カテゴリ:健康
ファイトケミカルが粘膜の免疫バリアを強化!ウイルスの侵入を防ぐ
ウイルスは粘膜を通して体内に侵入し、感染を広げます。 つまり粘膜を守ることが、ウイルスを体内へ侵入させないために重要なのです。 野菜スープでとれるファイトケミカルのうち、にんじんやかぼちゃに含まれる β₋カロテンは、体内でビタミンAに変換されることで粘膜の状態を正常に保ち 保護する働きをします。β₋カロテン豊富な野菜スープを日常的にとることで 粘膜のバリアが高まり、ウイルスの侵入を未然に防ぐことができます。 免疫細胞が活性化されウイルスやガンへの攻撃力がアップする β₋カロテンには、ウイルスやガン細胞を攻撃するマクロファージやNK細胞、 キラーT細胞など免疫細胞を増やしたり、活性化させたるりする作用もあります。 免疫細胞が活性化されることで病原体への攻撃力が高まり、病気にかかりにくく なったり、かかっても軽症で済むようになります。また、キャベツに含まれる ビタミンCには、ウイルスの増殖を抑えるインターフェロンの産生と分泌を促す 作用があり、免疫細胞の働きを後押します。 免疫の暴走にブレーキをかけ炎症やアレルギーを抑える 免疫細胞の攻撃力が強くなりすぎると、炎症やアレルギー反応によりかえって 体にダメージが及んでしまいます。野菜スープの玉ねぎに含まれるケルセチン には、炎症反応に関わるサイトカインやアレルギー反応に関わるlgE抗体の産生 を抑える働きがあり、強すぎる免疫反応を制御します。また、野菜スープに 溶け出している水溶性食物繊維にも、免疫の暴走を抑えるリンパ球のひとつ、 制御性T細胞を活性化させる働きがあります。 免疫細胞の7割は腸に!スープをとれば機能性成分が直接届く 全身の免疫細胞の7割は腸に存在しています。腸内には約1000種100兆個以上の 腸内細菌が生息していますが、善玉菌が減り、悪玉菌が増えるなどして腸内細菌の バランスが崩れると、免疫細胞の機能も衰え、免疫力の低下を招いてしまいます。 野菜スープに溶け出す水溶性食物繊維は腸内で善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やす 効果が。腸内細菌のバランスが改善されることにより免疫細胞の活性化につながるのです・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年01月27日 10時34分37秒
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