週末は田舎で野良仕事。

１０月は来客やら何やらで慌ただしく　気が付けば既に下旬。

昨日は、地域に存する　古くからの【如意輪観音】が祀られている祠の周辺の草取りはじめ、清掃を地域住民で実施した。
いわゆる【ひっつきむし】＝コセンダングサ　というキク科の黄色い花の開花が終わって、いっぱいタネが出来て　衣服にひっつくのでナイロン製のレインウェアと長靴で防御して作業。

こいつは極めて厄介なひっつきむしで、ノラちゃんもよく、どこからか引っ付けて帰ってくる。
　　　(^^ゞ
公会堂近辺のひっつきむしをあらかた抜去した。

昨日、今日は爽やかな候。２０日に第一次の緑肥用のライ麦を播いたが、腰をかがめての播種となり、けっこう面倒。

ということで、今日の第二次播種では　２０１０年、６年前に購入してほとんど使わず放置状態の、【野菜播種機】が物置に眠っているのを思い出して、↓　これを使うことにした。



みのる産業（株）のＰＹＸ-１、愛称【菜々子】という農具で６年前の機種なので、すでに後継機種が売られている。これは一番シンプルな機種。また複数のメーカーからも似た製品が売られている。

この機械の最大の特徴は、一工程で【作溝】【播種】【覆土】【鎮圧】ができる、ということ。

まず【作溝】


ハンドルをゆっくり押していくことで　この白いツメ（作溝器）で溝を作り、
↓のホッパーに入れたタネが溝の中に繰り出される。



さらに、落下したタネを　↓この部分で覆土する。



そして太い幅の表面がスポンジで覆われている　後輪にて、鎮圧する。↓


あっという間に、１６メートルの長さの圃場に６条の種まき、終了。

一定の広さの圃場に単一品種のタネを播くには、とても便利だ。
これだと腰をかがめずに作業できる。事前にレーキとトンボでフラットにしておけば　スムーズに終了。

レンタル畑の圃場で使用する前に、あらかじめブルーシートの上で播種量の調整。大きなタネから小さなタネまで播種量をダイアルで調節できるが　微妙な調整なので、無駄なタネを出さないために　ここでテストしておいた。



今回はムギで発芽率が良いので、さほど気にしなかったが　播種深度、播種量、覆土深度も　作物に合わせて調整が可能だ。
折りたためば、コンパクトに。↓　片手で持ち運べる。



参考までに、後継機種をこちらにリンクしておこう。なお、後継機種なので上記の機種とは構造、機能は違っているので、念のため。