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テーマ:猫のいる生活(138314)
カテゴリ:香港生活
ゆうべ だんなと二人でチムサーチョイに出かけた。
街をぶらつき買い物を済ませ、夜食にベトナム料理をつまんで帰ってきた。 そしたら、ちょうどうちのアパートの入り口の前にタクシーが1台とまっており、 その後ろにはSPCA(動物愛護協会)のバンがとまっていた。 どうして今ごろの時間にSPCAが来ているのかなと思って立ち止まると、 タクシーの後輪の泥除けカバーの裏側に子猫が入り込んでいるということがすぐにわかった。 すごい鳴き声で鳴いており、うちのアパートに住むパキスタン系の奥さんが汚い道路に寝そべって、子猫を救出しようと頑張っていた。 どういう状況でタクシーの下に入ったのかはわからない。 そして誰がその鳴き声をキャッチしたのかもわからない。 でもたぶんタクシーの運転手がSPCAを呼んだのだろう。 SPCAのお兄さんは工具を取り出し泥除けをはずしにかかった。 少しずつ隙間が出来てきて、奥さんが手を入れて猫をつかもうとするけれど、 なかなかうまく行かない。 結局 車を持ち上げて泥除けをすべてはずしてやっとのことで奥さんは子猫を救出した。 SPCAのお兄さんは捕獲用の棒と猫を入れるケージ、そして猫のえさも持ってきたようだ。 救出された猫はテツが初めて我が家にやってきたころよりも小さかったので、たぶん生後一ヶ月と半ぐらいかな?小さいけれど生きていく力があるのが感じられる。おなかがすごく空いていたようで、与えられた猫のえさをがつがつ食べていた。 パキスタン人の奥さんはお兄さんに、猫を引き取ってもらえますかと聞かれていたけれど、 「飼いたいのはやまやまだけど、うちでは無理よ」と答えていた。 まだ3歳ぐらいの子供がいて、彼の世話だけで大変そうだ。 うちはテツの世話で手一杯だし、先日病気も経験して生き物を飼う大変な部分もよくわかったので、 2匹目を飼うことは今のところ考えられない。 テツの性格からして多頭飼いには向いていないように思う。 悪いけれど、救出された猫ちゃんを引き取ることはできない。悲しいけど… だから猫ちゃんに、「良いおうちにもらわれていくんやで」と声をかけて帰ってきた。 かわいい顔してたからきっと引き取り先が見つかるだろう。 こんな野良猫ちゃんが香港にはいっぱいいるんだろうな。 でも野良猫でも食べ物があってちゃんと生きていけるのであれば、 猫にとっては自由があってそれが一番のような気もする。 人間の勝手で自由に生きている猫や犬を捕獲するのも本当はおかしいことなんだろうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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