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カテゴリ:Junpei
何が4ヶ月かというと 今日で母がいなくなってから4ヶ月がったのだ。
すごく長い時間が過ぎたような気がするのにまだ4ヶ月しかたっていない。 母が病気でそんなに長くは生きられないとわかった夜に、母のいない日々はどんなにつらいのだろうかと恐ろしいイメージに支配されてほとんど眠ることができなかった。 そして母の死を経験して4ヶ月、精神的にはかなり立ち直れた気はするけれど、母がいなくなってしまった現実にはなかなか慣れないでいる。覚悟して1年半をおくってきたのにもかかわらず… だから時々ものすごく悲しくなって涙があふれてきたりするんだけれど、これって私がおかしいのか、それとも親を亡くした人は同じような悲しみを味わっているのかな? 私にとって母って、ものすごく打ち解けた相手で何でも話せるという人ではなかったし、難しい人だったのでちょっと考えて接しないといけない人でもあった。今の私と娘の関係とはぜんぜん違った関係だった。でも私の年齢がそこそこになって、今までよくわからなかった母の苦悩を理解できるようになってきたので、ここ数年は電話でも面と向かってもいろんな話をしてきたなと思う。 特に病気になってからは母との時間を大切にしたかったので、一人で頻繁に帰国したし、たった一人の孫である娘も夏休みを利用して長期帰国させたりした。短い間だったけれど濃厚な関係を持つことができて良かったなと心から思う。 母が生前いろんな倫理的な説教を私にしてくれたので、私は母の言葉を思い出しながら地に足をつけて、しっかり生きていこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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