将棋ソフトの話
私の将棋はヘボくてネット対戦しようにも弱すぎて相手を捜すのが難しい状態です。というか対人間で指す自信がないんですな。そこで気軽なのが対局ソフト、今私が使っているのは「東大将棋4」で廉価版1980円で購入したものです。弱い人のための「ハム将棋」もありますが・・さすがに入門者用のでは遊べない私です。かのボナンザは駒落ち対局ができませんでしたので、私なんぞはヒネられるばっかで即アンインストールしちゃいました。「東大将棋4」で二枚落ちなどの手合いで遊んでいますが・・局後に棋譜解析というコマンドがあります。この機能がもの足らないのです。終盤、即詰みのある局面を指摘してくれるのですが、形勢が一方的になってからの局面で「こうすれば早く終わっていた」と指摘されても、面白くもないっすね。中盤から終盤に入るあたりで上手のPCに粘られてしまう。そういう局面での「こう指せば下手安全勝ち」とかいう説明があれば、有り難いんですね。これって囲碁の指導対局にも言える話で、上手がボコるだけではダメで、こう打てばよかった、とかフォローがないと下手は勉強にならないです。下手が勉強になるソフトが詰め将棋・詰碁ソフトだけってのも寂しい気がします。今、評判が良いのは「将棋ワールドチャンピオン 激指7」、ただ¥ 9,482 (税込)はちょっと値段が厳しいですね。私は二枚・四枚の下手で指して、棋譜解析で勉強しようというつもりなのでして、平手最強のソフトを求めている訳ではありません。というか、このようなソフトで平手を負かそうという人は県代表級でしょうから、マーケットのニーズは低いと思います。プロ棋士の代わりに指導してくれるソフトを一般的なユーザーは求めている、と思います。囲碁の対局ソフトで強いのがない現状を喜ぶべきか、悲しむべきかは難しいですね。ただ5級位の方が普通に楽しめるソフトはボチボチ出てこないといかんとは思います。