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カテゴリ:香港生活
ちょっと涼しい時期が長すぎた香港も いよいよ香港らしくジメジメした不快指数の高い季節に突入したみたい。
とにかく動くと汗が出る。 ファンデーションが溶けて流れる。 腋に汗をかいて気持ち悪い。 バスが寒い。 バスの窓の外側が結露する。 メガネの人はバスからおりたら視界がぼやける。 とにかく気持ち悪い季節が始まってしまった。 でもこの季節を待ち遠しかったのも事実だな。 今日は前に住んでいた場所へ久しぶりに出かけた。 友人を訪ねるためだ。 ところが乗ったバスがいきなり事故を起こしたため、 せっかく落ち着いたのにまた降りる羽目になった。 みなは後続のバスにパラパラと乗り込んでいく。 でも私は終点まで行く為、同じ番号のバスを待つしかない。 仕方ないのでじっと待った。暑い、汗が流れる。 暇なので事故の処理を見ることにした。 気が付いたら既におまわりさんが数人来ていて、その時の様子を、バスのドライバーから、トラックのドライバーから詳しく聞いてメモを取る。 お互いどこにダメージがあったかを指差して説明していたけれど、 肉眼ではほとんどわからないようなダメージだ。 何のために客をおろしてまでこんなことをしているのかわからない。 そのうちバス会社の事故処理係りのおっさんがやってきた。 すごいがたいでゴリラにそっくりだった。 ちょっと離れたところから、パチパチと写真を撮りはじめた。 なんとデジカメではなく、普通のカメラじゃないか! デジカメをなんで使わないのか? などと不満に思いながらその様子をながめる。 しかし、カメラに傷なんて写っていないだろうに… そのうちバスのドライバーが私を見て、 「あんたまだそこにいんの?ほれあのバスに乗ってさっさと行きな。」と言う。 でもそのバスは途中までしか行かないじゃないか! 「私は終点まで行くつもりなんですよ。」と答えると、 「ああ」と言ってそのまま行ってしまった。 そのうちやっとバスがやってきた。 もちろんお金は払わなくていい。 時計を見ると、家を出てから45分もたっていた。 疲れたなあ。 途中、トラックが山肌に乗り上げていた。 前の車が急ブレーキを踏んだ為ハンドルを切りそこなった風に見えた。 今日は事故日和のようだ。 久しぶりに友人と会って、いろんな話をした。 仕事のことも忘れて今日はのんびりとした時間を過ごさせてもらった。 たまにはこういうのもいいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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