今回は、北海道と縁の深いアイヌの伝統工芸品を紹介します。
アイヌ文化発祥の地であり、アイヌの伝統が色濃く残る平取町二風谷地区。
アイヌ語では、「ニプタイ」木の生い茂るところという意味です。その名の通り、
光あふれる春から夏、彩り深める秋、そして白い世界へと、四季折々の表情を
豊かに映す沙流川流域の森で、自然を尊び、自然から学び、自然と共に生きる
二風谷ならではの文化が、現在まで脈々と引き継がれています。
アイヌ ニマ(イタ)
アイヌ語で器の総称が「ニマ(イタ)」と言います。
こちらはネシコ(本当は小さい「シ」)と呼ばれるくるみの木。
北海道平取町を流れる沙流川銘木です。
使う毎少しずつ変化していく色。
経年変化をお楽しみ下さい