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カテゴリ:興味深い話
私が57キロまで痩せた時に「もう太らんように注意して暮らしや。」と実家の母に何度も言われた。そして言われるたびに、「もう太らへんって、ははは」と軽く笑っていたことを思い出す。(ダイエットを始めた時は68~70キロぐらい)
あそこまでちゃんと痩せられた私は、少々の体重増加は予想していたけれど、もし太ってもちょっとだけで、その時はまた体重をコントロールするために簡単なダイエットをすればいいんだって自信満々だった。 香港に来てから2年ほどは、娘の送り迎えのために毎日少なくとも2回は結構な距離を歩いたし、家が坂の途中だったためにその坂の上り下りのおかげで大幅なリバウンドはなくかなり健康に暮らせていた。 そして香港ならではの安さで、今まで入らなかったような服を買ってはニコニコしていた。 ところが、2年後サウスホライズンへ引越しをして生活は大きく変った。 娘はスクールバスで学校に通い、私は毎日2回やっていた送り迎えをまったくしなくなって、だんなと娘を送り出した後 朝寝をむさぼったり、買い物も目の前にあるショッピングセンターへ行くだけ。 遠出するときもバスなのでほとんど歩かない日々が始まった。 それプラス、いつもどおり食べるという生活が続き、あれよあれよと言っている間にものすごく太ってしまったのだ。 体重は恐ろしくて量っていなかったな。 「ちょっとぐらいのリバウンドがあってもコントロールできると思ってたんじゃなかったっけ?」 そうなんだけれど、明日から明日からと思っている間にあっという間に時間が過ぎて取り返しのつかないことになるのです。 ただ、ここにはプールがあったので、ある時決意をしてまたプール通いを再開、そして食事制限を厳しくすることで、太った体は少しはましになったりもしていた。 でも57キロになることは絶対になかった。一度もね。 気を抜くと体重は戻ってしまうんだということを実感して非常に恐ろしくなってしまった。かと言って、日本でやっていたほど完璧な食事コントロールはもうできないってことも実感した。 1.頑張れば痩せられる。(一つ決めて続けること) 2.油断するとすぐリバウンド 3.理想の体重になってもそれを維持することは1よりも辛い この3つがダイエットとリバウンドを経験して学んだダイエットの本質かな? しかししかし、その後事情があって働きに出ることになり、 「働けばきっと痩せられるさ」と明るい未来を想像していたのにもかかわらず、実は反対の方へ転げていくのだった。 to be continued お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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