ブラックホール布石・黒番
第1図(実戦 1~23手)ブラックホール布石はやる方も相手も難しい・・未知の世界に入ってしまうからだ。23手の時点では黒が打ちやすいと思う。第2図(参考図1)白20ではこう打った方がよかっただろう。第3図(実戦 23~35手)黒3は4に割り込むべきだった。白8は疑問手。白12は13付近に打ったほうがいい。黒好調の展開になった。第4図(実戦 35~46手)先手で3~7と展開して気分はいいのだが・・地になりにくいので・・形勢がいいんだか・・よくわかんない。第5図(実戦 46~59手)ブラックホール布石は厚みを作り、先手でどんどん寄り付いて地合を挽回するという戦いになる。第6図(実戦 59~68手)黒9では10付近に守っておくべきだったかも・・第7図(参考図2)この局面では中央を囲うのが有力だった。苑田先生の「目のない石で囲った地は大きい」という場面だ。第8図(参考図3)中央の厚みを最大限活かそうとすると、白の根拠を奪って攻めるが最強だ。どれが正解か、私にはわからない。第9図(実戦68~91手)盤面15目くらい黒が優勢です。