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2005.12.07
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カテゴリ:映画
"As good as it gets"は私が大好きな映画の一つだ。
先日 違う映画のDVDを見ようと思ってテレビをつけたところ、
この映画がいきなりテレビに出てきて、もう何度目かわからないけれどまた見てしまった。
それほど大好きなのだ。

何かいやなことがあったり、寂しいなと思ったり、とても心が寒寒しているときはこの映画を見ることをおすすめする。
心がほんわか温かくなるそんな映画だ。

恋愛小説家として大成功しているMelvin(ジャック・ニコルソン)は、女性に指示されるような言葉を表すことができるくせに、実際は憎まれ口ばかりをたたく嫌われ者で友達もいない。病的な潔癖症なところも人をよりつかせない大きな原因だ。
ある日、Melvinのアパートに住む画家でゲイの青年、Simon(グレッグ・キネア)が暴漢にやられ大怪我をする。彼が病院に入院している間 彼の犬の面倒を見るように言われる。
大の犬嫌いのくせに犬と生活をしているうちに心が溶け始める。

この話とは別に、潔癖症の彼は毎日同じレストランの同じ席で、同じウエイトレスキャロル(ヘレン・ハント)に注文をすることで食事をすることができる。こんな変わり者のMelvinを相手にできるのはキャロルしかいない。
キャロルはシングルマザーで喘息持ちの息子と母親との三人暮らし、ある日息子の喘息が悪化したためお店を休むことになりその間Melvinは食べることができずとうとう彼女の家まで様子を見に行く。

一文無しになって家に戻ってきたサイモン、預かっているうちにかなり犬に情がうつってしまい泣く泣く犬を返すが、なんとサイモンになつかずメルビンのところに戻ってしまう。
そのことで落ち込むサイモンに「実は犬が僕になつくのにはトリックがあったんだよ。」とベーコンが入った袋を取り出しサイモンにあげる。
サイモンがベーコンで犬を釣ろうとするけれど結局メルビンのところに来てしまいサイモンはもっと落ち込む。写真はそのシーン
この犬がすごく役者で映画の中で存在感をアピールしている。

2005-12-07 21:15:42

結局犬のためにも自分のためにもサイモンの世話をすると決心して、キャロルをさそって三人で一泊の旅に出る。この間の三人のやりとりがすばらしい。
特に絵を描けなくなっていたサイモンに魂がもどってくるシーンが大好き!

サイモンとメルビンのことばかり書いたけれど、キャロルを演じているヘレン・ハントの表情豊かなことといったら素晴らしい。
悲しいとき、嬉しい時、愛情を示している時、すごい良い表情をしている。
最初は結構おばさんだなと思ったけれど、最後の方はぜんぜん違って見える。

本当はラブストーリーなんだろうけれど、そうではない形で印象に残る素晴らしい作品
見たこと無い人は是非見てください。













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Last updated  2005.12.07 21:42:39
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