|
テーマ:食べ物あれこれ(50336)
カテゴリ:食べ物
先日 知り合いの香港人がディナーをご馳走してくれて、
その時に久しぶりに蒸し魚を食べた。 「これからの健康を考えるとやっぱり肉より魚やな。」と言ってただんなは、 その蒸し魚に影響されて家でも作ると言い出した。 うちにパートタイムで来ている爺爺が料理を作れるということで、二人して街市に魚を見に行ったらしい。街市まで歩いて2分ほどなのでめちゃ便利(~o~) そこで知ったのは魚って、肉の値段に比べて高いってことだ。 昨日買った魚は50ドルもしたそうだ。 確かに高いよね。それほど大きくもないのに… そして爺爺に言われてねぎとしょうがも買ってきた。 私が水泳から帰ると、魚はすでに蒸し器の中 準備万端だ! ところがだんなの機嫌が悪い。 料理に使う醤油のことで腑に落ちないことがあるらしい。 もう一人のスタッフが蒸魚醤油を使えといったのに、街市にそれが見当たらず、結局爺爺が妥協をして普通の醤油を買ってきた。そのことが頭にひっかかっていてなかなか前には進めない。それで私にぶつぶつ言うのだった。 しまいには、「そんなぐたぐた言うんだったら自分でやれよ!」と怒り出す始末。 蒸し魚を食べたいといったのはだんなだ。 私にあたられても困る。気分が悪くなった私はぶつぶつ言いながらとりあえず蒸し魚用醤油を買いに走った。 そして無事に魚はできあがった。 これがその魚 食事をするころ娘が起き出して来て、魚料理の作り方をスタッフ達に教えてもらっていたときのだんなの混乱振りを教えてくれた。 1.魚を皿にのせて蒸し器で蒸す。 2.皿にたまったスープは捨てる。 3.できれば違う皿にのせ、その上にたっぷりねぎをのせる。 4.煙が出るまで熱した油をその上からジャーッとかける。 5.醤油をかける。 めちゃ簡単なのに、だんなは「スープを捨てる」と言われたところでまず固まり、(つまりダシが出ているはずのスープをなぜ捨てる?と疑問に思っている)そこが処理できていないのに「油をかける」というこれまた日本人的にはまずありえない工程が飛び出し再度固まったらしい。 娘の話では相当戸惑っていたということだ。 めちゃくちゃおもしろかったらしい。 結局 香港人二人から聞くレシピが本当に正しいのか信じられなくなってきてイライラしていたみたい。それに醤油の種類のこともあったし… そこへ私が帰ってきたというわけだ。 イライラの原因がわかったので私の気分悪さもなくなった。 結局、この通りのやり方+少し日本酒をかけて魚を蒸した。私が買い物に行っている間に日本のレシピサイトをチェックして、 油をかけるのがおかしなことではないという裏付けもきっちりとっていたしね。 味はレストランで食べているものとほとんど寸分なくおいしくできあがった。 50ドルとはちょっと高いけれど、こんなに簡単にできるのだから時々は食べたいな。 もっと安くておいしい魚があれば教えてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[食べ物] カテゴリの最新記事
|