは重度認知症対応型なので、よそで断られたり、他の利用者さんと一緒では、みられないと言われて行き場のない方。老々介護でご家族も倒れる寸前で、やっとの思いで、うちを頼って来られてているのに、「無理」なんて言えません。今、一緒に働いている介護士さんも、しっかりした方が多いので「じゃ、頑張って受けましょうか！」と言って下さるので、ついつい受け入れてしまって・・・でも、現実にはかなり厳しくて、5月末で退職される職員もいるので、これ以上は無理かも・・・もっともっと、喜んでもらいたい、笑ってもらいたいと思うのに、結局、時間に追われて、仕事に追われてゆっくりとお話しする間も、なかなか取れなくて、申し訳なくて・・・でも、認知症の方って本当に優しいんですよね。私の手を握って、にこ～っと笑って下さるだけでもう私も笑顔満開、疲れも吹っ飛びます。その分、家に帰ってから1、2時間はへたりこんでますが(苦笑)こんな母と妻を許してくれる家族に感謝。お仕事が出来ることに感謝。病気になんて負けないぞ！

  2012.05.09

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• 知らんがな！

  少々愚痴を・・・今の職場、私が週4日勤務で、一日は派遣看護師さん、一日は看護師不在で、機能訓練指導員の資格を持つ職員勤務の体制です。結構前から、派遣さんや介護士さんが血圧測定をした翌日、水銀がタンクに戻りきっていなくて、水銀漏れがちょくちょくみられていました。先週、直径1.5センチくらい漏れていて、今日行くと、また同じくらいもれていて、とうとう計測できなくなっていました。血圧計に大きく『しまう前に水銀をタンクに戻してからコックをして下さい』と大きく書いていたのですが、直っておらず・・・社長に修理か買い替えをお願いしてみたところ「紙に書くだけでは分からないでしょう？きちんと口頭で説明しなくてはダメでしょう」とお叱りを受け、月曜日は超忙しい日なのに、担当の人に連絡して確認して、修理依頼に連絡して・・・そこへきて、看護師不在の日の傷の処置が悪かったのもどうにかしろと・・・そんなん知らんがな！！(本気の時は関西弁が出てしまう)言いたかった～！(笑)派遣看護師さんの血圧計の扱いは悪いとしても、介護士さんや、機能訓練士の職員に血圧計の扱いとか、処置の仕方が出来てないのは仕方ないでしょう。そこまで責任持てません。はぁ～。

  2012.04.23

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• 介護の問題

  『私はいいことをしているんだろうか？悪いことをしているんだろうか？』そう思うことが多いこの頃。個々のおうちの事情もあって、何が良くて何がいけないなんてことはないんだけれど、「ここに来てよかった」と思ってもらえる自信がないです。最近ご利用開始された女性、週5日通ってこられます。全介助が必要で、あちこちに痛みを訴えられていて、通ってこられるのも、しんどいだろうなぁと思うのです。おうちがお商売をされていて、お世話が出来ないから・・・ということらしいのですが、施設に通われることが、ご利用者さんのためになっているんだろうか？移乗するたびに痛みを訴えられていて、病院ではないので、痛みを取ってあげることも出来ない。排泄、入浴、食事、機能訓練、社会的交流・・・それを思うと、家でお一人でおられるよりは、施設に来てもらってる方がいいのかも？とも思うけれど・・・来月、介護関連の法律が変わって、利用時間を長くしないと介護報酬が減算されることになるようです。『なるよう』というのも、会社の方針を教えてもらっていないので分からなくて。今は主に6-8という6時間から8時間のご利用なのが、7-9にしてもらうか、5-7にして減額してもらうかになるみたいです。体調の良くない方に8時間以上は、かなり負担が大きいでしょうし、職員の体制も全然整ってないのに。今の職場も、スタッフみんな、かなり無理をしているが分かります。ケアマネ業と介護スタッフの掛け持ちは無理がありすぎでしょう。ケアマネさんは本当に大変なお仕事だと思うし、介護スタッフもしんどいことがいっぱいあるし・・・私は半日だし、パートだし他のスタッフの方が断然大変だと思います。 ご利用者のお年寄りは勿論、介護されているご家族の生活も大切なんですよね。そして働いている人の環境も大事だし・・・これから超高齢化社会になっていくので、介護の問題はもっと増えていくでしょう。安心して年をとれるような方法ってあるのかな？ますます分からなくなってしまいます。  <追記>長男が、やっと原付免許を取りました。2回落ちて3度目の正直です。取ったら取ったで、今度は事故を起こさないか心配になるんですが・・・夫が、もう「バイクを買いに行く！」と言っているので困ります。

  2012.03.09

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