|
テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:香港生活
フラットの契約に行った時、すべての備品が壊れていないかを一つ一つチェックしていて、私とスタッフはトイレをながすためのボタンが壊れているのを見つけた。
長い間使っていなかったため、ボタンが緑青みたいなもので固まって、下に下がったまま上がってこない状態だった。 不動産屋のおねえさんに伝えると、彼女自らチェックしようと思い、ふたを持ち上げたとたん床に落として壊してしまった。結局彼女がこのカバーを弁償することになったのだけれど、契約の日からすでに20日が過ぎてしまった今日、彼女がカバーを持ってやってきた。 水を流す為のボタンが壊れていたし、他にも心配な点があったので、彼女に電話をかけて、必ず水電工のワーカーをよこすように言ったのにも関わらず、彼女一人であらわれた。そしてカバーを取り出しトイレにつけてみると、思った通りボタンはついておらずポカンと穴が空いているのみ。 「あ~やられた!」やっぱり思ったとおり、彼女はそこまで理解していなかったみたいだ。バラバラに割れてしまった最初のカバーにそのボタンはついていたけれど、長年使用したため取り外せるような状況ではなかったし、なにしろ固まっていたので、他の割れた破片とともに捨ててしまったのだ。 でも捨てる時にふと、「ひょっとしたら彼女はカバーのみ注文して、あの壊れたパーツは注文していないんじゃないか?でも大丈夫だよね。壊れてたことは一緒に見てたし…」と考えていたのだ。 でも彼女は私の予想通りカバーのみを注文していたみたいで、このパーツはこれから探してくれるみたい。でもこの分の修理は彼女が払う必要はないものね。 問題はこれだけではなく、トイレのタンクに水をためるためのポンプも充分でなく、水の溜まるのがものすごく遅い。これも含めて水電工のおじさんが来てくれていたら一度にすんだのにな。 香港人って、仕事をしていて出会う人でも、こんな感じでちょっとした機転が利かなかったり、こっちはわかっているはずと思っても、だんなが「香港人は絶対理解してへんからもう一回確認したほうがええぞ!」とうるさく言うので、E-mailを再送したあと電話してみるとだんなの予想通り、細部まで理解していないということが多々ある。 おおまかなことはわかって、「我明白~無問題ら~(~o~)」などと言うのだけれど、ちょっと深く考えるってことをしないので、ふたを開けてみると何も理解していなかったということはよくある。 こっちはE-mailに画像つきでアドバイスをしているし、それでも不安なので絵に書いてファックスで指示しているのにも関わらず、その内容がまったく工場に伝えられておらず検品に行って見て初めて問題発覚でどひゃ~ということもある。 もちろん「わかったよね。わかったよね。間違いないよね。修正してくれたよね?」とメールと電話で何度も確認も入れているのに、その時は「もうまんたいら~」なのだ。 香港生活は長いけど、こういう問題は仕事でもどこでも定期的に起きる。 これはやっぱり楽観的な性格と、おっちょこちょいの性格と、理解力が乏しいところがあわさっておきる複合問題なのかな?もちろん香港人のね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[香港生活] カテゴリの最新記事
|