週末は田舎で野良仕事。

震災そして福島第一原子力発電所の爆発から、1000日が過ぎた今の　福島の現状を、
この目で確かめるべく、2泊3日で行ってきました。

おらの学生時代の友人Ｋ氏が中通の須賀川市に在住しており、そこを足場にして、もうひとりの友人と３人で　昨日、須賀川→
郡山→三春→常葉→都路→大熊→川内へとクルマにて移動。須賀川に戻りもう一泊して、本日、戻りました。

昨日は9：00過ぎに須賀川を出発、国道4号線で郡山まで北上し、そこから福島第一のある大熊町方向に向かいました。

須賀川の友人宅付近は、0.10～0.14μSv/h程度（以下、μSv/hは省略）

4号線を北上して郡山市に入る頃から、線量計（DoseRAE２）の数値は急上昇、やはり0.50を超える地点が多い。右折してR288にて三春へ。さらに常葉へ。





三春（みはる）から常葉（ときわ）にかけては　郡山市内よりぐっと線量は下がり、0.11～0.15程度。
しばらくは、こんな数値です。Ｋ氏はこの辺には全く来たことがないと云っておりました。

ところが、常葉町から都路（みやこじ）村に入る頃から、みるみる放射線量は上昇してきます。
そして至る所に、除染した廃棄物を入れた土嚢が大量に積まれた空き地が、あちこちに見られはじめます。



そして、めっきりクルマの交通はなくなり、人影はおろか、犬猫、鳥の気配すら見られなくなります。文字通り、デス・ゾーン。

クルマを止めて、土嚢に接近。0.90μＳｖ/ｈと記載されている土嚢、袋ごとに数値が違います。



上の画像の土嚢に線量計を近づけて測定、みるみるうちに数値は上昇して、すぐさま　1.00に。これ以上、計測する気にはなりません(>_<)。



さらに、クルマを走らせて　都路村から大熊町の境界。ちょっとした峠の上です。





ここでの地上1メートルでの測定値は0.73を示現。

そして、さらに大熊町方向にクルマを走らすも、ほどなく禁止区域となり、クルマを停止させられます。



Ｕターンして、川内村に向かいました。

今日は　ここまで。