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カテゴリ:香港生活
日本から戻ってきて3週間が過ぎた。
やっと普通の毎日に戻った感じだ。 先週土曜日あたりから風邪気味だった。 のどが痛くてからだがだるくてしんどかったけれど、 水泳の仕事があるから火曜日までには治さなければと、必死できばっていたらなんとか良くなった。 ゆうべはおなかも壊していたし、咳が出るのでヴィックスヴェポラップまで胸にぬって寝たのに、今日はわりとすっきりで元気に仕事に行ってきた。 自己治癒力がみなぎっているのかな? 子供達と一緒にばちゃばちゃ泳いできた。 子供達っておもしろい。しっかり私の話を聞いて、ちょっと工夫するだけでぐんぐん上手になる。でもいくら私がこうしなさいと言ってもちっとも聞けない子もいる。話を聞いてそれを頭でよく考えて体の動きに反映していくにはきっとある程度の年齢が必要なんだと思う。先週はわからなくても今週はわかるということもあるから毎回毎回同じ事を言ってあげる。いつか急にぱっとひらめいて体が動き出すからね。 今までペーパーバックをのんびり読むのが私の楽しみだったけれど、ここ最近 日本語の本ばかり読んでいる。あっという間に読んでしまうのでもったいないなと悲しくなってしまうんだけれど、おもしろい本だと次はどうなるの?と思うとやめられなくなってしまう。 それでついつい夜更かししてしまう。 先日娘にプレゼントした山田詠美の「PayDay」もそうだった。 青春物語でもあるし、私達親にとっても読み甲斐のある話だ。 16歳の双子の兄妹 ハーモニーとロビン お父さんはアフリカ系アメリカ人 お母さんはイタリア系 その組み合わせもおもしろい。どうかして頭の中に主人公の顔を浮かべようとするけれどなかなかうまくいかない。まあそれはいいとして、911で彼らのお母さんは亡くなる。 双子の気持ちの動きをそれぞれ1人称で語られる。 私は何度も泣いちゃったよ。911で誰かを無くしたわけではないけれど、911て起きた時からずっとテレビで見ていたし、それ以降も聞きたくなくても聞こえてくるほど生活の中に入り込んでいた事件だった。だからお話の中のことと言えどシンクロしてしまう感じ。家族をなくす悲しみもわかるだけに余計に感情的になってしまう。 きっと何か感じるだろうと思って娘に渡したけれど、どうも読みにくいと言う。 山田詠美が読みにくいなんてありえない。やっぱり日本語読解力に問題があるのかな? それとも私と娘とでは感じ方がまったく違うのかな? もう少し読み進めていくとおもしろくなってくるのかな? ただ、もっと若い時期に読みたいよね。こういう本って 私が高校生の頃 高校生や大学生が主人公の本っておもしろかったよね。 どんな本を読んでいたっけ? 石川好や高橋三千綱なんかをむさぼり読んでいた記憶がある。 「九月の空」は青春小説の代表? 「ストロベリーロード」も憧れたなあ 庄司薫の赤頭巾ちゃんシリーズは読んでみたけれど、あまりよくわからなかった記憶がある。時代的に私の頭では理解できない時代だったみたい。ついこの前のことだったのに。 あ~図書館が欲しいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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