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カテゴリ:ねこ
昨日、裏のおばあちゃんから、家のしまじろう(仮)のお母さんが
死んでしまったと聞きました。 お母さんは野良猫で、家の脇で5匹の子供を産みました。 その内の一匹は、猫親子引越しの際に生後一週間で置いていかれ 私が猫ミルクで育てました。 今は実家で暮らしています。 その他の、しまじろう以外の仔猫たちは、一ヵ月後に発見。 カビが生えたりしつつも、何とか治療して、もらわれていきました。 しまじろうは、もっと数奇な運命により 家の家族になりました。 お母さん猫は、裏のおばあちゃんの好意で ペット墓地に眠っています。 いつもお腹を空かせて、餌をねだって鳴いていました。 でも、決して身体を触らせなかった。 おばあちゃんが触ったのは、最初で最後、死んでから。 ペット葬儀屋の人に言われたそうです。 野良猫を埋葬してあげるような優しい人だから 天国から見ててくれますよ、って。 私もそう思います。 天国から、おばあちゃんとしまじろうを守って欲しい。 もう、お腹を空かせて辛い思いをしなくても良くなったね・・・。 昔、獣医さんから聞いた言葉。 「猫の運命は天国と地獄。人に飼われて幸せに天寿をまっとうするか、 飢えて病気にかかり、大人にすらなれないで死んでいくか。」 せめて、自分がかかわった猫は 幸せにしてやりたいと心から思います。。。 死んだ話を聞いた後で、たまたま映画のコンスタンティンを見ました。 あまり評判は良く無かったみたいだけど、 その時の私は、死や天国の存在について考えながら見てました。 神様はいるけど、自分たちが考えているような、 優しくて万能な存在ではないのだろうな。 でなければ、罪も無い人が殺されたり、病気で苦しんだり するはずがないもの。 救いがあるとすれば、人の善意だけかもしれない。 私の中で、とても印象深い映画になりました。 凄く引き込まれましたけど、人によるみたいですね。 CGよりも、精神的な映画だったように思います。 地獄・・・あの場に立たされたら、「地獄」だとしか 思えないだろうと思いました。 大切な人は誰も行ってほしくないようなところ。 全くの無神論者のくせに、今夜は感傷にひたってしまった。。。 おやすみなさい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月06日 02時13分49秒
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