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写真アップ済みの一枚ですが(アロハは「一着」といわず「一枚」と数えたい)、せっかくだからディテイルも紹介しておきます。 メーカーはSun surf。 これもBANANA LEAFと同じく、2005年の作品。 2005年はいい柄が沢山リリースされていて購買意欲をそそられる物も多いんですが、昨年、今年と年を追うごとにリリースされる柄がつまらない物ばかりになってきている感がありますね。 今年のカタログには一点も欲しい柄が見当りませんでした。 まあ、考えて見ればここのメーカーさんも20年来復刻アロハをリリースしている訳ですから、本当に美味しいネタは初期に制作、発表しちゃってる訳ですし、毎年なにかこうか新柄を復刻しなきゃファンは納得しないしで大変なんでしょうな。 あと、全ハワイアンメーカーさんにお願いしたいのはロングスリーヴをもっと出して欲しいということ。 ハワイのように常夏の島では需要も少ないように思いますが、四季があり半袖を快適に着れる期間が実質3ヶ月程しかない日本ではロングスリーヴを欲しているファンも多いと思います。 多分、というか確実にアロハのマーケティング第2位は日本だと思いますから、通りすがりの関係者諸氏、「ロングスリーヴアロハ定番計画」、会社に企画書を出してみてください。絶対出世街道まっしぐら。 ロングスリーヴなら3シーズン行けますし、暑けりゃフロントオープンにして腕まくりすればいい。そしてシャツはそのような着崩しをした時が実は一番セクシーであると思う。 閑話休題。 で、続きですが、素材はフィラメントレーヨン。 アロハの素材の中で一番好きな肌触り&ドレープ感。着た瞬間のヒヤッとした感触が心地よいんですな。 この他にも縮緬、フジエット、塩瀬、アセテートタフタ、シルク、コットンなどなど、様々な素材がアロハには使用されたりしますね。 オリジナルは「カリフォルニアブランド」で1950年代の作品が元になっているようです。 本物なら3000$はくだらないと思われる美麗デザイン。(コンディションにもよりますが) アロハに限らず、50sのデザインはやはり最高ですね。今は昔のように「ライフスタイルもどっぷり50s」な訳ではないんですが、心を揺さぶられるデザインは「洋服、家具、車、ETC」、圧倒的に50sの物が多いです。俗に言うアトミックデザインつう奴ですな。 なんか人間の感性の高まりがある頂点に達して爆発したような感じ。 それともう少し遡ってアールデコっぽい物もやはりいいですね。30s~50sがアメリカの黄金期なんでしょうな。 モチーフはデフォルメされたハイビスカスの花と葉が、ボーダー状に描かれている。 ボーダーという言葉は通常横に絵柄が配置された物を指しますが、アロハに限っては縦に絵柄が並んでいる物をボーダーといいますね。 なぜかな?仕立て前の生地の常態のことを指しているんですかね? 襟は袋襟のロングポイント、ボタンはプラスティック。 アロハシャツのボタンをなんでもかんでもバンブー製やココナッツに変える人がいますが、やはりシャツとのマッチングを考えた方がいいと思います。実際、50sのアロハもそのようになっています。 トロピカル度満点のハワイアン、いまだ出番待ちですが、眺めているだけで飽きない。 なかなか夢のある一枚ですな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 13, 2007 10:52:14 PM
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