ドアを開けて上げて。。
ずっと、ケチがついている,僕の4~5年の日々。始まりは家の階段から落ちて粉砕骨折~十二指腸潰瘍と胃潰瘍~圧迫骨折~長いリハビリ~肺炎と続いた、怪我、怪我、病気の日日。恵比須のライブハウスで、落ち込んでも直ぐに立ち直れる精神状態をつかんだのに、それらの怪我とそんな僕が怪我からきた病気で、打たれ弱くなったな。しっかり食べて、元気を出さなきゃいけないね。雨が降り出して、車が無いのに困った夜。先週も行った、家から歩いて五分の洋食屋”喜平”で、今夜も夕食を食べたお一人様。最初の頃は馬が合わなかったシェフとも、今では笑顔で話をする仲に変わった。僕が喜平に入ると直ぐに、雨が降る初めた。初めて見るバイトの女の子も好い子で、「シェフが車で今夜は来ているので、乗せて行って貰ったらどうですか?」、「大丈夫ですよ、此所から歩いて三分ですから、、、天祖神社って御存知ですか?」、「知りません、、」、「その神社の目の前が家ですから!」、なんて話をしていたらシェフが戻って来て、「小降りですよ、すぐに止みますよ!」。店には、僕達三人しか居なくて、静かな空気が流れていた。ニョッキが入ったシーフードグラタンに、野菜サラダと、この間食べたコーンポタージュ。暑さでへばった僕の胃にも、限りなく優しいメニューだったけど、ちょっとばかし量が多かったので、パンをお持ち帰りにしてもらった。少し段差がある出入り口、必ずシェフがドアを開けてくれるか、バイトの子に「ドアを開けて上げて!」、そんな優しい一コマで終る喜平での食後だ。にほんブログ村”ポチッと応援宜しくお願いします♪”