週末は田舎で野良仕事。

昨日　掘り取りを完了したサトイモ２種について調べてみた。

ちなみに、サトイモのタネは、２種ともＪＡの直売所で食用で今春　売られていたものを　植え付けた。品種不明種と　もう一つは【京イモ】と記されていた。



その結果、右の品種は関東で一般的な【土垂れ】、左の【京イモ】と記されていた品種は【タケノコイモ】らしきことがわかった。

【京イモ】と総称される主な品種には　エビイモ、タケノコイモの２種があり、↓の形状から判断すると【タケノコイモ】のようだ。



土垂れは、よく市場でみかけるコイモ、マゴイモを食用とする品種でネットリ系、タケノコイモは　西南日本でよく栽培される品種で親イモを食用とのことで　確かにこんな形状のサトイモは　これまで　見たことがない。

さっそく、タケノコイモの食感を試すべく、醤油と三温糖、食塩で　甘辛煮を作ってみた。



いったん下茹でして、ぬめりを洗い、再度加熱して、煮含める。
宮崎県小林市のＪＡによれば、
【「京いも」の肉質は粉質で身がしまっており、煮くずれしないのが特徴です。】とある。
たしかに土垂れと異なり、ジャガイモに例えれば、土垂れ＝男爵、キタアカリ　タケノコイモ＝メイクイン、シンシアという感じ。



出来上がり。３０分以上煮含めて　甘辛の煮っ転がし　完成。【煮っ転がし】って　秩父の方言かな？

濃厚な滋味で　さっぱりとした焼酎によく合う（目下、試食中）　♪　クセは全くない。

これは　煮崩れしにくいので　カレーの具材としても良さそうだ。