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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:香港生活
まだオフィスの引越しが残っていて忙しくしているため、
ネットでニュースをチェックするのもできなくってほとんどわからなかったんだけれど、 夕方出かけたときに、アパートの管理人のおじさんがテレビを見ていて、その音声を聞いていると、どうも日本に対するいろんなことを街頭でインタビューしているということがわかった。それにすごいワアワア言う声も聞こえてくるので中国の様子らしい。 家に戻ってローカルテレビを見ると、特集をくんでいたみたい。 その様子はこれでもかって日本を痛めつけているような映像で、日本人としてはかなり辛い場面だった。 今は韓国とも竹島のことでもめているし、どこをとっても日本がアジア大陸のはじっこで仲間はずれになっているような気がしてならない。本当に寂しいよね。 だって私達の世代でさえも戦争についての知識はほとんどなく、自分の興味がわかないかぎり、戦争について深く学ぶことなんて、ほとんどの人がしないんじゃないかな? 教科書の問題にしても、史実は史実として伝えられるけれど、そのときの受け取り方は国によって違っていてもおかしくないと思う。 人の国の教科書にどうしてそんなに熱くなれるのかがさっぱりわからない。 でもいくら中国の気に入る内容の教科書になったとしても、これから学ぼうとしている子供達にとってはどちらでもきっと同じだろう。中国や韓国みたいに他の国を恨みに思うような教育を日本はしていないからだ。そのへんを考えないのが温度差なんだろうな。 教科書にのせたって、近代史は時間が足らずにいいかげんな状態で終ったりするもんね。 さっきニュースで見たけれど、中国政府は今回の暴動が予想以上にひどくなってしまってなかなかコントロールができない状態になっているようだ。それに愛国心がこのような行動を引き起こしているため無理やり取り締まることができないといっていることも気にかかる。 でも日本製品の不買運動と言っているけれど、その多くが自国で生産されていて、それによって経済が潤っていることは知らないのかな?へんだよね。 明日は香港でもデモがあるそうだけれど、きっとそれほど盛り上がらないだろうな。 それに中国みたいに秩序の伴わない行動はきっとしないだろうと思う。 香港人は大陸人と違うって所をピシッと見せて欲しいな。 今日はだんなが娘の風邪がうつったみたいで熱を出している。 私がしっかり看病しないのでご機嫌ななめ、特に熱によわいので大変。 私には帰るところはここしかないのに、機嫌が悪いとすぐに「もういらん、帰ってくれ」と怒鳴る。ほんまに日本へ帰ったろかなと時々思うけど、そのときはとても寂しい気持ちになってしまう。もちろん私がいたらなかったんだけどね。 今はもう機嫌もなおって普通に話しているけど、あの言葉を聞くたびに消えたくなってしまう。気の短いところだけどうしようもない。 明日は熱も下がって元気になっていますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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