|
カテゴリ:カテゴリ未分類
王道のアンセリウムです。 オリジナルはKamehamehaで、一時期倒産なんて噂も囁かれていたほど音沙汰が無かったと言う会社なんですが、最近アロハ情報網で調べたところなにやらまた生産を再開したと言う嬉しい話も。 1940年代にこれのオリジナルが出て以来、ハワイアンの代名詞的存在になっていると言う一枚ですな。 そしてそれの完全復刻と言う形で東洋エンターさんが2005年にリリースした物がありますけど、やはり現在の復刻物の中では出来の良さはナンバーワンだと思います。 写真のハワイアンはアメリカのSwitch社製の物。 もう全ハワイアンメーカーが復刻している柄と言っても過言では無いほどの有名なパターンですから、漁っているといろんなモンに出くわします。 どうやらコレはサンプル品のような感じで作ったものらしく、値段も格安。 タグには18$のプライスが付いてました。 サンプル品というのはある程度予算の自由も利きますし、コレを業者さんに見てもらって尚且つ納得してもらわなければいけないわけですから、しっかりと作りこんである感じがします。 柄合わせ一つとってみてもほぼ完璧。サイズは万人向けのMサイズ。 生産国は中国と思いきや、日本でした。 高価なハワイアンは着るのも躊躇ってしまいますけど、こういうのはガシガシ着れてガツガツ洗えるので普段羽織るのに便利。勝負アロハには成り得ないけど良いコンビニアロハっう位置づけ。 ではディテイルを。。。 メーカーはSwitch社。 私はスカジャンとか全く興味が無いので知らなかったのですが、そちらの筋には有名なメーカーらしい。 素材はレーヨン100%ですが、なんだろうか? 表面は一見フィラメント風、でも裏はもっとマットな感じ。 柄は50sでは無く、現行のカメハメハをコピーしたもの。 グリーンのグラデーションは好みなんですが、もう少し赤の発色を考えればもっと鮮烈な印象が残せるのに、惜しい。 柄合わせは、フロント、ポケット、袖、バック共に完璧。 襟は袋襟の超ロングポイント。 襟裏は補強の為のステッチが施されている。 ボタンはココナッツボタン。 惜しいポイントはまだあって、ボタンホールが縦に作られている。 古いハワイアンは横に作られているものが多い。 これは強度もしかりなんですが、柄合わせされているものがずれない様にとの配慮なんでしょうな。 デザインは思いっきり洋柄のカテゴリーなんでしょうが、この柄を身につけていると、なんとなく和の風情も感じるんですね。やはり振袖とか浴衣とかそんなものと交差する何かがあるんでしょうか?線香花火を片手に持ちたくなります。 あとボーダー柄の効果でスマートに見える。紺ベースということもあるし、私のように痩身だと少しシャープな印象が強すぎるかも。 体格の良い現地人が着てこその柄と言う感じがしないでもない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|