2007年記 原文のまま
【大人と子供時代その端境期の恋】
大人と子供時代その端境期の恋此処まで書いてきた事を振り返ると
過去モテモテ女の武勇伝ぽくないですか?
見た目だけで、ラブコールを得る体験なんて
若い頃の一時期だけです。
理想は一生ですけれど、そうは問屋が卸してくれない
苦い経験もありました・・
19歳と言う年齢の容姿、見た目はもう完成されている
と言って過言では有りません
雨の降る季節、
池袋駅周辺に居た私は、一斉に咲いている
傘の花で揉みくちゃにされながら自分の花も潰されまいと
必死になって歩いていました。
と、そのとき対抗してきたのか、脇から来たのか分りませんでしたが
どちらとも無く人とぶつかってしまいました!
思わず、前方を見ると体格の良い青年が仁王立ちしていました。
お互いが同時に侘びの言葉を発していたのも自然な出来事
次の青年の言葉は今で言うと想定外でした!
コーヒーでも一緒にいかがですか?
あっけにとされました が、ほんの少しの時間ならと頷きました、
喫茶店に行き椅子に座ると
彼の大きさは椅子が小さかった為より強調されてしまいました。
世の中は丁度インベーダーゲームがブームとなりかけている頃
喫茶店経営の夢を捨てきれずいつかは店をと思っていた私は
特に、名曲喫茶がお気に入りで
色々な所をはしごをするのが楽しみでしたのに
繁華街の名曲喫茶はその美しい調べの空間をあっさりと棄て
鞍替えして仕舞い調度品は前の風情のままテーブルは、
コインを投入するとギャラクシーとか各種電子音が鳴り響く
ゲームセンター化して行ってしまった頃です
私達はそんな喧騒のない店を選びました。
自己紹介の結果
彼は、山口県出身、〇大柔道部部員4年生と知りました
大きい顔に両側に小さな耳がちょこんとついていましたが
尋ねると柔道の技によって畳に擦りつく為文字通り、
耳は蛸ですか?というように丸まっていました。
会話としては特別面白い人ではありませんでしたが
うぶで朴訥な人柄を感じ交際が始まりました。
続く。
以下は私のキッチン日記です。
http://cookpad.com/diary/1572643
フォト 日記もはじめました。
http://photozou.jp/diary/show/689906/93408/finish