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ハワイアンシャツです。 このハワイアンメーカーは名前の通りシルクで製品を作っており、軽くて発色もよく柄も美味しいところをチョイスして毎年復刻版をリリースしてくれるという至れり尽くせりのブランド・・・ ・・・なんですが、実はいいこと尽くめでは無くって、気をつけて買わないと「サイズが表記と違った」「柄の合わせが酷すぎる」「色が飛んでいる」等のマイナスポイントも多々見受けられると言ったような残念なツメの甘さも併せ持つという、なんとも採点しづらいブランドなんですな。 アバウトな感覚で羽織るのがハワイアンの醍醐味というのは十分承知の上ですし、オーバーオール柄などは多少柄合わせが甘くとも全く気にならないんですが、やはりボーダー柄などのシンメトリックが魅力の作品を購入する際には、左右の柄のバランスというのは重要なファクターですからね。 やはり私も日本人、「親しき中にも礼儀あり、アロハの柄にもルールあり」、フロントのボーダーが横にずれていたり、袖の柄が天地逆転していたりするのはちょっと許せない。着る者に対しての礼節を欠いている(笑) そのようなアロハに出会わないようにする為にも、柄のチェックは入念にするに越したことはないです。まあ、これはAvantiのアロハだけではなく、他のメーカーの物にも言えることなんですがね。 なんでも、柄合わせをする為には生地を余計に用意しなければならないそうで、メーカーとしてはコストを考えればやりたくない部分なんだそうです。 が、私なんかは上代が多少上がってもいいから、その辺はきっちりやって欲しい。 あとは、実際に50sのオリジナルアロハなんかでも柄あわせはしていない物が多い為、完全復刻という意味で、あえてポケットや袖の柄をあわせない場合もあるようです。 それも分かるけど、やはり今この時代にあえてリプロダクションで出すのだから、オリジナルを超えた完成度を目指して欲しい。 きっと当時のメーカーで働いていたデザイナー達も「ああ、ここの柄が完璧に合ってこそ私の作品は完成に至るのに・・・」などと、悔しがっていたに違いない。 ハワイアンをオンラインなんかで買う時には特に慎重に選んでください。何度もメールのやり取りをして、気になる部分は全部聞き出す。 可能ならば、前後の写真を添付したメールを送ってもらう。 ここでオンラインに力を入れている店と、片手間にやってる店との差が如実に出てきます。 面倒くさがって写真を送るのを拒否するような店はダメ。 そういったオンラインショップはH.Pの更新もしていないことが多く、尚且つ過去の売れ残りモデルを大量に抱えてるといった傾向が見られます。 (実はその売れ残りの中に気になる物があったりしてヤキモキします 笑) この写真のアロハはFirst Handさんというハワイアン専門店で購入したんですが、細かい私の質問にも丁寧に答えてくれた上、写真もサクッと送ってくれました。 ですから非常に柄のバランスも良い一点を購入することが出来、満足しています。 皆さんも輸入アロハはttp://www.firsthand.co.jp/で買いましょう。国内最安値だと思います。 ではこのシャツのディテイルを。 メーカーはAvanti Silk 素材はシルク100% 軽く発色も良い。レーヨンのアロハに比べると、若干頼りない感じがします。(ペラペラっう感じ) ボタンはココナッツかな? Avantiの刻印入り。 袋襟、ロングポイント。 プリントは抜染、モチーフはパンの木。 1940年代の復刻。 サイズはXS でもMくらい。 色は青なのだけれど、紫紺といったほうが合いそうな深みがある色。 こういうボーダーにトキメキます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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