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新たなハワイアンシャツが手元に・・・ これはSheheen社が1950年代に発売した物のデッドストックでは無くってレプリカです。 Sheheen社は当時、新素材としてハワイを席巻していたレーヨンに目もくれず、コットンシャーリングにこだわったブランドで、今現在もハワイアンシャツを作り続けている老舗の一つ。 この柄はハワイアンシャツのムックにもよく登場する有名な柄ですな。 秀逸なデザインですから、観光客のスーヴェニアとしての販売数もかなりの物だったのでは?と推測されます。 で、今回入手した「日本ニット中央卸商業組合連合会」(爆)製のレプリカなんですが、見事なほどツメの甘い仕上がりとなっております。 まず襟がロングポイント、袋襟では無い。これは減点です。 ただし、襟表に出ているステッチは目立たなく仕上げており、ロングポイントとまでいかないけれども、私の嫌いなショート襟というほどでもない。あと1.5cmの長さがあればスイートスポットなんだけど。 あとシャツのサイドに4cmほどのスリットが入っています。何故に?不明なディテイルですな。このスリットの分、カットすれば柄のバランスももっとよくなる気がします。オリジナルの物は裾部分の地面の柄は気持ち程度しかプリントされていません。 サイズ表記はM、しかしレングス74cmとまるでU.Sサイズ並みの大きさ。 しかしこれはレーヨンシャツをラフに着る人の洗い方等を考慮した上でのサイジングとすれば納得もいく。洗濯機、乾燥機にかければ、10~15%くらいの縮みがありますからね。 そして素材。レーヨン100%。これは私的には大歓迎のディテイルなんですが、前述のようにSheheen社製の本物はCotton100%なんですね。ですから純粋にレプリカとしてみた場合には減点対象となります。東洋エンタープライズさんは完璧なレプリカを出してましたな。 縫製は可もなく不可もなく。ダブルステッチにすべきところはそのように仕上げられているし、縫い目が笑っているなどというようなことも無し。 プリントはオーバープリント。ポケットの柄合わせは完璧ではないが許容範囲。 が、よく見ると染料が飛んでいる部分が見られます。黒の染料が赤のベースにこすれたようになっている。しかし赤ベースの為、致命傷には至っていない感じ。 あとこれは私の推測なんですが、テキスタイルは使いまわしなのでは無いでしょうかね? 果たしてそんなことが罷り通っているのかどうか、真偽のほどはさだかではありませんがね。 どこぞのメーカーさんが起こした型を買い取り、別の工場でプリントしたりとか。 と、このように書き連ねるとダメダメハワイアンそのもの、っう印象があると思うんですけど、全体的にみればまずまず許容範囲な感じですな。最前線の一枚ではないが着れないことは無い。 で、万が一着なくともこのアロハに限っては構わないのです。 なんつっても○○オクで¥360で落札した物ですからね(笑) 仕事から帰宅後、何気にチェックした終了寸前の出品物に混じってたんですね。入札もあったけど、おそらく入札者さんも確実に落とせる物と思い込んでいたんでしょうな、その隙を突いて横槍落札。送料込みでワンコイン。ハワイアンの女神、私のKuipoよ、ありがとう。 しかし、このアロハも「私のハワイアン購入の戒め」(昨日の日記参照)の十か条に見事なほど違反してますな・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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