|
テーマ:本日のお勧め(385928)
カテゴリ:おすすめグッズ
昨日、テレビで特集されていたので、サッカー日本代表の長谷部誠さんが書いた
「心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣」を読んでみました。 「中村俊輔のように突出したテクニックがあるわけでもなく、 試合を決定づけるフリーキックがあるわけでもない。 これといった長所も華麗な経歴もない僕が、なぜ日本代表に選ばれるのか?」 こう謙虚に自問自答する日本代表キャプテンが自分と向き合う為に書いた本です。 心は「鍛える」ものではなく、「整える」ものであるという信念のもと、 日々の言動、人付き合い、睡眠、食事方法等のノウハウを通じて 「いかに心を整えるか」について述べています。 一見、スポーツ選手にありがちなメンタルコントロール術について述べる 自己啓発本に見えますが、実際は少し違い、 ほとんどが自らの体験談をもとに構成されています。 エッセイに近いかもしれません。 プロサッカー選手でなくても誰にでも起こりうる親近感の湧く事例が多く、 文章も上手でユーモアもあり、読後は清々しい気持ちになりました。 とてもシンプルで芯のぶれないスタンスも共感が持てました。 あと、個人的には最終章に書かれている「AFCアジアカップの裏側」が気に入りました。 サッカー版「中東の笛」として話題になったシリア戦でPKを取られてしまったシーンで、 主審に猛烈に詰め寄る日本選手たちをいったん退け、 キャプテンとして1対1で主審に話をした際の会話内容、 後日談までが詳細に書かれていました。 長谷部さんは読者家なだけあって、知識の吸収に意欲的な姿勢もすごく伝わってくる本で、 サッカーでは「監督ノート」というのを付けているのも面白いですね。 日ごろから監督を観察して、チームマネジメントについて記録しているそうです。 サッカー選手としてまだまだ脂がのってくるであろうこの時期から、 すでに将来のキャリアのマネジメントを開始してるっていうね・・・恐るべし 献身的なプレースタイルやインタビュー時ににじみ出る人柄から、 「謙虚で誠実そうないい選手だなあ」という漠然とした印象でしたが、 この本を読んで心から応援したいと感じました。 サッカーファン以外の方にも是非読んで欲しい良書です。 重版版のあとがきに書かれていましたが、 「売り上げの印税はユニセフを通じて『東日本大震災』支援のために寄付させていただきます。」 とのことでした 【送料無料】心を整える。 長谷部さんに興味がわいた方は、 楽天市場で長谷部選手関連の商品を探す>> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[おすすめグッズ] カテゴリの最新記事
|