朝まで生テレビ!!の空虚さ
朝まで生テレビ!!を録画しておいたのを見ましたわ。webから問題提起の部分を引用します。-------------「一億総中流」といわれた時代はいつのことやら、いまや国民は、一部の「勝ち組」と多くの「負け組」に引き裂かれてしまいました。 小泉改革は、企業に対する税制優遇や雇用制度の規制緩和等で、確かにどん底だった景気を回復に導いたかもしれません。しかし、その副作用としてパート、アルバイトなど多くの不安定な被雇用者を生み、その様な人々を社会的底辺へと追いやりました。挙句の果てに小泉総理は、「格差はあって当然」とまで言い切ったわけです。「格差」が問題視されはじめてすでに2,3年が経っています。 しかし、問題は解決の方向へ向かうのではなく、むしろ、さらなる格差拡大の方向へと向かいつつあるといった方が良いかもしれません。 その様な状況で、小泉政権を引き継ぐ形で誕生した安倍政権では、ニート・フリーター対策である「再チャレンジ支援」が、政策の大きな柱の一つでしたが、いまだその具体的な形が見えてきません。(中略)果して、日本はどんな社会を目指すべきなのでしょうか。今月の「朝まで生テレビ!」で徹底討論します。---------引用終了---------私の感想は、○同一労働同一賃金は、実現不可能である。○労働組合によって、問題は解決なぞしない。労組は正社員の既得権を擁護する組織であり、非正規労働者のための労組は存在しない。○正社員でサービス残業をしていない人はほとんどいない。もし、オランダのようにパートタイマーにも正社員と同じ賃金を保障せよ、という法律ができたら、社員がどんどん辞めてパートになる事を選んだ、という松原教授の話は本当だろう。具体的な現場の話としてシャープ亀山の話題が出た。が、パネリストは実態を知らんな・・と思った。