HIKARIの毛布

海が右手に広がる道を歩いている。


風に飛ばされたのか投げたのか

スカーフのような帽子のようなものが海に飛んで
波間に落ちる。

３人の水着女性が海に飛び込み
実に鮮やかなスピードと泳ぎで

それぞれがターゲットを手に取るのを見る。

おーすごい・・お見事！






歩いている道は行き止まりになっていて
（相変わらず右手に海がある）
壁面２階建て位の高さに交差するように道がある。


何のためらいもなく軽いジャンプで一気に上にあがり、
フェンスを注意深く飛び越す。

道の上にゆっくり降りて立つと、
そこではフェンスを乗り越える女性を手助けしようと
男性が控えているのに初めて気づく。

手伝ってもらえばよかったな・・と思う。


ふと足元の白い台に
葉の茂った枝が刈り取ってあるのが
まとめて置いてある。

これはあることにとてもよく効く、大事な木の枝だと思い、
真剣な顔で左手にとって見ていると
先の男性がやってきて

・・・によく効く。ここにみんなの分があるんだよ。という。



（残念なことに、どんな効能があるのか忘れてしまった。
身体というより、心に効くらしい）

桜のような、モロヘイヤ（にしては長い木の枝）のような葉の形。



その枝の葉先が向いていた方に、自然に向かって歩く。

（はじめの道からすると、右に折れたことになる。
海側へ向かったことになる。海上を渡る道、橋？）



さっきの女性のうちひとりが
濡れた水着のままやってくる。

声をかけて
さっきの泳ぎを見たと立ち話をする。
この季節はまだ海は寒いんですよとか、たわいのない話。


色白で化粧気のない、まだ濡れた素顔に
さまざまに彩色された水着が似合っていて、

思わず
「あなた、綺麗よ。とっても綺麗」というと
彼女の顔がほころぶ。



＊


夏至の朝にいただいた夢。


会話する自分が今までに比べて
はるかに人間らしくて
印象に残りました。


道が変わりました。
現実も変わるんでしょうね。
あ、変わっていっているような気がします。


新しい道で目にした木の枝は・・
みんなの分もある、と言われたその木の効能は・・

そのあたり探求する部分ですね＾＾





でもね、最後、水着の女性に
「綺麗ね」と言ってあげられたのが

とにかく良かったと

目覚めて
嬉しく感じました。