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テーマ:香港!!!!(951)
カテゴリ:香港生活
昨日 銅鑼湾へ行くという娘に「おばば本」を買って来てと頼んだ。
ブログを見せて本のタイトルも教えたのに、彼女はぜんぜん見ていなくて、 本屋の人に「おばば本どこですか?」と聞いたらしい。 「めっちゃ恥ずかしかった。」と言ってたけど、そらそうやろ。 おばば本がどんな風に売られていたかも携帯でとった写真を見せてもらった。 わりと目に付くところで、「あいのり」の隣に並んでいた。 読みやすい本なので夜までに読んでしまったよ。 香港の家族間のややこしさ、おもしろさをぜんぜん知らない日本人が読むとめちゃくちゃおもしろいと思う。 当事者の人たちは笑ってはいられないかもしれんけど… アンケート調査をして体験者の声もたくさん集められたし、これから香港人と結婚しようかって考えている人には参考になることも多いだろう。 でも、いかんせん 「恋は盲目」という言葉があるとおり、恋愛中の人には届きにくいだろうな。 香港に来るたびに、トイレシャワーしかないような香港独特なボーイフレンドのおうちに(両親や兄弟が同居してようと)ホームステイしてしまう日本人女性は結構いる。 ウルルンと思えば絶えられるのか? というか、ウルルンしている自分に酔うことができるのかもしれないな。 こんな恋愛期間を経た人にとったら、香港人のマナーの無いところや、衛生観念のあまりにもの相違、コモンセンスが激しく欠落しているところなんかも百も承知のはずである。 けど、結婚したら文句を言うことになるのかな?不思議やなあ。 それから気づいたことは、 たいてい留学も含めて、就職となればもっとだけれど、単身海外に飛び出していく女性というのは、独立心旺盛でしっかりしており、自分の考えやポリシーをしっかりと持っていると思う。 日本にいても早くから一人暮らしを考えていたりと、いつまでも親のすねをかじってのほほーんと生きている人たちとは明らかに違うはず。 そしてそいう人たちが、飛び出した海外で恋愛をして国際結婚に至るケースが多いのではないかな? とすると、もともと独立心がたっぷりあって、海外でも自分の生活基盤がしっかりできている、まあ悪く言えば我が強い人間が、家族のつながりが人一倍強く、母親が子供を牛耳る傾向のある中華社会で生きていくというのはめちゃくちゃストレスフルなことではないかな? だってオババ本に書いてあるとおり、「わしの息子はわしのもの、その息子の嫁もわしのもの」というのが本当であれば、そんなところにすっぽり収まるっていうのは不可能に近いのかもしれない。 いろいろ考えさせられる本ですよ。まったく まあおばばや家族から極端に離れた場所で結婚生活がおくれる場合には特に問題にならないと思う。 こんな狭い香港におるからあかんねん! 話のネタに乗り遅れたくない人は是非買ってください! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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